7月 9日 フーバー・ダム、そして勝負!



フーバー・ダム
フーバー・ダム
連日の疲れからか、起きたのは9時近く。近場のフーバー・ダムに行くとはいえ、他にも行来たいところがあるので、ぐずぐずしないで出発。デス・バレーに行ったときとは反対の方向、US-95を南東に向かって車を走らせる。途中、US-93に入りレイク・ミード(Lake Mead)へ向かう。レイク・ミードは、フーバー・ダム堰き止められて出来た人造湖。ラスベガスを出発して30分程で、そのレイク・ミード(Lake Mead)が見えてくる。その後、少し山道を走るといよいよフーバー・ダムに到着。前の2日の行程が長かったためか、あっという間の着いてしまったような気がします。早速、駐車場(思ったより混んでいました)に車を停めて見学に。
フーバー・ダム
フーバー・ダム

見学コースもあるのですが、「どうせ英語はわからないや」と思いダムの上(レイク・ミード側)を歩いてアリゾナ州側へ。フーバー・ダム真ん中のあたりが州境なのです。アリゾナ州とネバダ州では時差が1時間あります。当たり前だけど、わずか数百メートル歩いただけで時間が1時間も違うというのは、何とも奇妙です。アリゾナ側でしばらくレイク・ミードを見た(アリゾナ側の方がよく見えます)後、今度はコロラド川側を歩いてネバダ州側に戻る。フーバー・ダムの高さは218m、ちょっと顔を出せば真下を見下ろすことが出来ます。けっこう怖いです。でもパッと見た感じでは、218mもあるとは思いませんでした。

フーバー・ダムを出ると、すぐにレイク・ミードのビュー・ポイントがあったのでちょっと寄りました。でかい湖。でもそのビュー・ポイントから見える湖は、全体の1/5も見えていないようです...ほんとにでかい。

ラスベガスに戻ってくると、お昼過ぎ。ホテル(ストラトスフィア)に戻り、ビュッフェで食事をとりました。味は、まぁまぁです。デザートはちょっと甘すぎるけど...。
レイク・ミード
レイク・ミード

ここストラトスフィアは、全米一高い塔のあるホテルで、塔の上にはアトラクションまであります。午後は、まずこの塔に登りました。ストラトスフィアは巨大ホテルが立ち並ぶ南側と古くからあるダウンタウンがある北側を展望台から一望出来ます。(ストラトスフィアは、ちょうどその中間にあるります。)
上を見上げると、コースターと垂直に打ち上げられるビッグ・ショットが...もちろん両方乗りました。コースターはスペース的な制約があるので、迫力はいまいちでした。一方、ビッグ・ショットは...これは、すごいです。超おすすめ。地上300mでの自由落下は、声も出なくなります。打ち上げの瞬間に写真を撮られるのですが、顔はボロボロでした...。

ストラトスフィアのてっぺん
ストラトスフィアのてっぺん
「ちょっと、買い物でもするかな?」と思い Boulevard Mall へ行ってみる。あまり興味のあるものはなかったけど、とりあえずフィルムを買いました。次に BELZ に行こうかなと思っていると、手持ちの現金がだいぶ少なくなっていることに気づきました。今夜は、ちょっと賭事もやろうと思っていたので、銀行に行き日本円を米ドルへ。店員の人が優しかったので、問題なく換金できました。銀行だと、ホテルや空港と比べてずっとレートがいいのでお得です!
さて、換金が終わると巨大アウトレット・ショッピング・モールのBELZへ。でかかったです。ショップはすべて建物の中なので、暑い外を歩き回る必要がなく快適。ただ、すでにあちこちのショッピング・モールをまわっているので、あんまり目新しい物はありませんでした。
さらに南に足を伸ばして、ファクトリー・ストアーズ・オブ・アメリカというアウトレットにも行って来ました。空き店舗が目立ち、なんか閑散としています。生活密着の商品が多いので、買う物もなくすぐに退散しました。

たいして買い物はしてないのですが、買い物が終わるとニューヨーク・ニューヨークへ。ここでの目玉は、なんと言ってもマンハッタン・エクスプレス・ローラー・コースター。15分位の待ちだったので、早速並んでみる。ホテルの中、そして周りを所狭しと走り回るコースターは、予想以上の迫力でした。乗り終わると、思わずまた列の最後尾に並んでしまいました...。

さて、念願のコースターにも乗ることができ大満足。ショーまではまだ時間に余裕があるので、ファッション・ショー・モールに行ってみました。有名ブランド店が多いこのモール。私にはあまり用がないので、すぐに出てしまいました。で、次に行ったのはフォーラム・ショップス。シーザース・パレスに隣接したこのモール、当然ここも有名ブランド店ばかりです。でもここは、時間によって空の色が変わったりするので面白いです。ただ、ちょっとしたショーを見せてくれる噴水が工事中だったのが玉に瑕...。
夕食はシーザース・パレスのビュッフェで食べました。今回食べたビュッフェの中では、値段は一番高かったです。味に関しても、高いお金を取っているだけのことはあると思います。(味には疎い方なので自信はないですが...)

モンテ・カルロ
ゴージャスな入り口のモンテ・カルロ
食事が終わるとモンテ・カルロへ。席は端っこですが最前列でした。ただ隣に座っていたのがすごいデブ。なんせ、肘掛けについているドリンク・ホルダーが、有り余ったお腹の肉で覆い尽くされるほどです。おかげで、飲み物はずっと手に持っていました...。
さて、ショーの方ですが、マジックは最高でした。車は消えるし、ヘリコプターは現れる。ステージを所狭しと使い魅せるショーは、見応えがあります。ただ、マジックの合間にあるトークも多かったのでちとつらかった。みんなが笑っても、一人だけ笑うことが出来ないのはつらいです。

NewYork NewYork
自由の女神までいる
ニューヨーク・ニューヨーク
ショーが終わると、ラスベガスで予定していたことはほぼ終わり。ダウンタウンに行きたかったのですが、時間も遅いので今回の旅ではあきらめました。「んじゃ、いままでチョロチョロとスロッ・マシンをやった程度だけど、時間を気にせずやるかな?」と思いフラフラとカジノを歩き回る。モンテ・カルロ、ニューヨーク・ニューヨーク、MGMグランドと夜景を楽しみながら転戦。成績?...ボロボロでした。気がつくと日付も変わり午前1時過ぎ。こんな遅い時間は危険では?と思う人もいると思いますが、こんな時間でもそこそこの人通りはあります。また、セキュリティの人がけっこういるので安心です。

「そろそろホテルに戻るかな?」と思いモンテ・カルロの駐車場まで戻り、ホテルへ。ホテルはMGMグランドに比べると閑散としていたけど、腰を落ち着けてスロット勝負!25¢のスロットを打ち続けていました。3時過ぎだろうか...なんと1000枚の配当が当たった。延々と出続けるコイン。しかし途中でコイン不足となり出なくなってしまう...。席を離れるわけにも行かないので、係りの人が通りがかるのを待っていたけど、閑散としているだけあってぜんぜん来ない...。10分以上待たされ、やっと係りの人が来てくれる。コインを補充し、全部のコインが出るまで30分以上掛かってしまいました。
1000枚のコインを札に交換(250ドル)して、一度部屋に引き上げる。風呂に入ってひと休み。コイン1000枚の余韻に浸り気分がいいし、まだその興奮が冷めない...。時間を見ると、4時過ぎ。ロス行きの飛行機は10:50なので、朝は8時くらいには起きなければ行けない。「寝るにしても中途半端だよなぁ」と結論付け、再びカジノに出撃する俺であった。

7月10日 ロサンゼルスへ。


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