くだらな日記(2004年3月)


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3月31日(水)
 ドラクエ5はじめました。
 いや、PS版買おうかなと逡巡しているうちに、リメイクのくせにえらい売れ行きだと聞いて、そんならいいやとフテて買いそびれ。ま、たぶん半年後には千五百円で大量に流通するからいいや、と。
 そんなわけで、秋葉原で五百円で買ったFF6(誰がなんと言おうとこのゲームはセリスが主人公だ。あとクラウドの登場が情けなさすぎ)と、DQ5をスーファミ引っぱり出してやってます。
 ちらほら聞くところによると、リメイク版は会話が楽しいとかすごろくがあるとか地方の名産を味わえるとか仲間になるモンスターが増えたとか。チクショウ楽しそうだな。
 あんまり悔しいのでスーファミ版の裏技を駆使してモンスターのすべてを仲間にしています。もうはぐれメタル二匹仲間になったもんねーだ。チクショウ悔しくなんかないぞ。こうなったらお父さんFFX2のインター版買ってラストミッションやっちゃうぞー。
 それにしてもゲームしながら意識が朦朧としてきて、気がついたら薬草を買い占めていたというのはいかがなものかと。


3月30日(火)
 しおんさんの今回の文章、面白かったよ。いやなんというか、そんな受け取りかたをする女性も世にはいるのだな、という感じで楽しめました。男も嫁もうかうかしてられんな。ま、枯れた人間には縁のない話ですが。


3月29日(月)
 どうも今年は、選抜高校野球の真面目さとプロの馬鹿試合っぷりがきわだっているような気がします。とくに今日のダイエー西武戦を見ていると。
 ダイエーは中継ぎ以降の投手、西武は打線に弱点を持ち、おたがいその弱点を露呈しつつ闘った馬鹿試合でした。ダイエーのアメリカ帰りはマックそこのけの活躍っぷりだし、西武はふつうに打ってりゃとっくに二十点くらい取って勝っただろと言いたくなるようなヘナチョコ打線。広島をクビになった投手が通用するようなリーグってどうよ、と憎まれ口を叩いてみたくなりますが、「近鉄でも使い物にならなかった奴が中継ぎの軸になってるチームってどうよ」と言い返されるのでなにも言いません。
 まだテレビでは見ていないのでスコアで推察するしかないのですが、日本ハムはSHINJOのキャラそのまんまの明るい馬鹿試合で負け続き、近鉄は中村ノリのキャラそのまんまの腹黒い馬鹿試合で勝ったり負けたりしているようです。なんだかロッテやオリックスがまともなチームに見えてくるくらいです。ひょっとして、オリとロッテは本気でプレーオフに参加するんじゃないか。
 ま、しかし、そのうち真打ちが登場するから見ていなさい。馬鹿試合の伝統では他の追随を許さない、あのチームが帰ってくるから。阪神はウィリアムスと安藤が物凄い勢いで点を取られまくり、久保田も石毛もリガンも追随し吉野は消え、「これは素晴らしい馬鹿試合をやってくれそう」とファンをわくわくさせているよ。岡田阪神、さすが吉本系だけに前フリには死角がない。
 きっと毎日が去年4月11日の対巨人戦みたいになるんだろうなあ。わくわく。


3月23日(火)
 先週は三日ほど倒れていた。てっきり二日酔いと花粉症のダブルパンチだと思っていたのだが、どうやら古くなって膜が張った油を使ったのが原因であったような気がする。そういえば木曜の晩はチャーハン、土曜の晩は野菜炒め、日曜日は焼きそばと、油を使った料理を食った翌日に倒れているのだ。というわけで油を捨てた。
 きのう食うはずだったべんとう。めし。焼き鳥(市販十本198円、買ったのはあの大川)。カリフラとアスパラのピカタ。
 きょうはべんとうを作る余裕がなく、なか卯ではいからうどんを食いました。「たぬき」でなく「はいから」と表記すると天カスの粒径が小さいように思うのは気のせいでしょうか。


3月21日(日)
 東芝府中日本一おめでとう。日本選手権も決勝で負けたら、もう来年から万年二位だと思っていたよ。やっぱり「ネバーサレンダー」というスローガンは日本一に縁があるんだね。
 終盤、前半のミスを取り返すような爽快な活躍を見せてくれてありがとう。でもプレイ外で喧嘩してシンビンってのはみっともないです(笑)。でも立川選手なら、「殴るふりしてシンビンなんだったら、殴っときゃよかった」とか考えてそうです(笑)。

 え、阪神は日本一じゃなかったっけ? なんだかオフシーズンの間に、すっかり日本一だったような気がしてしまったよ。こうして歴史は作られていくんですね。
 古代ギリシャの将軍アレクサンドロスがあるとき聞かれました。
「貴方とペリクレスがレスリングしたら、どちらが勝ちますか?」
 アレクサンドロスは即座に答えました。
「ペリクレスです。もし私がペリクレスをフォールしても、ペリクレスは自分が勝ったと演説するでしょうし、演説を聞いた人はみんなペリクレスが勝ったような気になるんですから」

 いかりや長介が死んで、ドリフターズもクレイジーキャッツもリーダーがいなくなりましたな。どっちもメンバーが欠けてることだし、いっそ合併したら? むろんグループ名は「PYG」だ。お笑いの伝統をいまに伝える最後のグループ。ジュリーは志村だ。ショーケンは植木等だ。
 正直、私が子供のときは、ドリフターズは人気者すぎて、いまひとつ好きになれなかった。ひねくれた子供だったので、「コント55号のほうが面白かった」「ゲバゲバ90分のほうが好き」「ドリフってクレイジーキャッツというチームの二番煎じらしいよ」「やっぱこれからはタモリの時代だね」「もう欽ドンしかないよね。ハガキ書かなきゃ」というようなことを言っていたような気がする。
 その気持ちは今でもそんなに変わらない。ファミリー劇場でやってる「ドリフ大爆笑」を沢田研二見たさに見ているのだが、けっこう面白いアイディアもあるし練達なのはわかるんだけど、ずっと見てるとどうしてもしつこいんだよなあ。念には念を入れて、という感じでギャグをやるんだよなあ。もっとサラリとやればいいのに。でもいまのお笑いはもっとくどいからなあ。笑い声まで添えて笑うところを教えてやらないと、どこで笑うかさえわからないような連中を相手の商売だからなあ。吉本が悪いというだけじゃないとは思うんだが。


3月19日(金)
 味音痴だと損をする、という実例はないかと探していたら、ストリキニーネの例に思い当たりました。
 ご存じの通りストリキニーネは効力は絶大ですが、とにかく苦い。だから実際の殺人者も推理作家も、その味をどうごまかすかに苦心しています。埼玉の愛犬家はカプセルに入れて飲ませました。帝銀事件では「この薬は苦いので舌の奥に入れて飲んでください」と教育して飲ませました。ミステリではたいがい、カプセルかオブラートに包んで飲ませることになっています。
 しかしあるミステリでは、これをカレーに混ぜて食わせております。そしてその紹介者も、「カレーの味にまぎれてわからなくする、これはうまい手だ」などと呑気なことを言っております。
 いくらカレーが辛いといっても、辛いと苦いの違いくらい、味覚が正常な人ならわかるでしょう。おそらく味音痴なら死ぬ、まともな味覚があれば大丈夫というものではないでしょうか、このカレーは。カレーなら何を入れてもいいのか。あんたは林真須美か。
 なんにせよ、味音痴が揃っているアングロサクソン民族の作った文学だけのことはありますな。


3月18日(木)
 ほんじつのべんとう。ビビンバもどき。豆腐オムレツ。もやしと一緒にご飯を炊いて、ちょっとゴマ油を加えて薄く塩で味付け。これに牛肉のミンチかコマ切れを炒めてのっけるとビビンバになると思うのですが、今日は丸美屋のすきやきふりかけで代用してみました。こんなのをビビンバと呼んだら半島の人が「こんなのは本当のビビンバじゃない」と怒るでしょうが、そのとおりなので何も言い返せません。箸箱を持っていったのはいいけれど中に箸を入れるのを忘れたのはよくあることです。

 きょうは終電近くの埼京線に乗ったら、後ろに変な女がいました。
 あの、よく朝のラッシュでツッパってる人がいるでしょ。いや横浜銀蠅ではなく、なんかやたらに混雑に抵抗して、身体をつっぱらかさせたり肩でぐいぐい押し返したりする、邪魔なおっさんとかお姉ちゃんとか。ああいうのです。
 普通ああいうのは一方向に抵抗しているのですが、今晩の女はすごかった。四方に抵抗しているのです。横の人が来たと思ったら肩で押し、前の人が来たと思ったら身体を90度回転させてまた肩で押し、後ろが来たら180度転回して肩で押し、という具合に回転しながら怒っているのです。回転バカ。で、だれかが電車から降りようとすると腹いせのつもりか、後ろからかかとを蹴飛ばすのです。みみっちいバカ。報復バカ。
 混んだ電車で無意味に自己主張して「早く死んでくれないかなこんなバカは」と思わせる人はよく見てきましたが、今日のバカ女は爽快なくらいにバカでした。かといって爽快な気持ちにはなれんかったが。普通のバカの四倍早く死んでくれ、と思うようなバカ女。

 なんか新展開になってきました

 あと、誰と乗り越えてゆけばいいというのだ……
 個人的には、
「牟田口とともにインパールを乗り越えていくスレ」(軍事板)
「犬養とともに国民党と民主党を乗り越えていくスレ」(日本史板? 政治板?)
「ナミ様とともに脳死を乗り越えていくスレ」(ネットウォッチ板)
「まほきゃすとともに恐怖を乗り越えていくスレ」(同上)
「ネコ科動物とともに最強を乗り越えていくスレ」(野生動物板)
「綿矢りさとともに三十路を乗り越えていくスレ」(文学板)
「クマムシとともに進化を乗り越えていくスレ」(生物学板)
「はなまるとともにうどんを乗り越えていくスレ」(B級グルメ板)
「御手洗とともに密室を乗り越えていくスレ」(ミステリ板)
「栗本薫とともにマルペを乗り越えていくスレ」(SF板)
「中の人とともにビッグフットを乗り越えていくスレ」(オカルト板)
 あたりを希望。なんだ、まだまだあるじゃん。
 で、最後には
「山下監督とともにガイドラインを乗り越えていくスレ」(ガイドライン板)
 になるわけですな。実はもうできてたりして。

 ついでに決まり文句も考えてみよう。
「明日はすべてが解明されるよ!」「もう時効じゃん……」
「明日は更新するよ!」「またゲームの話かよ……」
「明日は完結しないよ!」「もう今までの話を忘れてるだろ……」
「明日は撤退しないよ!」「兵隊がだれも残ってないよ……」
「明日は実在を証明するよ!」「証拠ねぇだろ……」
「明日はまだ十代だよ!」「もうどうでもいいよ……」
「明日は絶滅しないよ!」「寝てるだけだろ……」
「明日は負けないよ!」「選挙ねぇだろ……」
「明日はフライデースペシャルだよ!」「もう何があっても驚かないつもりだったのに……」
「明日はかまたまだよ!」「値段高すぎるだろ……」
「明日は負けないよ!」「恐竜いねぇだろ……」
 スレ名と決まり文句を正しく結びつけなさい(配点45点)

 ついでにデニーの役柄も考えておこう。「金原ひとみ」「松村大佐」「はる」「マホノコトリ」「イヌ科動物」「エラヒキムシ」「石岡君」「平井和正」「加ト吉の冷凍うどん」「R.K.ウィルソン」「古島一雄」(配点0点)

 つーか戦国無双、マジで劉禅とジョンが登場しないかなあ。三人合わせて統率力は伊達政宗なみってことでもいいから。いや宇喜多秀家なみでもいい。


3月17日(水)
 ほんじつのべんとう。めし。牡蠣の味噌焼き。海老とシャコの香菜炒め。

 「うらみます」を「はらみます」にするくらいなら、中島みゆきのあのアルバムを全部替え歌にするくらいでないといけません。とりあえずエレーンの替え歌も作ってみましょう。「風に溶けていった おまえが残していったものといえば おそらく誰も着そうにもない 穴の開いたドレスがカバンにひとつと みんなたぶん他人に見られたくないと思うようなCD どこにもおまえの趣味嗜好を口に出せない奴らが流す真実 そんなおまえが嫁を持ち子供まで持って年月流れて 突然なにも知らぬ子供が ひきだしの裏からCDをみつける 今夜嫁は冷たい しれ〜ぬ ぷにぷにでもいいですかと誰も問いたい しれ〜ぬ その絵描きを誰もが知ってるから誰も問えない」


3月16日(酔)
 たっちゃんさん大先生大明神が風のようにやってきて暴風のようにわたしの身体を去っていった。ひどいわあんなことやこんなことを。私の牡蠣だけがめあてだったのね。
 きょうのくいもの。レンジ蒸し牡蠣。シャコと海老のゆでたの。ラムスペアリブ。ノビルの味噌和え。うなぎめし。海老の殻でだしをとった味噌汁(ノビルの葉が実)。たけのこの刺身。ビール。ボックスワイン。自家製のアメリカンチェリー酒とパイナップル酒を飲ませようとしたのですが大元帥大僧正は固辞しました。たけのこを生で食ったのははじめてですが、なんかヤシの芽のサラダみたいでした。って、日本人なら形容が逆だろ。
 大統領大宰相といっしょに見た巨人ダイエー戦はまた桑田がめったうちで楽しかった。新庄は守備では目立つけど打席で目立たないのが哀しい。というか日ハム打線の打率の乱高下はすごすぎる。一番坪井3割2分、二番新庄2割4分(阪神時代から推定)、三番小笠原3割6分、四番セギノール2割3分(オリックス時代から推定)。日ハムには実松という凄い打者もいるしなあ。でも野球を見ながら盛り上がったのは広田さくらの話でした。よし、これから広田の試合はビデオに撮ろう。こないだの恥骨倒立はまだ放映するはずだ。
 ミンキーモモの「お願いサンタクロース」を見ながら、「魔法少女モノと魔女っ子モノの違い」を知ることができて有益でした。なんでも、もともと魔女の家柄だったり魔女の国出身だと魔女っ子で、なんかのきっかけで普通の女の子が魔法を入手すると魔法少女なのだそうです。この違いは物語の構造自体に影響があるそうです。ええと、前者は魔女っ子メグや魔法使いサリー、夢のクレヨン王国(ちょっと違う)やジャングル黒ベエ(それ違う)かな? 後者は秘密のアッコちゃんやクリーミーマミ、ユーミやペルシャやセーラームーン(たぶん違う)かな? モモは死ぬまでの前編は前者で、後編はどちらでもないというのが正解か。夢オチだし。
 とりあえず大明神大菩薩が置いていったヤングマガジン増刊をちらちらと読んでみる。ヤングマガジンなんて柴門ふみと片山まさゆきと業田義家の時代以来だなあ。全日本妹選手権って読者をナメてませんか。まあ読者がナメられてもしょうがなさそうな人ばかりらしいけど。けれど敷居は高くしといた方がそのジャンルのためだと老婆心ながらご忠告申しあげます。ちゅちゅ帽子あげます。

 愛甲おぼえていますか。また不毛な歌詞連鎖になりそうです。いま三週目。それにしても大ちゃんばかりで、愛甲はどこにいった?


3月15日(月)
 日曜日、出先に携帯電話がかかってきた。なにごとならんと思ったら、母親からで、こないだ日生(岡山の漁港)にいって買ったものを送ったからすぐ受けとれとのこと。
 けっきょく昨日は泊まり込みだったので、きょう一日遅れで宅急便を受け取った。内容は牡蛎と海老とシャコと山菜など。なるほど、早く受け取れというわけだ。ま、クール宅急便だから冷蔵庫で保管してくれただろうし、一日くらいならいいだろ。
 とういわけで海老はにんにくひとかけと一緒に焼酎蒸しに、牡蛎は殻ごと焼いてみる。香菜をふりかけて、ナンプラーと酢とチリソースのタレでいただくことにしよう。
 前から牡蛎を食いたがっていた友人がいるのだが、さすがに平日で、しかも忙しそうなので来るのは無理だろうな。その代わりに、これから私が食うところの写真を見せてあげよう。届け、わがまごころ
 うまかったよ。
 殻つき牡蠣はまだ十個ほど残っている。茹でたシャコと海老も残っている。さて、どうしようか。

 牡蛎の殻土手鍋というのができないかと思って試してみた。
 土手鍋とは土鍋のへりに味噌を塗りつけておいて牡蛎を煮ると、煮汁で味噌が溶けて牡蛎の味付けになるというもの。これを応用して、殻つきの牡蛎の殻のところに味噌を置いて焼けば、牡蠣の煮汁で味噌が溶けてうまいぐあいにいくのではないか。
 で、やってみたのがこれです。ノビルを散らしてみました。ちょっと味噌が焦げたけど、これはこれでうまい。


3月12日(金)
 ほんじつのべんとう。ベトナム風サンドイッチ。サラダ(サンドイッチに詰めきれなかったキャベツとかモヤシとか豚肉とか)。だからチリソースの代わりにアフターデスソースをふりかけるのはやめなさい。また唇が腫れ上がってしまったではありませんか。それでなくても私の弁当は「やたらに量が多くて味付けが激辛」という沙希ちゃんのような評価を受けているのですから。

「泣いてません! 泣いてません!」(涙目)
 広田さくらの新境地はますますいい。豊田真奈美の恥骨の上での倒立もかっこよかったし。


3月11日(木)
 長嶋茂雄の入院に関してはやたらな量のニュースが流され、星野元監督からカズシゲから小泉首相からわけのわからない人までコメントを寄せているが、だれも「知能がもとのように回復するかどうか」と心配していないところが面白い。だって、ねえ。

 ほんじつのべんとう。めし。チキン南蛮。アスパラの牛肉巻。チキン南蛮はじつは、揚げ鶏のねぎソースにタルタルソースをかけたものです。宮崎県人が見たら「こんなのは本当のチキン南蛮ではない」と言うでしょうが、「こんなのは本当の○○ではない」と言う奴の意見は無視することにしています。


3月9日(火)
 サイトにはよく掲示板があるが、そして私もつけていますが、あれも考えてみれば変なものです。サイトの感想だとか宣伝だとか雑談だとか荒らしだとかが同居していて、とても生産性があるとは思えません。
 そしてもっと変なのは、そのタイトルです。試みに適当な掲示板のタイトルだけを列挙してみましょう。
「ぱーまぱーまぱーまーん(←こう聞こえる)」「リンク許可、ありがとうございます」「だって埼玉県って芋の形じゃない?」「そこまで言うなんて」「フリーマーケットの『フリー』は『Free』じゃないぞ」「メーソンがない」「名産品」「おすしのピクニック」「『納豆巻』というものがこの世の中には存在しますが」「母の料理で」「北海道らしいです(偏見?)」「すみませんです」「いえいえ」「やあ」「なぜか表記は『サーモン』と」「え」「過去形が」
 なんだかふざけている人や真面目な人が混在していて、とうていまともな会話がなされているとは思えないのでした。
 もうひとつの掲示板はもっと凄い。
「きょ?」「うふふふふふふ」「なぬっ」「ご自愛を」「お気遣い」「ひま」「ははは」「へへへ」「(無題)」「あっ。」
 もはや日本語の会話がなされているかどうかすら疑問なのであります。
 かといってこういう掲示板も困りものです。
「勇気を出して投稿してみました!」「■■■■ 今晩は。。ちぇきっ! ■■■■」「ひ孫の私は 受け継いでます」「はじめまして。。」「はじめまして」「お久しぶりですー。」「笑顔がとってもキュート」「あなたにも凄い事教えてあげる」「はじめまして♪(*^_^*)」「皆さんに凄い事教えてあげる」「わいわいお友達!」「現役のアイドル知美ちゃん」「素敵なメル友ほしいな!」「チャットマガジン購読者募集!(こちら)」「若返りの秘薬と」「とにかくカワイイ『なおみ』ちゃん。」「ホンっとすぅご〜いィ!」「若返りの秘薬とは」
 とにかくみんな宣伝に夢中で、ハナっから会話をする気がないのでした。老婆心ながら忠告します。知美ちゃんもすこしは凄いことを知りたがってください。なおみちゃんは若返りについてちょっとは考えてみてください。それから、その気のない人に凄いことや若返りの秘薬を押しつけるのはやめてください。すぅご〜いィのはわかったから。メル友が欲しい人とチャットマガジン購読者募集の人はふたり別な場で話し合って決めてください。
 こういうのもあります。
「ううう」「日曜日もやりませんか」「雨天により不戦敗」「酒により遅延」「うみょー」「マジ焦った!!」「嫁さんに言おうか…」「■□発見!!加藤○い温泉盗撮ビデオ□■」「祝!卒業!!」
 なにかの行事用につくられた掲示板がさびれるとともに宣伝書き込みに支配されてゆく様子がよくわかる力作です。そろそろ花見の季節ですね。

 中島みゆきで「はらみます はらみます あんたの子供 死ぬまで」というフレーズを思いついたのですが、この曲ってどのくらいポピュラーなんでしょうか。


3月8日(月)
 ほんじつのべんとう。なし。松屋の豚めしが350円になってから、ずっとチキンカレーだけ頼んでいます。いちど唐揚げ飯を食べてみましたが、単なる唐揚げ定食のノッケでした。

 温厚だと思っていた人が怒るといっそう怖く感じます。その怒る基準がよくわからなかったりするとますます怖いです。その点、このサイトは常に何にでも怒るサイトなので安心だね<安心じゃねえって<ホラまた怒る

 私の本棚を見た人が、メグレ警視のコーナーを指さし、「これじゃ、なんかダメな人みたいだね」と言ったことがあります。そこには「メグレ罠をはる」「メグレ間違う」「メグレたてつく」「メグレニューヨークへ行く」と並んでいました。たしかにこれでは、遊んでばかりいるダメでイヤな奴としか思えません。
 でもそれでいえば、ケメルマンのラビシリーズもダメダメです。「月曜日ラビは旅立った」「火曜日ラビは激怒した」「水曜日ラビはずぶ濡れだった」「木曜日ラビは外出した」「金曜日ラビは寝坊した」「土曜日ラビは空腹だった」です。なんだかほっつき歩いてはろくでもないことばかりいるダメな奴にしか思えません。犯人よこれがわラビの一週間の仕事です。ちゅらちゅらちゅらちゅらら。
 ついでにいうとラビシリーズの未訳の題名をおぼつかなく日本語にしてみると、「そのうちラビは出ていくだろう」「ある晴れた日ラビは十字架を買った」「ラビが辞職する日」「ラビが街を出てゆく日」となり、ますますダメです。どうやらあまりのダメさのためクビになり、街を追い出されたようですラビ。貧しさに負けた。いいえ世間に負けた。この街も追われた。いっそきれいに死のうか。ユダヤの戒律の冷たさに未練などないわ。花さえも咲かぬ。ふラビは枯れすすき。


3月7日(日)
 ほんじつのべんとう。牛丼。きのこのマリネ。
 牛丼は油まみれでべたべたなのが好きです。だから自宅で作るときは、サラダオイルをたっぷり入れて作ります。でも昨日飲み過ぎたせいで、きょうは半分しか食えませんでした。うちに帰って残りを晩飯にしました。


3月6日(土)
 ほんじつのべんとう。めし。チキンのみそケチャップ。もやしナムル。
 ちょっと失敗しました。チキンのみそケチャップに、あのハバネロを使った辛い辛いソース、アフターデスソースを混ぜたのです。チキンのピリカラみそケチャップになりました。それはそれでいいのですが、もともともやしナムルがタイの唐辛子を使ったピリカラですから、なんか心の安まることのないべんとうになりました。反省。
 仕事帰りに新宿の宮崎物産店でチキン南蛮を食いました。揚げ鶏をつけこむソースが甘かった。このくらい甘い方がタルタルソースとの味のギャップがあっていいのだなと納得しました。でもタルタルソースがちょっとショボい。マヨネーズにゆで卵を混ぜて粉末パセリをふりかけただけ。タルタルソースはかつて私が作ったほうが上だったな、とちょっと優越感を感じました。トータルでは大敗なのですが。


3月5日(金)
 きょうは休みだったのでひさびさに大川ホームセンターに行く。やっぱ駅前のサミットより安いわ。キャベツ100円、アスパラ100円、エノキとマイタケが二パックで100円、鶏胸肉が100グラム19円、牛切り落としが500グラム380円、三食焼きそばが100円、卵が10個78円。うれしくていろいろと買ってしまった。晩飯だけでは食いきれんわ。ということで、あしたからしばらく弁当にしてみようか。さてなんにしよう。うふふ。


3月4日(木)
 松屋がいつのまにか豚めしを350円に値上げしたと思ったら、吉野家は豚丼を320円で満を持して投入。さらに豚キムチ丼も450円から370円に値下げした。アフター牛丼の生存競争はまだまだ続く。

 鶏インフルエンザのニュースで大量の鶏が埋められているのを見るたび、なんだかもったいない気がしてならない。BSEと違ってウィルスは加熱すれば死ぬのだから、どうせなら土中に投棄するのではなく、ぐらぐらと煮立った巨大な鍋に投入して、莫大な量のチキンスープを作るのはどうだろうか。あるいは、埋め立てた地面の上で巨大な焚き火をする。大量の鶏をまとめて蒸し焼きにして、無料配布するのはどうだろうか。なんか、上海あたりではもうそうやっているような気がするのだが。

 歳三さん。斉藤一はわけのわからない人物です。たしか近藤勇の道場に出入りしていたと証言しているのは、永倉新八の「文久報国記事」だけではないでしょうか。しかも同人が明治になってから語り残した「新選組顛末記」では、斉藤が江戸にいたとは言っていないのです。記録として残っているのは、近藤や土方が清河八郎とともに京に上ったときの名簿には斉藤の名前がないこと、斉藤は近藤や土方よりあと、京都で加盟したこと、です。鈴木亨「新選組99の謎」では、斉藤は家里次郎や殿内義雄の募集に応じて京で加盟した、家里・殿内派のひとりだとしています。
 司馬遼太郎はこの両方を折衷させようと、江戸から一足先に明石に戻って身辺整理してから加盟したなどと、えらい回り道をさせています。こないだ立ち読みした河出文庫の新選組人名辞典みたいな本では、斉藤は江戸で人を斬って京都に逃げていたことになっています。その根拠がどこにあるのかは知りません。
 そもそも明石浪人だったかどうかもあてになりません。これも永倉の「同志連名記」にあるだけではなかったでしょうか。同「新選組99の謎」によると、斉藤は江戸の御家人山口祐助の子で、なぜか京の吉田道場に入門したことになっております。こっちの根拠はわかりません。
 始めが謎なら終わりも謎です。斉藤ひとり、なぜ会津に残留したのでしょうか。新選組は会津藩預かりだから恩義があるというのなら、いくら斉藤が嫌われ者だって、あと四、五人は会津に残留するはずです。会津の隠し目付だったという説もあるのですが、根拠はまったくありません。ただ、この説は面白いですね。斉藤がソ連の政治将校みたく、会津公のご威光でなにかと口を挟んでいたとしたら、という小説は、まだ書かれていないと思います。書いてみようかしら。


3月2日(火)
 やっぱコーエーには、テレビ朝日と交渉して「必殺無双」を出してほしい。剣と口車で切り抜ける中村主水、拳で相手の胸板を貫く念仏の鉄、カンザシでクリティカル攻撃を与える簪屋の秀、南京玉すだれで遠距離攻撃を行う三浦友和、エレキテルで全体攻撃が可能なひかる一平(ただし充電時間中は無力)、可愛い顔して相手をぶん投げまくるキューティ鈴木&尾崎魔弓、戦闘力はないが無双技「精子スプラッシュ」で自分の遺伝子をばらまきまくるため子孫が絶えない火野正平など、さまざまな必殺キャラが結集して暴れまくる快作だ。
 もしくはいっそ時代を戻して「藤原無双」も面白そう。サンダガ系の魔法を操る菅原道真、バイオ系の魔法を操る伴大納言善男、首を飛ばして周囲の敵を皆殺しにする「生首スプラッシュ」は必見の平将門、封印魔法を得意とする阿倍晴明、天皇家に呪いをかけられるのはこの人だけという崇徳上皇、18禁のムービーが楽しい真言立川流の僧文観など。え、藤原一族? それはあなた、殺されまくる役ですよ。そのくらいしかできないじゃないですかあいつら。


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