2002年11月24日更新

iCalendar - 春分の日と秋分の日 V2.01

概要

iCalendar 対応アプリケーションにインポートして使用するデータです。

日本の「国民の祝日」のうち、移動祝日である「春分の日」「秋分の日」について、「国民の祝日」がはじまった昭和23(1949)年から2099年までの期間をまとめています。

本文には祝日の英語名、趣旨、制定法律を記載してありますので、豆知識にもなるかも?

インストール方法

Microsoft Outlook 2000 または 2002 (以下 Outlook)の場合です。

  1. Windows 上で、Outlook を起動します。
  2. Outlook 上で、Outlook ショートカット バー または フォルダ一覧 が表示されていることを確認します。表示されていない場合は、メニューの [表示]-[Outlook バー] または [フォルダ一覧] で表示します。
  3. 本キットのそれぞれの *.ICS ファイルを、Outlook ショートカット バー または フォルダ一覧 上の [予定表] にドラッグします。(使用するファイルの選択は、後述する「ファイルの構成」を参考にしてください)
  4. 「定期的な予定」ウィンドウが表示され、.ICS ファイルの内容が登録されています。ウィンドウのツールバーの [保存して閉じる] やメニューの [ファイル]-[上書き保存] などで保存します。

以後は、Outlook の予定表で、登録した祝日を参照できます。

この他に、Outlook メニューの [ファイル]-[インポートとエクスポート] で「iCalendar または vCalendar ファイル (.vcs) のインポート」を選択してインポートすることもできます。

V1.0 からのアップデート

ファイル構成を全面的に見直したため、V1.0 からのアップデートはできません。

V1.0 で登録した「春分の日」「秋分の日」をすべて削除して、本バージョンのファイルを新しく登録してください。V1.0 で登録したアイテムは、分類が「祝日」になっています。

動作確認した環境

Microsoft Outlook だけで動作確認しています。他の iCalendar 対応アプリケーションは、今のところ試していません。

ファイルの構成

ファイルは「春分の日」と「秋分の日」で別々になっています。さらに、日の周期性によって、それぞれ8個のファイルに分かれています。

各ファイルがサポートする年の期間を、表に示します。表を参考に、必要な期間をカバーするファイルを選んで、インストールしてください。

例えば、ざっと1995年〜2010年の期間があればよい場合は、次のファイルをインストールします。「春分の日」で m=0〜3、「秋分の日」で n=0〜3 それぞれの値につき最低1つのファイルが必要です。

16個すべてのファイルをインストールすると、現行の「国民の祝日」がはじまった昭和23(1948)年から2099年までのすべての年に対応します。

春分の日(3月)

期間 m=mod(西暦年/4)
開始年 終了年 m=0 1 2 3
昭和24(1949)年 昭和34(1959)年   JPVE1949.ICS JPVE1950.ICS JPVE1951.ICS
昭和35(1960)年 平成3(1991)年 JPVE1960.ICS
平成4(1992)年 2023 JPVE1993.ICS
2024 2055 JPVE2026.ICS
2056 2091 JPVE2059.ICS
2092 2099 JPVE2092.ICS

秋分の日(9月)

期間 n=mod(西暦年/4)
開始年 終了年 n=0 1 2 3
昭和23(1948)年 昭和54(1979)年 JPAE1948.ICS JPAE1949.ICS JPAE1950.ICS JPAE1951.ICS
昭和55(1980)年 2011 JPAE1983.ICS
2012 2043 JPAE2012.ICS
2044 2075 JPAE2045.ICS
2076 2099 JPAE2078.ICS

未対応事項

次のデータは含みません。

更新履歴

2002年11月24日 2.01

Outlook 2000 SP2 (バージョン表示は「2000 SR-1 (9.0.0.4527)」) や Outlook 2002 でインポートできなかったため、修正。問題を知らせてくださった水戸良雄さんありがとうございました。

原因は、ファイル中のプロパティ RRULE の UNTIL= の記述でした。iCalendar の仕様を定めた RFC2445 ではこの日時を UTC (末尾に Z がつきます)で書かないといけなかったのですが、2.0 まで地方時(Z がつきません)で書いていました。Outlook 2000 SR-1 までこのチェックが甘く、インポートできていたようです。(Outlook 2000 SP2 や 2002 は受けつけない代わりに、メニューの [インポートとエクスポート] でインポートしようとするとアプリケーションエラーで落ちてしまうので、これはこれで問題だと思いますが)

2.0 がインポートできている人は、次の場合を除いて、このバージョンに 置き換えていただく必要はありません。そのままお使いください。

2001年3月27日 2.0
昭和24(1949)年〜2099年の全期間に対応。1.0 への追加データでなくなったので、メジャーバージョンアップとしました。
2001年3月10日 1.0
初公開。

連絡先

このデータに関するバグレポートや問い合わせは作者まで。

関連リソース


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2001年3月10日作成