3(両国橋〜)

10.両国橋
武蔵と下総の二国を結ぶ橋なので両国橋といいます。明暦の大火で多数の犠牲者がでたことから、防災上の必要性と、江戸市街の拡張を目的として万治2年に架けられました。 その後この橋は流失や消失で10数回架け替えられ、現在の橋は、震災復興事業として、昭和7年に架けられました。 両国にある回向院はこの明暦の大火の犠牲者を弔うために建てられたものです。
11.新大橋
元禄6年(1693)に木橋がかけられ、当時、現在の両国橋を 「大橋」と呼んでいたので、こちらを「新大橋」としたそうです。その後、明治45年 に鉄橋として架けられたトラス橋は大正12年の関東大震災に耐えました、昭和51年に現在の斜張橋になりましたが、愛知県の明治村に以前の橋の一部が復元されています。 またこの橋はライットアップされ、グリーンとイエローのイルミネーションが美しく、ドラマ「ロング・バケーション」のロケ地として有名です。ライトアップは日没から22:00迄です。
12.清洲橋
当時の深川区清澄町と日本橋中洲町を結ぶので清洲橋と命名されました。この橋ができるまでは 「中洲の渡し」があったそうです。大震災後の復興事業で、当時、世界でも美しい橋として知られていたライン川に架かるドイツの ケルンの大吊橋をお手本に昭和3年(1927)に完成しました。曲線的な優美さをもった女性的な橋とされています。ここも、さまざまなロケ地として使われています。夜になるとこの主塔にスポットライトがあたり、それを結ぶケーブル部分がピンク色に灯ります。 ライトアップは日没から22:00迄です。
  13.隅田川大橋
箱崎の東京シティエアターミナルのほとりにある、首都高がすぐ上を走る 残念ながらのただの今の橋です。
14.永代橋
元禄11年(1698)に「深川の大渡し」に代わって架けられました。当時はこの辺を永代島と呼ばれていたため永代橋と名づけられました。 明治30年(1897)に現在の場所に移され、関東大震災で大破した後、昭和3年 に現在の橋に架け替えられました。 夜になると、欄干部が鮮やかなブルーに灯ります。ここは、ドラマ「最高の食卓」のロケ地にもなりました。 ライトアップは、日没から22:00迄です。
隅田川18橋めぐり
4(〜勝鬨橋)
東京小さな旅