南太平洋にあり日本と似た形をした島からなるニュージ−ランドには、10世紀に先住民のマリオ族が移入しました。1642年のオランダ人タスマン、1769年のイギリス人クックの来訪を経て1840年に英の植民地となりました。以後、英人の入植が本格化するやマオリ族との対立が激化、1870年頃までマオリ戦争が続きました。1907年に英自治領となり、1947年に英連邦内の立憲君主国として独立しました。土地の一部を返還して先住民マオリ族との和解に合意、その後、共和制に移行しています。
1988年にニュージーランドからクジラを描いた切手6種が発行されました。
1991年に、最も原始的な爬虫類で「生きた化石」と呼ばれているムカシトカゲを描いた切手4種が発行されました。
1997年には、キーウィを描いた円型切手3種が発行されました。単色刷で、同じ図案のものが青、緑、赤3色あり、額面はいずれも1$です。
2009年に、巨大動物を描いた切手5種が発行されました。
New Zealand ニュージーランド
1988.11.2 クジラ切手
ザトウクジラ Megaptera noraeangliae (ナガスクジラ科) |
シャチ Orcinus orca (マイルカ科) |
ミナミセミクジラ Eubalaena australis (セミクジラ科) |
シロナガスクジラ Balaenoptera musculus (ナガスクジラ科) |
ミナミトックリクジラ Hyperoodon planifrons (アカボウクジラ科) |
マッコウクジラ Physeter macrocephalus (マッコウクジラ科) |
1991.4.17 野生動物保護基金付きムカシトカゲ切手
ムカシトカゲ(幼体) Sphenodon punctatus (ムカシトカゲ科) |
ムカシトカゲ(巣穴から) Sphenodon punctatus (ムカシトカゲ科) |
ムカシトカゲ(雌) Sphenodon punctatus ♀ (ムカシトカゲ科) |
ムカシトカゲ(雄) Sphenodon punctatus ♂ (ムカシトカゲ科) |
1997.8.6 鳥切手
キーウィ Apteryx australis (キーウィ科) |
2009.3.4 巨大動物切手
ニュージーランドジャイアントモア Dinornis giganteus (モア科) |
ダイオウホウズキイカ Mesonychoteuthis hamiltoni (サメハダホオズキイカ科) |
ミナミセミクジラ Eubalaena australis (セミクジラ科) |
ハルパゴルニスワシ Harpagornis moorei (ワシタカ科) |