No. | 曲名 | コメント | |
1. | Why Aren't You Ready | 間奏などで「All right」と口にしたり、終盤でリフを1オクターブ上を弾いたりと気分は上々のCharなのでした。 Carmine AppiceとTim Bogertも曲に慣れてきて、CharもTim Bogertが割り込むタイミングなどに慣れてきたためか。 | ○ |
(MC) | 「All right.」by Char | ○ | |
2. | Share The Wonder | ○ | |
(MC) | Carmine AppiceがJeff BeckもいたBBAの海賊盤で出回っている未発表曲"Satisfied"と紹介。 | ○ | |
3. | Satisfied | BBAの74年にレコーディングされたが74年1月のロンドン/レインボー・シアターにおけるBBAのライヴでJeff BeckとTim Bogertが殴り合いの喧嘩をしバンドが消滅し未発表に終わった幻のセカンドアルバムに収録予定であった曲。74年1月のロンドン/レインボー・シアターにおけるBBAのライヴでも演奏されていた曲。 | ○ |
(MC) | Carmine AppiceがBBAの曲"Lady"を紹介。 | ○ | |
4. | Lady | BBAのデビューアルバムで唯一の公式スタジオアルバムである73年にリリースされた「Beck,Bogert,& Appice」に収録されている曲。 | ○ |
(MC) | Carmine Appiceが一言二言。 | ○ | |
(improvisation) | ○ | ||
5. | Future Child | ○ | |
(MC) | Carmine AppiceがVanilla Fudge時代の曲"Shotgun"を紹介する。 | ○ | |
6. | Shotgun | Tim BogertのBassと歌を主としたVanilla Fudgeのデビューアルバムで67年にリリースされた「Keep Me Hunging On」に収録されている曲。 | ○ |
(MC) | Carmine Appiceが企画CD「ギターゼウス・ジャパン」からCharが演奏する曲"Angels"と紹介。 | ○ | |
7. | Angels | 99年の企画CD「Guitar Zeus Japan」に収録されているCharも参加した曲。 Tim Bogertの歌で。 | ○ |
(MC) | Carmine Appiceが日本人のCharと紹介する。gaijinn風に「ドウモ、コンバンハ(笑)。ハハハー、スイッチ入れ替えるわ、プチィ!。こんばんは。今日は本当に年末のお忙しい中、このような催し物にはせ参じて頂いてどうもありがとうございました。心から御礼申し上げます。ありがとうございます。」 そして「そもそも3人の馴れ初めはですね、そんな事はどうでもいいか。本当にオレが中学校の時には夢みたいな話なんですけども、ボクがいつも言ってるのですけども、お年玉で最初に買ったLPが、LP(笑)、気持ちいい。いい言葉。アルバムゥー。レコードゥー。そういうわけでそれがVanilla Fudgeだったのですけども、その時から彼らのアレンジであるとか、音楽性にひかれて。だいたいVanilla Fudgeで歌を始めたのですよ。それまではどちらかと言うとギター1本で演っていて、Vanilla Fudgeを聴いて「これ歌いたいなぁ」。」 ここで"Keep Me Hunging On"の最初を歌いだし観客からの「やって」の声に「やってって、ちょっと待ってくれよ。私とはいえ出来ない。年末とはいえ。忘年会がすんでから。そのVanilla Fudge解散した後にですね、ボクが一番ツパっていた頃、聴いていたのがCactusの曲で、そのあとBBAになって、オレの青春は彼らの音楽と共に過ごしているのですけども、今日はそのオレが一番ツパッテるギター少年の頃の曲を2曲演りたいと思います。いいでしょうか。Cactusの曲で"Evil"と"Parchman Farm"、2曲続けてどうぞ。」と話す。 大阪、神戸、名古屋ではここでカルメンマキのゲスト・コーナーであったが天王洲アートスフィア4日間はゲストコーナーが無い。 | ○ | |
8. | Evil | 72年にリリースされたCactusのサード・アルバム「Ristrctions」に収録されていたハウリン・ウルフのカバー曲。 この日の演奏が翌2000年2月23日にリリースされたアルバム「CBA Live」の1曲目に収録された。 | ○ |
(MC) | Tim Bogertが「Thank you.」 | ○ | |
9. | Parchman Farm | 同じくCactusの70年にリリースされたデビューアルバム「Cactus」に収録されていた曲を。 Cactusの2曲は少年に舞い戻ったようなCharがオリジナル・メンバーであるTim BogertとCarmine Appiceのリズム隊をバックにコピーした曲を披露するのでした。 この日の演奏が翌2000年2月23日にリリースされたアルバム「CBA Live」の2曲目に収録された。 | ○ |
(MC) | Carmine Appiceが"Parchman Farm"であったことを紹介した後、Charの"11 Years"を演奏することを紹介する。 | ○ | |
10. | 11 Years | ○ | |
11. | Rosallee | Tim Bogertの歌で。3分間ほどの前曲"11 Years"から6分間ほどのこの曲へ繋ぐ計9分間の流れが心地良い。 歌の最後で長いハイ・トーンの歌い上げが素晴らしい。 | ○ |
(MC) | 「Thank you.」by Tim Bogert。 Carmine Appiceが一言二言話す。 | ○ | |
12. | Drive Me Nuts | ○ | |
(Drums Solo) | CharとTim Bogertがステージを下がる。Carmine Appiceによる"Drive Me Nuts"のリフのリズムというか譜割を基調に、シンバルをレーシング・カーのハンドルに見立てて運転するようにシンバルの音をサンプリングするなど長い長い6分以上のドラム・ソロ。 静かになる観客を手拍子に始まり「Yeah!Yeah!Yeah!Oh!Oh!」と観客とCallを繰り返し盛り上げる処は長年、世界を廻っていただけあり流石である。 | ● | |
12. | Drive Me Nuts | 再びCharとTim Bogertがステージに戻り3人で観客席を煽る様に"Dorive Me Nuts"の部分をコーラス。 | ○ |
(MC) | CharがCarmine Appiceを紹介する。Carmine Appiceが二言三言。 | ○ | |
13. | Keep Me Hunging On | Vanilla Fudgeのデビューアルバムで67年にリリースされた「Keep Me Hunging On」に収録されている曲。66年にThe Supremesがヒットさせた3分程度の曲を7分位の曲にアレンジさせてヒットした曲。 しかしこの4日間は演りたくない二人の意向を受けワンコーラスのみの演奏であった。この日も1回「Keep Me Hunging On」と歌っただけ。 | ○ |
14. | Superstition | BBAのデビューアルバムで唯一の公式スタジオアルバムである73年にリリースされた「Beck,Bogert,& Appice」に収録されている曲。 | ○ |
(MC) | Carmine Appiceが一言二言 | ○ | |
15. | Livin' Alone | BBAのデビューアルバムで唯一の公式スタジオアルバムである73年にリリースされた「Beck,Bogert,& Appice」に収録されている曲。 間奏で"お正月"のメロディを織り交ぜるCharにTim Bogertも合わせるなどツアーを続けてきた3人がようやく合い始めたようにも思える。 | ○ |
(MC) | Carmine Appiceが一言二言 | ○ | |
(improvisation) | "Them changes"のリフを交えながら。 | ○ | |
16. | Smoky | Carmine Appiceがドラムでリズムを奏で出す中、バンドメンバーがタイミングを合わせイントロが始まる。 | ○ |
(MC) | Charが「どうもありがとう。Thank you.」の後、メンバー紹介。 | ○ | |
(ENCORE) | ○ | ||
(MC) | Charが「どうもありがとうございます。」 | ○ | |
(improvisation) | 3人でブルースを2分間ほど。Tim BogertのベースがまるでChar以外にもう一人ギターがいるような感じで素晴らしい。 | ○ | |
17. | Hey Jimi | ○ | |
(MC) | Charが「Thank you.」の後、Carmine Appiceが二言三言。 | ○ | |
18. | Da ya think I'm sexy? | 77年から81年まで活動を共にしたロッド・スチュワートと共作した曲。しかしブラジルのミュージシャンのデモ曲のメロディとリフを流用してしまい盗作で訴えられた。 皆でコーラスをしている時、Charが「オレだってけっこう恥ずかしいんだからよ、皆、歌ってくれよ。ティコティコティコティコリン。」 | ○ |
(MC) | Charが「どうもありがとう。Thank you.」 | ○ | |
(ENCORE 2) | ○ | ||
(MC) | Carmine Appiceが二言三言。やはりJeff BeckのBBAからの曲"Laugh Alone"と紹介。 | ○ | |
19. | Laughing Lady | Carmine Appiceは曲名を"Laugh Alone"と紹介したがBBAの74年にレコーディングされたが74年1月のロンドン/レインボー・シアターにおけるBBAのライヴでJeff BeckとTim Bogertが殴り合いの喧嘩をしバンドが消滅し未発表に終わった幻のセカンドアルバムに収録予定であった曲"Laughing Lady"のこと。74年1月のロンドン/レインボー・シアターにおけるBBAのライヴでも演奏されていた。 神戸チキンジョージで演奏された時は上手くいかなかったがこの日はCarmine Appiceがしっとりと歌う。 さて曲名、Bootlegsなどで長年"Laughing Lady"で広まっていたがCarmine Appiceの紹介は"Laugh Alone"。どちらが正しいのでしょうか。正しい曲名を言っても既に広まっている曲名は消え去らないのですが。 | ○ |
(MC) | Carmine Appiceが更にBBAの曲と。 | ○ | |
20. | Going Down | 日本でのみ発売された1973年大阪厚生年金会館でのライヴが収められた2枚組のLPアルバム「Live In Japan」にも収録されていた曲。Tim Bogertの歌で。 | ○ |
21. | Them changes | Jimi Hendrixの曲。終盤でチャーの凧揚げと駒回しのポーズ付きで"お正月"の合唱タイム。 | ○ |
(MC) | 「Thank you. Good night」の後、メンバー紹介をするChar。 | ○ | |
(improvisation) | Charがギターをカッティングして観客に「Yeah,Yeah!」させほんの少し期待させるがTim Bogertが「はい、これまでよ」という風なリフを弾いて終わるコミックバンドなのでした。 | ○ |