くだらな日記(2007年9月)


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9月29日(土)
 日本ハム2年連続優勝おめでとう。佐藤コーチは見事に投手王国を作り上げましたね。そしてその佐藤コーチの忠言に聞く耳持たんかったどこぞのドアホウは、ご寵愛の鳥谷の連続フルイニング出場記録すら忘れてしまうほど脳味噌が小さかった模様です。嗚呼。嗚呼。

 前回見そびれてしまったライオン丸をやっと見ることができて、これでやっと落ち着いた生活を取り戻せそうな気がします。
 しかし数回飛んで、いきなり見せられたのが「ゴースン再び怒る!」で、なんだか何もしていないのに茶川さんにぐービンタを食らったような理不尽な気持ちです。何を怒っているんだ茶川、いやゴースン。


9月22日(土)
 もっとも、軸がぶれたほうが人間、長生きするんですけどね。
・ギャグから感動格闘技路線に軸がぶれたキン肉マン
・コミックソングから人情感動路線に軸がぶれた海援隊(武田)と爆風スランプ
・国際貿易から尊皇攘夷へと軸がぶれた海援隊(坂本)
・国粋右翼からソ連国交回復へ軸がぶれた鳩山一郎
・タイアップ厳禁からタイアップしまくりに軸がぶれて大売れの大槻ケンヂ
・公害防止から怪獣退治へと軸がぶれた公害Gメン→怪獣Gメン(番組延長)
・レイテ湾突入から艦隊保全へ軸がぶれた栗田中将(戦後まで存命)
・イラクに軍事援助してイラン退治からイラク退治へ軸がぶれたアメリカ外交
・中日ファン、阪神ファン、近鉄ファン、大相撲ファン、陸上競技ファン、無党派から自民公明の援助と軸というものがそもそもない大阪の負うた負債、いや太田房江知事
 評価されるかどうかは別問題ですが。

 第8回雑文祭がなんとか開催されようとしているのですが、雑文を毎月更新しているのは私の知る限りジャッキー大西さんただひとり、年一回としてもワタルさんくらいかという、とてもおぼつかない状況です。こんな時こそ、ご意見番のみやちょさんの出番ではないですかね。雑文界が分裂も分派活動もなく、単にすたれただけじゃん。そこそこ栄えている時期に文句だけ言って最悪の時期はスルーってのは、個人的には最悪のアレですから。(私はかなり根に持つ性格です)さあ文句でもなんでも言え。ただし建設的なのをな。
 雑文祭というと、相談を受けて「やめたほうがいい」と助言したのにやっちゃって、案の定なことになって神経すりへらしてアレなことになった人のことが偲ばれるのでねえ。とりあえず私はもう縛りにもなににも発言しません。ホーチミンの放置民とかじゃアレでしょうから。ただ、参加することに努力するだけです。
 茶川さんは雑文はなくてもぐーぱんちに存在感がある、いわば雑文界のやすしだからなあ。

 ああ、そんなことしている間にライオン丸録画し損ねて眠ってしまった。私にとってはこれまで7回の雑文祭よりも大きな損失だわっ。


9月16日(日)
 まあ、三球三振ならこう書きたくなる気持ちもわからないではないが。


9月9日(日)
 本当に「投手ガッツポーズ」ってスコアがあったらイヤだなあ。スコアブックに「v♀v」とか書いて。

 最近「どんでん名将説」まで囁かれる昨今ですが、岡田監督自体は変わっていないと思うのですよ。ただ、原とか古田とか伊東とか、どんでん以下じゃないかと思われる監督が出現してきただけで。
 岡田監督はよくいえば頑固、悪く言えば阿呆で、いちど決めたことはなかなか変えようとしません。リガンや久保田を骨が折れるまで投げさせたり、どん底の今岡や濱中をえんえんスタメン起用したり。ただ、だいたい半年で軌道修正するようですね。半年たって起用法を変えるか(例:今岡)、半年のうちに選手の方がなんとかなるか(例:リガン、久保田、桧山、葛城)ですね。どんでん以下ではないかと思われる上記監督さんには、どうも半年たっても気がつかない人がいるようです。

 とりあえず疲れたのでもう寝ます。昨日も今日もタイガーで夜を過ごしちまった。


9月8日(土)
 よかった、タイガージョー登場後、ライオン丸はますます絶好調だった。
 何が凄いといって言葉が凄い。今なら第一級クラスの放送禁止用語がどんどん出てくる。いくらライオン丸に片目を潰されたからといって、「おい、このめっかち。返事をせんのか。お前はおしか、つんぼか、このかたわめ!」などと罵られたら、いくら強い者しか相手にしない錠之介さんだって、そらタイガージョーに変身して罪もない追いはぎどもを皆殺しにしたくもなりますわな。その他にも「めくら」「びっこ」「こじき」「せむし」等が続々登場。オール放送禁止用語総進撃状態です。
 でも、「えた」「ひにん」だけは登場する気遣いがなくていいですね。だって戦国時代だもん。


9月3日(月)
 最近は景気がいいのが好まれる風潮ですから、架空戦記も日本がもっと勝っていたら、というのしかないように思いますが、太平洋戦争で日本がもっとボロボロだったら、というのは、小松左京の出世作「地には平和を」というのがあります。
 あとは日本が独立できないまま(私もおめでたい日本人の一員として、「近代以降のアジアで独立を保っていたのは日本とタイ他数カ国」などと書いたことがありますが、敗戦直後日本はアメリカの占領下にあったわけであり、それを解消したサンフランシスコ講和条約を吉田、池田といった当事者が「独立した」と書いている以上、やはりあの数年間は独立していたとはいえないでしょう)アメリカの属国となって数十年が過ぎた日本を書いた小林信彦「野球につれていって」、ソ連属国となった日本を書く同じく小林信彦「サモワール・メモワール」を読んだことがあります。あとはかんべむさし「ポトラッチ戦記」で日本は一億玉砕しますが、あれは住民が残っていないので、悲惨さは少ないですねえ。だいたい敗戦と占領をナマで経験している人は、そっち方面の発想が浮かびやすいようで。だから、もうそういうのは出てこないのかなあ。


9月2日(日)
 なんか最近のプロ野球監督って、投げやりなコメントする人が増えたような気がする。
 こういう監督たちが太平洋戦争の指揮官だったら、どうなっただろう。
(王監督)「(ミッドウェーで逆転負け)その前の索敵が十分ならよかったんだろうけど。まあ、今回はしゃーない」
(岡田監督)「(ガダルカナルで惨敗)飛行場を取らなアカンのはわかっとるのに……。こっちができるのは(兵士を戦線に)送り込むことだけやから」
(古田監督)「(ニューギニアで全滅)悔いが無いわけじゃないけど打つべき手は打った。でもマラリアはどうしようもないからなぁ」
(伊東監督)「疲れた。もう言うことない。(サイパン陥落の感想をたずねられ)全然考えていない。本土決戦を全力で戦うしかない」
(原監督)「(沖縄も占領され)我々の思っている艦隊決戦ができなかった。なぜ特攻戦術を使ったか?使っちゃいかんのか?」
(野村監督)「(シベリアに抑留されて)雪が降る……」
 あ、別に違和感ないな。昔からだったのかな。


9月1日(土)
 よかった今日もライオン丸は面白かった。盲目の娘とのほのかな恋に心を濡らすトビムサシ、力のみを信じていた両目の頃のタイガージョー、そして孤高の戦士ネズガンダ再登場。
 特にネズガンダがよかった。いや、心配してたんですよ。仮面ライダーとかキカイダーでよくあったでしょ、10倍にパワーアップして復活したものの、20倍の新怪人にあっけなくやられるかませ犬。雑魚怪人。
 キカイダーでゴールドウルフってのがいたんですよ。ジローよりも不完全な良心回路(月光回路だっけ)を持ち、そのために自分の心とギルの命令との間で引き裂かれる哀しい怪人。人間の姿の時はジローを助けようとするが、月が出て月光回路が作動するとゴールドウルフに変身してギルの命令のままに動いてしまうという、悲劇のロボット。そいつがあとの回で復活したときは、まあ、みごとなかませ犬になっちゃって、パンチ一発で爆発とか、なんじゃこれはって扱いで、怒るより哀しみを覚えたことがあるのです。
 だからネズガンダもかませ犬の雑魚じゃないかな、あのクワガタブルーみたいなのの子分になって卑劣なことするんじゃないかな、と心配していましたが、ちゃんとやってくれたじゃないですか。誰の指図も受けぬ孤高のガンマン、ただ好敵手・ライオン丸を倒すことだけが生きがい(たぶんもうひとつの生きがいだった子鼠は海で溺死したと思われる)の戦士を。

 どーでもいいけど前回のはふつー怪奇小説とは言わんもんが混じってるな。特に最後の二つは、私が個人的な恐怖を感じてるだけだし。


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