ジリジリと負けが混み始める。一撃で手に入れた250ドルも、いつの間にか使い切ってしまっていた...。時間が中途半端なので、あとは惰性でスロット・マシンをやり続けていました。ルーレットもやりたかったのですが、時間が時間だけに閑散としているし、やっているかもわからないし、どこに卓あるのか探すのも面倒だったので、やりませんでした。 すっかり朝になり、疲れ切って部屋に戻る。けっこう負けた...。そして、急いで荷造り。といってもカバンにぶち込むだけだけど...。荷造りが終わると、1Fのビュッフェに行き朝食をとる。このビュッフェ、ラスベガスでは何食も食べたけど、いろいろ目に付きすぎてついつい食べ過ぎてしまいます。便利で楽しいけど、食い過ぎで後悔することはしばしばありました。 9時頃、ホテルをチェックアウト。そして、ちょっと負けすぎたので、キャッシングしました...。 「さぁ、空港に向かうか。」と車に乗りサングラスをすると、なんと左の枝の部分が取れてしまった...。ネジがはずれてしまっていたのだ。買ってからわずか8日で...。困るぜ!RayBan。 とりあえずネジなしの状態だったけど、組み合わせてサングラスをする。そして空港へ。まずは、レンタカーを返す。走行距離は550マイル(880km)でした。 搭乗手続きを済ませ、搭乗ゲートへ。時間にはまだかなり余裕があったので座っていると、猛烈な睡魔が...。「これは、いかん!」と思い、とりあえず起きていられる方法を考える。選択肢は一つしかありませんでした。財布から札を出すと、スロット・マシンに滑り込ませる。ちっとも当たりませんでした。しかし、搭乗が始まるまでの良い時間つぶしにはなりました。マイナス80ドルは痛かったけど...。 飛行機に搭乗し、席に座ると、もう睡魔に打ち勝つ手段はありませんでした。離陸時の加速には気がつきましたが、離陸の瞬間にはもう夢の世界へ...。ラスベガスでの再戦を夢見て...。 ふと気がつくと、眼下には住宅地がビッシリ、既にロサンゼルス上空でした。飛行機は、ハリウッド・パーク競馬場(上から見てもすごくきれいです)の上空を通り、LAXに無事着陸しました。
確認が終わると、「3時くらいにホテルにチェックインするとして、それまでの2,3時間は何をしよう?」と考え込んでしまう。いかにも中途半端な時間、地図を眺めているとサンタモニカが目に入ったので、とりあえずサンタモニカに向かう。
何件か店をまわり、おみやげになりそうな物を購入後、昼食。 昼食後、ちょっとサード・ストリート・プロムナードを歩く。こっちのほうがショッピング・モールより面白かったです。 3時近くなったので、サンタモニカ・ブルーバード(Route 66)を通って、ホテル(ハリウッド・ルーズベルト)に向かう。道中は、睡魔との戦い。思いっきり居眠り運転しました...。 ホテルをとるときに、明日から竹内と合流することを伝えたため、1回の滞在なのにクーポンが2枚になってました。つまり、明日朝にチェックアウトしなければ行けない...。さすがに面倒くさいので、チェックアウトしないで同じ部屋を使いたいと告げると。フロントの人はOKしてくれました。なんとか英語が通じて助かりました。 しかし、部屋にはいるとベッドは一つ...。「なにー!?」フロントに電話すると、さっきフロントで話した人とは違う人が出る。事情を話したけど、「明日チェックアウトして、またチェックインしろ」と言われてしまいました。頭に来たのでフロントに行こうと思ったけど、それ以上に眠いのでそのまま寝てしまいました。
実は、サンノゼについた日から、たまごっちもどきの「Baby TRex」を育てていたのですが、部屋に戻るとそれがないのに気づく。「しまった!車の中に忘れた!」「せっかく育てたのをむざむざ殺すわけにはいかない」って訳で、ボーイの所に行き「小さい時計を車の中に忘れたので取りに行きたい」と伝える。ここのホテルは、セルフ・パーキングじゃないので、こういうときにちょっと困る...。ボーイといっしょに車に乗り、ちょっと離れた駐車場に向かう。車の中でボーイは「日本人か?」と聞くので、「そうだ」と答えると、なんと明日が「ノモ・デー」であることを教えてくれました!朝、球場に行けばチケットは取れるし、なんとチケットは一番高くても12ドル!他にも伊良部の話をしてくれましたが、その話はよくわかりませんでした...。 ちょっと、間抜けでしたが無事「Baby TRex」も戻ってきたし、野茂の情報も入手できたしラッキーでした。 明日は、竹内を空港に迎えに行った後は、ドジャース・スタジアムだな。一応、予定を立て早々と寝てしまいました。 7月11日 あこがれのハリウッドパーク競馬場へ...。 トップページへ |