カーボベルデの昆虫切手

カーボベルデは、セネガル沖500kmの大西洋上の大小15のベルデ岬諸島からなります。火山性の半円状列島で山岳部が多いです。1975年にポルトガルから独立しました。農業は火山高原や谷間を利用して、バナナ、サトウキビ、コーヒー、オレンジなどを栽培しています。しかし降水量が少ないため干ばつに襲われることが多く、食糧の80%は輸入に依存しています。このため漁業が重要で、マグロ、エビなどの魚介類とその加工品は重要な食糧であり、また輸出品でもあります。このほか大西洋上にある地の利を活かして、航路、航空路、遠洋漁業、通信の中継基地や補給基地としてサービスを提供しています。
このカーボベルデから1988年に昆虫を描いた農業保護記念切手6種と農業開発国際機構を描いた小型シート1種が発行されました。

Republic of Cabo Verde カーボベルデ共和国
1988.5.9 農業保護記念切手
ミバエの一種
Tephriti tephriti
(ミバエ科)
ビワハゴロモの一種
Pyrops paulitani
(ビワハゴロモ科)
チャバネフユエダシャクの幼虫
Erannis golda
(シャクガ科)
コマユバチの一種
Bracon bracon
(コマユバチ科)

イセリヤカイガラムシ
Icerya purchasi
(ワラジカイガラムシ科)
ベダリアテントウ
Rodolia cardinalis
(テントウムシ科)
トノサマバッタ
Locusta migratoria
(バッタ科)
クシヒゲシマメイガの幼虫
Sybrida approximans
(メイガ科)


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