カイコガ科(1/2)

トルコ 1989レバノン 1930アフガニスタン 1963トルコ 1989
カイコカイコ、繭、カイコガカイコ、繭、カイコガ
Bombyx mori
(カイコガ科)
ルーマニア 1963ルーマニア 1963リビア 1964北朝鮮 1965レバノン 1965
カイコガ繭、カイコガ繭、カイコガ繭、カイコガ
Bombyx mori
(カイコガ科)
ルーマニア 1963アフガニスタン 1966バングラデシュ 2000中央アフリカ 1970
カイコカイコカイコ、繭カイコ
Bombyx mori
(カイコガ科)


レバノンから1930年に発行された蚕業会議開催記念切手の6種が、記念すべき世界最初の純昆虫切手となりました。カイコガの繭、幼虫、成虫および食草である桑の葉が単色で描かれており、6種はすべて同じ図案で色違いとなっています(額面4pi、4 1/2pi、7 1/2pi、10pi、15pi、20pi)。カイコガが幼虫から成虫に生まれ変わるときの巣は繭と呼ばれ、この繭から絹(シルク)の糸が採れることは周知の通りです。
リビヤから1964年に発行された婦人解放記念切手3種には、シルクをまとった女性をシルエットにして、カイコガと繭が描かれています。この婦人解放記念切手の3種は二色刷りですべて同じ図案ですが色違いとなっています。
日本では消印の代わりに使用できる風景印、小型印に、カイコガの繭、幼虫、成虫および食草である桑の葉を描いたものが、1934年(昭和9年)以降作製され、郵便局に設置されました。

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