過ぎ行く時 〜 実家 〜 竣工1955年頃?の戸建て木造平屋の木質感と経年変化
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1984年、二十歳を過ぎた頃、東京に引っ越してから殆ど帰らなかった実家。
2003年頃、久しぶりに帰ってみたら、記憶に全く無い地下鉄が開通し、地下鉄沿線にある実家になっていたのでした。

しかしその建物は竣工1955年頃?。
当時の断熱性、気密性などの概念がどうであったかは知らないのですが、すっかりマンションの住み心地に慣れてしまったこの身体。
真冬、エアコンを付けた部屋の中は寒い。
お風呂に入れば寒く身体が冷えてしまう浴室。
特に2013年頃から年に1~2回は実家に帰るようになったのですが、その居心地にいつもホテルに宿泊していました。
そして時は流れ、2024年5月、久しぶりに、十何年かぶりに実家に泊まってみました。
賃貸住宅に住んでいた頃は全く意識していなかったのですが、住宅を注文し持ち家に住むようになり、実家の建材に目がいくのでした。
約70年間の経年変化
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竣工1955年頃?に竣工した木造の平屋。
あまり手入れされていないので経年美化とは言い難いですが、
- 玄関
- 玄関ホール
- 廊下
人が行き交う動線がはっきりわかります。
- 和室
まぁ、なんていうことでしょう。
この木のぬくもり、木質感といったら。
言葉になりません。
10代、20代、いえ還暦を迎えた頃までは古臭いとしか思わなかったこの実家。
これも自ら土地を買って家を建ててみたお陰なのかもしれません。
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