建てるまで物語 - はじめに

きっかけは色々とあります．

土への憧れ，マンションは初めから念頭にありませんでした．しばらくの間，新聞の折り込み広告をチェックする日々が続きますが，新しい土地の広告はほとんど掲載されませんでした．大半は駅前の大規模マンションの広告ばかりです．（むしろ土地・家を探していますの広告が頻繁に入ってきます）

土地が無ければとりあえず家の勉強です．さまざまなメーカのホームページを回って勉強していくうちに求めるものが見え始めてきます．木造住宅よりも耐震耐火性のうに優れたプレハブ鉄骨の家．木造家屋も悪いものではありませんが，欠陥住宅が問題になる世の中，坪いくらという勘定で家を建てて欲しくはありません．

次に気にしたのが屋上利用です．今のところ屋上緑化までは考えていませんが，出来ることなら限られた面積の土地ですから有効に活用していきたいです．ガーデニング，洗濯物干し，日向ぼっこなどなど．あればあるなりの使い方が出てくることでしょう．実はこの時点でハウスメーカの選択肢はほぼなくなっていることが分かります．

太陽光発電をやりたい．会社でも何人か自宅で3-4kWh規模の太陽光発電をしている人がいます．屋根の角度を発電効率にあわせて特注した人までいます．ただし，まだ趣味の域を超えないというのが実感です．しかもこれは屋上利用とは相反する要素です．

住宅展示場に行こう・・・という気になったときにはすでにハウスメーカの候補は２つに限られてしまいました．屋上を使うならヘーベルハウス，屋上を使わないなら積水ハウス．ホームページだけでの勉強も限界に来ていたので実際に近くの住宅展示場を訪問することにしました．

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