ベルギーの昆虫切手

ベルギーは、地理的条件により、ローマ帝国時代から、フランス、オーストリア、スペイン、オランダなどの周辺諸国の支配を絶えず受けてきた歴史を持ちます。ベルギーが独立宣言をしたのは1830年、翌1831年には立憲君主国となり現在に至っています。
このベルギーから歳末助合い募金切手として、昆虫の顔を大きく描いた切手4種が1971年に発行されました。各種昆虫の顔をアップで見ると、今更ながら実に変わった顔をしているものだと驚きます。
1996年に昆虫切手6種が発行されました。
1997年に第36回国際養蜂家会議の開催を記念してミツバチ切手6種が発行されました。

Belgium ベルギー
1971.12.13 歳末助合い募金切手
大きな触角のヤママユガ
Actias luna ♂
(ヤママユガ科)
七色に輝く複眼を持ったアブ
Tabanus bromius ♀
(アブ科)
黄色い顔のスズメバチ
Polistes gallicus ♂
(スズメバチ科)
突出した眼のハンミョウ
Cicindela campestris
(ハンミョウ科)


1996.4.1 昆虫切手
ショウジョウアカネ
Sympetrum sanguineum
(トンボ科)
ツチマルハナバチ
Bombus terrestris
(コシブトハナバチ科)
ヨーロッパミヤマクワガタ
Lucanus cervus ♂
(クワガタムシ科)
ヨーロッパコフキコガネ
Melolontha melolontha
(コガネムシ科)
ヨーロッパクロコオロギ
Gryllus campestris
(コオロギ科)
ナナホシテントウ
Coccinella septempunctata
(テントウムシ科)


1997.9.1 第36回国際養蜂家会議記念切手
女王バチと働きバチ卵と幼虫と蛹雄バチ
セイヨウミツバチApis mellifera
(ミツバチ科)
働きバチ(受粉)巣を守るハチ働きバチ
セイヨウミツバチApis mellifera
(ミツバチ科)


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