朝７時頃起床。時差ボケは特になく、体は快調。予定としては、午前中に「自由の女神」を見て昼過ぎにベルモント・パークに向かい競馬観戦。夜は...戻ってきてから考えることにする。
ガイドブックには、「自由の女神」のあるリバティ島行きのフェリーは9:30からとなっていたので、セントラル・パークを散歩してから行くことにする。
部屋で朝食をとった後、ホテルを出る。ホテルの斜め向かいにあるカーネギー・ホールの建物を見ながら北に数ブロック歩き、セントラル・パーク内に入る。しばらく歩くとジョギングコースにたどり着く。かなり多くの人が走っていました。私も走りたい衝動に駆られましたが、ジョギング・シューズを持ってきていないので断念。
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| ベセスダ噴水というらしい... |
なんか映画に出てきたような所はないかなぁ...と歩いていると噴水を見つける。確か...「ホームアローン２」に出てきたような気が...。噴水の池の中では、散歩中の犬がバシャバシャと水浴び、なんか気持ちよさそうでした。さらに、いやかなり歩くと右手のほうにメトロポリタン美術館らしき建物が見えてくる。建物沿いを歩いていると、何やらガラス張り展示物が見える...。「んー？古代エジプトの展示かぁ..なんか面白そうだなぁ..でも、今日は時間ないから無理かぁ、競馬終わってからじゃほとんど見れないし。」珍しく美術館なんかに興味を持った私であるが、時間がなければ仕方なし。この後、メトロポリタン美術館の正面に回り５番街を歩いて戻りました。
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| 自由の女神 |
約１時間半程の散歩に少々疲れながらも、ホテルの側まで戻りカーネギー・ホール駅から地下鉄の乗る。昼間のせいか、怖くはない。でも、きれいではない..。42nd St.駅でフェリーの発着所があるバッテリー・パーク行きの地下鉄に乗り換える。９時半、ちょっと予定より遅れてバッテリー・パークに到着。フェリーのチケット売場までの長い道のりを早足で歩く。そして、チケットを購入して乗り場に行くと...人、人、人の長蛇の列！ある程度混雑は予想していたけど、まさかこれほどとは...。結局、フェリーに乗れたのは１０時過ぎ、リバティー島に着くとここも人だらけ。とりあえず、展望台に行く列に並んでみるが「展望台まで３時間」の表示を見てあきらめる。そして、リバティー島を写真を撮りながらゆっくり歩いて一周。途中、ラテン系のおじさんに写真を撮ってもらったりしました。混み合うスーベニア・ショップでのんびりおみやげを買い、ちょっとのんびりしすぎたかな？と思いつつ帰りのフェリーに並ぶ。帰りフェリーは、エリス島に寄ってからバッテリー・パークに戻るので、予想以上に時間が掛かりちょっとイライラする。バッテリー・パークに戻ると路上のパフォーマンスをしている人がたくさんいました。その横を早足で通り過ぎ、地下鉄の駅に戻る。
34th St.駅で地下鉄を降りる。フィルムが少なくなってきたので、スーパーらしき(？)所に入りフィルムを購入。ペンシルベニア駅そばの中央郵便局を写真に収めたりしながら駅に入る。午後１時頃、駅に入りチケット売場、乗り場を探す。地下２階まで降りると各路線の時刻表があったので、ベルモント・パーク行きの時刻表を手に取る。「えーと、今は１時過ぎだから...。なにーーーー！！！！」
な、な、なんと...電車は１日に２本しかないのです。それも１１時台と１２時台の１本ずつ...。そう、もうベルモント・パークに行く電車はないのでした...。何か他にそばに行く電車はないのかと探すが、結局なし...。いきなりの挫折。もう呆然と駅で立ちつくしてしまいました。
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| ニューヨーク市立図書館 |
「これからどうしよう...。」などと考えながら歩き出す。ヘラルド・スクエアに行き、トイザラスを物色。マンハッタン・モールの７階（？）に行きヘラルド・スクエアを眺めながら昼食、午後の作戦を考える。「とりあえず、ぷらぷら歩きながらいろんなもの見て歩こう。で最終的にはメトロポリタン美術館に行こう。」ってことにして、昼食を終え出発。
６番街を北に進み、ブライアント・パークの脇を通って、まずはニューヨーク市立図書館。『「ゴーストバスターズ」に出てきたよなぁ』と思いながら中へ。日本の図書館のイメージとは違い、美術館みたいな感じで、美術品等の展示もありました。出るときは鞄の中身を見せ、守衛のチェックを受けます。
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| ロックフェラーセンター |
再びブライアント・パークの脇を通って、６番街に戻りラジオ・シティーへ。そして、ちょっと迷った末にロックフェラー・センターへ。「ホームアローン２」に出てきた記憶はあったのですが、クリスマスツリーがないので、今ひとつピンときませんでした。
ここから５番街を通って北へ。セント・パトリックス大聖堂では、ちょうど結婚式が終わったところらしく、新郎新婦が馬車に乗って出発するところでした。
ここからは、有名ブランド店が軒を連ねていました。カルチェ、フェラガモ、グッチ、ティファニー...。日本人の姿も多く見られました。
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| メトロポリタン美術館 |
そして、足にかなり疲れ感じながらメトロポリタン美術館に到着。とりあえずは、古代エジプト、日本、中国あたりの展示を見ることにして入場。（１日で全部見るのは無理なので...）根こそぎ持ってきた古代エジプトの神殿跡には、驚き（あきれ？）ました。日本ギャラリーでは、初めて写楽の浮世絵を見ました。また、WEAPONのコーナーでは「MURAMASA BLADE」はじめ、数々の日本の刀剣類、防具のコーナーにも戦国・江戸時代の数々の鎧・兜が展示されていました。浮世絵の一部には日本では展示できない作品もあるとはいえ、まさかこれほどたくさんの美術品が国外にあるとは...。こういった美術品を手放してしまった日本という国に不信感というか、ちょっと寂しくなりました。（もっともアメリカが戦後のどさくさで持ってきてしまったのかもしれませんが...。）
また来てみたいな。と思いつつ疲れた足を動かして美術館を出る。バスで戻るかな..と思って財布を見ると...小銭がない...。「タクシー乗るほどでもないなぁ」と思い結局歩いてホテルまで戻ってくる。途中、「ジキル＆ハイド・クラブ」の様子を見てみると、すごい行列。夕食の予定は変更。とりあえず、ホテルでひと休み。
ひと休みして食事に。またまた歩いてタイムズ・スクエアのデリ（？）で食事。無茶苦茶ケーキが甘かったってことだけ記憶に残る。食後、ぷらぷら歩こうにもすっかり疲れてしまったので、すぐに帰ってくる（歩いて）。途中、何かの撮影に出くわしましたが、暗いこともあってよくわかりませんでした。
今日１日、15,6kmは歩いたのではないだろうか...？疲れと共にニューヨーク最後の夜は終わるのでした。
６月２９日 サンノゼへ。友達との再会...。
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