週刊競馬ブック 10月25日発売

秋競馬の祭典 "天皇賞" 有力予定馬の厩舎レポート
"調子を上げている" シルクガーディアン 高橋調教助手
──  セントライト記念は7着でした。レース内容を振り返ってください。
矢野 直線で内を突いた時に、前がつかえ気味になってしまったけど、それよりも、休み明けで重かったですね。数字で表せば10キロくらい。その辺りも応えていた、と思います。
── 今回の見通しについて聞かせて下さい。
矢野 古馬の一流馬が揃うわけですからね。こちらは4歳馬だし、正直言って力の開きはあると思う。でも、ひと叩きして調子を上げているので、現時点での力が、この相手にどこまで通用するものなのか、そういった意味では、楽しみにしています。

週刊ギャロップ 10月25日発売

1週前ドキュメント
美浦・・・10月20日(水)
ウッド1回目のハローが終了した7時22分。角馬場でアップしていたシルクガーディアンが入場し、5ハロンからスタートした。最初の1ハロンは14秒5のペースだったが、4ハロンから一気に加速。直線を一杯に追って62秒4−47秒9−35秒5−12秒4をマークした。「素直でクソ真面目だからけいこは動く。調子落ちもなく順調です」と騎乗した高橋徹調教助手。矢野進調教師もはっきり「動きはいい」としながらも「使うかどうかまだ考えている」で言葉を結んだ。調教を見学してい馬主の有限会社シルクの桜井明夫氏は、「前走は不利を受けたから。出走するならもう一度石崎くんを乗せたいけど…無理か。でも穴中の穴だな」とつぶやいた。出走してきたらまったく無視はできない存在だ。

厩舎の話
◇シルクガーディアン・矢野進調教師
「セントライト記念は予想以上に体が絞れていたね。ただレースでは1コーナーと、肝心な勝負どころで不利があったからね。あれは大きかった。この中間はすこぶる順調。今度はそうそうたるメンバーだから、そう簡単には行かないと思うが、善戦させたいね」

東京スポーツ 10月27日発売

天皇賞追い切り
シルクガーディアン・矢野進調教師
「けい古は期待通りのいい動き。これだけの時計が出れば状態面も大丈夫だろう。凄いメンバーが揃っているので次につながるレースをしたいね」
  シルクガーディアン 27南W助手 61.1 47.6 35.8 12.8一杯追(2)B


日刊スポーツ 10月28日発売

馬体に張りある
単走だったが、シルクガーディアン(牡4、矢野進)は伸び伸びした動きが目立っていた。馬体に張りもあり、前走から確実に良化している。矢野進師は「状態はいい感じだ。レースでは、折り合いがついてかからなければいいね。ただ今回は相手が古馬。強者ぞろいだからね」と話していた。

シルクガーディアン ここでは力不足
【3 4 1 4】牡4 56田中勝(矢野進) ◆堀内の目 調教の動きは軽快もここでは力不足
◆矢野進師 状態はいい折り合いついてかからなければいいが相手強い
━━ 61.1 47.6 35.8 12.8(2)いっぱい
27日・南W良<助 手>単走も伸び伸びした走りで状態の良さをアピールした。反応も良く気合乗りも程良い感じだ。

前回 セントライト記念7着 南W稍 ─ 49.3 36.7 12.8(3)いっぱい



東京スポーツ 10月30日発売

前日追い情報
大穴だシルクG
凄い気合!陣営も意外な強気
◆(12)シルクガーディアン
6枠の4歳馬2騎が実に意欲的だ。坂路で快走を見せたスティンガー(別項参照)に続きシルクガーディアンも南のウッドコースで絶好の前日追いを消化した。 角馬場で約10分間のウォーミングアップの後コースへ移動。 5ハロン標からゆったりとキャンターに入り、上がり3ハロンから徐々に加速。そこか馬場の六分どころを通ってスタンド前をシャープに駆け抜けた。 時計は44.3-13.7秒。まったくの馬なりだったが、巨漢馬らしからぬシャープな脚さばきに加え、気合乗りも満点。 気配の良さは否が応にも目に付く。
動きを見守った渡辺厩務員も「前回を使ってホント良くなっている。相手が強いのはわかっているけど、オレの馬も今までスムーズな競馬をしたことがないんだ。皐月賞だってノリ(横山典)は”向正面でかからなければ勝っていた”って言うんだ。だから、はじめの5ハロンを気持ち良く乗り切れば…ってオレ自身は内心期待しているよ」と意外なほど強気。
今年の秋天のキーワードは4歳馬?先週の秋華賞を越える大穴が飛び出すかも知れない。




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