くだらな日記(2007年2月)


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2月25日(日)
 全般的に失敗した感の漂う日。
 午前中は恥ずかしながら簿記3級の試験。
 むかしむかし経理システムのお仕事をしているうちに覚えたことをすっかり忘れ、「P/Lって立浪と片岡の母校だっけ? BSってベイスターズ?」というあたりから一週間のニワカ勉強。そんな私に上司は「会計士取れ。お客さんにハッタリが効くから」とトンデモなことを言う。会計士ってのはハッタリで取るものではありません。
 試験はアレだ。携帯電話を時計として使用することを禁じられて時間感覚を失い、もたもたしているうちに計算ミスで時間を取られ、最大配点の5問目を最後まで書けなかったことで推して知るべし。若いお姐さんたちはアレだ、実務か勉強かで揉まれてるだけあって、私よりずっと計算が早いわ。別のところも揉んでさしあげましょうか。とすっかりやさぐれオヤヂ化して終了。

 そのあと池袋で、ワタルさんご待望のプレステソフト「ザ・大量地獄」(D3パブリッシャーズ)を購入しようと思ったのだが、なんとビックカメラでもさくらやでも完売御礼。ううむ、蟲好きが世間にはこれほどいるのか。やはり今年は蟲年ですわよワタルさん。
 しゃあないから古本屋で5冊200円の中に戸川猪佐武「小説三木武吉」(角川文庫)を見つける。あと4冊、陸海軍の大将本とかでっちあげて買う。
 さらに吾妻ひでお「逃亡日記」(日本文芸社)を買おうと、池袋の漢汁通りにある本屋さんで探したが見つからない。店員に検索してもらうと、「ええと、吾妻ひでおで検索するとこれなんですが」と見せてもらった検索画面には、どういうわけか「ふたりと5人」だけがびっしり。アレか、漢汁の娘たちは、男だったらユキ子さん一家でもいいのか。
 結局「逃亡日記」は西武書籍館で購入。ついでに「字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ」(太田直子・光文社新書)を「おお、なっちのことが書いているに違いない!」と思って購入。ぱらぱら読んでみたが、さすがに斯界の大先輩の悪口は書けないらしい。代わりになっち糾弾サイトなどの悪口が書いてあったが、「日本語を知らない」「知識がない」などの悪口がそっくりそのままなっちに当てはまるのが面白い。蟹は甲羅でなんとやら。あと、「いまさら北朝鮮本の新刊買うなんて、いかにも時流に乗ったみたいで恥ずかしいなあ。でも教科書読みたいしなあ」と煩悶しつつ「北朝鮮・驚愕の教科書」(宮塚父娘・文春新書)を購入。娘さんはものすごく朝鮮人系の顔なんですが、宮塚さんは朝鮮の悪口を書きつつ朝鮮娘を娶ったのでしょうか。

 そして午後からマンションの管理組合総会。よんどころなく書記に選出されてしまった。一般的にはまわりもちという。それはそれとして、だらだらとしょうもない話を聞きながら、ああ、これって会社の会議と一緒じゃん、何の因果で休日に平日の仕事と同じことに耐えなければならないの、と思いつつ書類をめくると、会計報告とかいって、午前中にダメだった損益計算書とか修繕費明細とか出てきてますますヘコむ。

 「逃亡日記」読む。下についている注釈がちょこちょこと間違っているのが気になる。編集者があんまり詳しくない人なら、ファンクラブの人とか漫画マニアとかに書いてもらえばよかったのに。


2月17日(土)
 ちなみに一部地域でゲテモノ扱い、一種の古典と呼ばれている伝説のアニメ「まんが水戸黄門」ですが、時期的にいうと「うる星やつら」「太陽の牙ダグラム」「じゃりん子チエ」「六神合体ゴッドマーズ」とほぼ同時期です。「うる星やつら」のアニメ化は一種パチモン扱いされていまして、本命と目された「ダッシュ勝平」に対抗意識を燃やし「勝平に負けるもんか」という広告を出したりしていました。もはや残りにくいその時代の雰囲気を残すよすがとして、ここに書いておきます。それだけの役目のこのサイトですから。


2月7日(水)
 ピノキオはすっかり反省してお酒もやめ、真人間になることを決意しました。そこへ大阪から狐がやってきて、お酒を呑もう遊ぼう日吉へ行こうと悪いことに誘いました。意志の弱いピノキオは、悪い狐の誘惑にあっさり負けてしまい、また悪い人間になってしまいましたとさ。どっとはらい。


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