竜脚目

ポーランド 1965オーストラリア 1997アルゼンチン 1961
ブラキオサウルス
Brachiosaurus
(ブラキオサウルス科)
ロエトサウルス
Rhoetosaurus brownei
(ロエトサウルス科)
アマルガサウルス
Amargasaurus
(ディクラエオサウルス科)
ポーランド 1965タンザニア 1994西サハラ解放戦線 1992大韓民国 2010
アパトサウルス
Apatosaurus
(ディプロドクス科)
ディプロドクス
Diplodocus
(ディプロドクス科)
ネメグトサウルス
Nemegtosaurus
(ネメグトサウルス科)
リオハサウルス
Riojasaurus
(メラノロサウルス科)


ブラキオサウルス
Brachiosaurus
(ブラキオサウルス科)
(竜脚目)
カマラサウルス
Camarasaurus
(カマラサウルス科)
(竜脚目)
プラテオサウルス
Plateosaurus
(プラテオサウルス科)
(竜脚目)
タニストロフェウス
Tanystropheus
(タニストロフェウス科)
(竜脚目)


竜脚目に属する草食性のブラキオサウルスは、アメリカのジュラ紀後期の地層から産した大きな恐竜です。余りにも大きかったせいか既存の建物の中でなく、特設テントの中で展示されました。頭の先から尾の端までの体長が22m、四肢で立った時の地面から頭の先までの高さが12mもあります。ところが、大きな体であるにも拘わらず、脳の容積や推定される重さは、驚くほど小さいのです。頭蓋骨の長さが0.8m、脳の重量は高々100グラムであろうと言います。体重は50トン以上と見積もられていますので、体重に対する脳の重さの占める割合は、50万分の1という僅かなものになります。人になると50分の1を占めるのですから、どうしても恐竜は愚鈍な動物であったに違いないと思われてしまいます。しかし、恐竜は相当に高度な体制をもった動物で、決してもろまで愚鈍ばかりではなさそうです。竜脚目の恐竜は、頭よりも後脚のすぐ上の脊髄が大きく、全部が神経組織でないにしても、第二の脳として、体の後半の動きを的確にコントロールしていたものと考えられます。

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