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ドゥードゥ・ポカリ(氷河湖) | 湖で泳ぐカモ |
ついにゴーギョまで来てしまった。昨夜はカゼ薬を飲んで寝たが、ちょうど薬の切れた頃から頭痛がしだしてなかなか熟睡することが出来なかった。朝起きても頭痛はおさまらない。薬を飲もうかとも思ったが、自覚症状がわからなくなるので飲まずに8時にマッチェルモを出発。昨日までとはうってかわってスローペースで。頭痛はするし、肩は痛いし、とてもしんどかった。が、それでもなんとか11時15分頃にゴーギョに到着。すぐに昼食を食べるが、全然食欲がない。でも食べないと良くないのでムリしてでも食べた。(でも半分近く残したけど…)
これからゴーギョ・ピークに登っても、曇っていてエベレストは見えないし、体力的にも無理だ。明日未明に宿を発って、早朝の天気の良いうちにエベレストを見ることにする。それまでは体力温存で、散歩をしたり宿でボーッとしたりする。
日本人の学生二人が宿に入ってきた。彼らは大学の山岳部で、秋に6,000m級の未踏峰(山の名前は忘れてしまいました)にアタックするための準備と調査をかねて、エベレストに来ている。さすが山岳部員で、雪焼けした真っ黒な顔をしている。カラパタールからぐるっと回って、ゴーギョまで来たそうだ。すごい体力。
でも、「来年卒業ですが、就職できるかどうか不安」と、急に現世的な発言もあったりして、ちょっとまわりから浮いたりもしていましたが。
ガイドのオルジンはかれこれ5時間ほど、他のガイドとトランプで賭けをしている。客をほったらかしにして、なんてカイドだ。(別に用事もないけど)