モーニング娘。プロフィール(2)飯田圭織編

■ここに記載している内容は全て事実に基づくものです(出典:「JUNON」他雑誌、番組等多数)。

「かおりん」こと飯田圭織ちゃんは、1981年8月8日生まれでなっちとはわずか2日違いです。更に、「室蘭」といえば誰もがなっちを連想しますが、かおりんも実は室蘭生まれなのです(但し札幌育ちであることがなっちとは異なります)。2人姉妹の長女。

かおりんもやはり幼少より歌手を目指していたそうな。小学生の時分には合唱団にも入っていました。そして早くも中学1年の段階からオーディションを受け始めたのです。このオーディション歴には、いまをときめく小室哲哉さんの「コムデギャルソン」のオーディションも含まれています。モーニング娘。になる手掛かりとなった「シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」は高校受験を経て入学してからのことで、3度めになります。その後幾多の難関を経てモーニング娘。の一員としての確かなポジションを築き、更にタンポポの一員としての活動も開始して今後の活躍が大いに嘱望される存在へと成長しつつあります。

かおりんの魅力はやはり、その独特のキャラクターや言動にあります。このようなキャラクターは特に「うたばん」で「ジョンソン」という呼称を与えられ、「抱いてHOLD ON ME!」の「ねえ笑って」部分が怖い、という話がなされたことから本格的に引き出されてきたといえましょう。司会2人とかおりんのやりとりは、かつての「笑点」に於ける「歌丸・小円遊の喧嘩」のようにこの番組のお約束としてすっかり定着するに至っています。司会者の振りに確実に応じつつも、そこにある種独特の味があって、トークが俄然面白くなるのです。勿論この他の番組でもこうしたキャラクターは遺憾なく発揮されています。更に「CDでーた」で月1回連載している「パラノイア・ダイアリー」でも、独特のハイブロウな内容と文体でこうしたキャラクターの魅力を味わうことが出来ます。

とはいえ、かおりんの歌唱力という面も見逃してはなりません。これはタンポポの活動を通して相当程度向上してきたように思われます。特に「切なさ」を表現出来るようになってきたのが最近の注目すべき点でしょう。今後の更なる活躍に大いに注目です。