9/5(火)

新彊ウイグル自治区博物館

上海は蒸し暑かったけど、ウルムチはカラッとしている。昨晩のニュースでは11℃−23℃とのことだったが、寝ているときすきま風が入り込んできてけっこう寒かった(ここはホテルだぞ!)。乾燥しているので、起きるとノドが痛かった。一度8時に目が覚めたが、まだ明けたばっかりという感じで再び寝る。10時前に起きて朝食を食べる。(経度的には北京より2〜3時間時差が合ってもいいのだが、広い中国、時刻は1つのみ。アメリカが4つのTime Zoneを持っているのに、中国は1つ。そのため西域では非公式なローカルタイムが使われる場合があり、注意が必要です)

タクシーで博物館へ。タクシー代は約8元だった。博物館は25元。ローラン美女他ミイラが十数体展示してある他、新彊の考古学的出土品などが展示されている。展示方法とか設備などはPoorだけど、ミイラはインパクトある。保存状態がいいため、着衣もそれほど風化していなくて、ブーツなどかなり原型をとどめている。

博物館を出て目の前にあった友好市場に入ってみる。どこの国も市場は楽しい。おばさんに声をかけられて冷やしソバみたいなものを食べる。辛かったけど、けっこういける。香草が入っていてクセがあるけど・・・。 市バスに乗って紅山公園に向かう。バスはとても安くて0.3元!

<友好市場のおばさん>
おそば(なんて言うのかな?) 屋台のおばちゃん姉妹

紅山公園は入場料10元!ただの公園でなんで10元もするんだ!でも山頂(丘の上?)からの眺めはウルムチ市及び天山山脈ボゴダ山脈ボゴダ峰(5,445m)がみえてなかなかのもの。

<紅山公園からみたウルムチ市内>
高層ビルが建ち並ぶ、大都市です。

一度ホテルに戻って休息する。1hほどはうとうとして16時過ぎに外出する。市内をうろうろするが、Mobile phone普及率の高いこと。Mobile関係のお店も数多くあり、みな繁盛している。また、道行く人のファッションも上海とあまり変わらず、中には厚底シューズをはいている女の子もいる。ウルムチは都会なんだなと実感した。

携帯Shopは中国でも大繁盛 種類も豊富

Mobile Phoneのお店でデジカメで写真を撮ってみせてあげたらみな興味を持ってくれたので、ついでにInternet cafeがあるか、あればどこにあるのか聞いてみた。みな英語ができないが、一人だけ少し話せる人がいて、その人に案内までしてもらってInternet cafeに行く。
連れて行ってもらったところは、達銀大廈の4F(城市大酒店の南。中山路沿い)にあるNew Silk-road Net barというところ。利用料は1h8元で、1hも不要だったけど思ったより安いので8元払ってメールを送り、ニュースをCheckした。日本語フォントも入っていて、ニュースは日本語表示で読むことができた。(メールは漢字変換できないので英語(とローマ字)で書いたけど・・・)

<New Silk-road Net bar>城市大酒店の南。中山路沿い達銀大廈4F
インターネットカフェの様子 受付。飲み物・軽食もオーダー出来る

30分程利用して案内してくれた彼にコーヒーでもご馳走してあげようと思い、どこかcafeみたいなところに行こうと言ったら、ファーストフードのお店に入るはめに。そこでインスタントのコーヒーを飲み、雑談する。ホテルに行こうというので、とりあえずロビーまで行きそこでさらに雑談して別れる。どうも彼は日本人とコネクションを作って日本に来たいらしい。でもムリだヨ。

21時。夕食を食べに外出。ウイグル族の人達がビリヤードをしていて、写真を撮ったら送ってくれと頼まれた。ナッツとかドライフルーツを売っていて、ひまつぶしにビリヤードをしていたらしく、買おうとしたらタダでくれた。ちゃんと写真を送ってあげないと・・。 夕食は包子5個と辛くて酸っぱい粉とかいうのを食べる。あとビールで計10元だった。粉は辛くて酸っぱくて残してしまった。

今日一日の出費は宿泊費含まずで80元(約1,050円)だった。


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