朝6時前に起きて風呂に、そしてひげを剃っていると突然電話が! 「なんだ?...英語で話さなきゃいけないんだよなぁ...。」と思いつつ電話に出る。
「くそー!JTBのねえちゃんに騙された!」と思いながら1階に降り、北口に向かってダッシュ。ピックアップ・バスの運転手のおじさんに謝り、ピックアップ時間を間違って教えられたことを告げると、 「フライトが7:23だから、7:05じゃ間に合わないね。」と笑って許してくれました。
最初の目的地はモニュメント・バレー。まずはお約束?の飛行ルート。フーバー・ダムの正面を通過し、グランド・キャニオン上空へ。 巨大な峡谷が姿を見せ始める。言葉を失い、その大きさ、雄大さに見入ってしまう。広大な大地を削り取り、浸食したコロラド川が峡谷の最下部をうねりながら流れている。このコロラド川は、場所によって茶色、青、緑など様々にその色を変化させている。
ふと気がつくと、眼下にはレイク・パウエルが広がっている。茶色の岩肌と湖の青緑の色が好対照をなしている。レイク・パウエルは峡谷をダムでせき止めて作った人造湖。峡谷を水で満たしただけあって、非常に入り組んで複雑な所があり面白い。しばらくすると、いよいよ楽しみしていたレインボー・ブリッジ(Rainbow Bridge National Monument)へ。
レインボー・ブリッジを過ぎると、いよいよモニュメント・バレーへ。広大な大地に削り残された?巨大なモニュメントが、点々と見える。飛行機はその上を大きく旋回したあと、二車線分程?しかない滑走路に着陸。バスに乗せられホテルへ、ここでモニュメント・バレー観光用のバスが来るのを待つ。
舗装されていない道を走り始めガタガタとバスが揺れる。しかし3分も走ると、ドッタンバッタン。シートから体が完全に浮き上がるほどのすごい揺れ。カメラなんかとてもじゃないがかまえられないし、すごい砂埃で窓も開けられない。
再びバスに乗り込むと、先ほどにも増してすごい揺れ。途中、映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー3」を撮影した場所を通過しましたが、とてもカメラに収める余裕はありませんでした...。
ツアーのため、せわしなくまわらなければいけないのが玉に瑕。次は、三人の娘と呼ばれる岩のそばでランチ。ピンク・レモネードはおいしかった。でも、肝心の食べる方(ピタだったけ...?)は...。とりあえず、食べました。 食事が終わると、もうモニュメント・バレーの観光は終わり。来た道を通ってホテルに戻る。そして、飛行機に乗り込み、グランド・キャニオンへ。
さて食事が終わると、バスに乗り込み出発。まず最初に行ったのは、ホピ・ポイント(Hopi Point)。 ここは、繁忙期はシャトルバスなどでしかいけないポイントだそうです。青空の下に延々と広がるグランド・キャニオン。それを作り出したコロラド川の流れが、峡谷の底に所々見ることが出来ます。CrocodileやBattle Shipなど名付けられいる岩があり、それぞれ「なるほど」と思わせる形をしています。
グランド・キャニオンでの見学は2カ所だけ。あわただしく終わってしまいました。空港に戻り、飛行機に乗ろうとすると、パイロットが「隣の席が空いているけど、誰か乗るか?」と言いました。隣に乗っていたガイドが別の飛行機に乗るので、空いたのです。もちろん、その席におさまりました。
空港に着くと再びバスに乗りホテルまで。全行程は10時間以上。本当に慌ただしいツアーですが、面白かったです。 さて、ホテルに戻るとあまり時間に余裕はありませんでした。まずは、モンテ・カルロに行き明日のショー(ランス・バートン・マジック・ショー)のチケット購入。言っていることがわからず、ちょっと困りました。 そして、バリーズにJUBILLE!を見に行きました。Cのシートでしたが、Cの最前列でなかなか良い席でした。ショーのほうはというと、豪華さではそれまで見たショーは霞んでしまうほどです。短いミュージカル仕立てのタイタニックを題材にしたショーでした。幕の合間にあったマジック・ショーもなかなか。車が消えます。 ショーが終わると、トレジャー・アイランド(Treasure Island)に行き、ビュッフェで食事。その後、PM11:30に始まる無料のショー「バッカニア・ベイ(Buccaneer Bay)」が始まるまで3,40分程待っていました。来たときには、既にかなりの人が来ていて、始まる頃にはすごい人垣。無料のショーだけど手抜きはなし。海賊船と英国海軍の戦いは見応えがあります。 ショーが終わると、もう12時近く。ダウンタウンにも行ってみたいのだけど、「この時間からじゃ、ちと危ないかな?」と思い行きませんでした。ホテルに戻ると、もうヘトヘト。風呂に入って、すぐ寝ました。 7月 9日 フーバーダム、そして勝負! トップページへ |