産地：北海道、はこだてワイン 年代：？
購入：北海道、旭川空港 価格：１０００円
購入日：２００２年１月２９日 飲用日：２００２年２月３日
いっしょに食べたもの：カニクリームスープ、バゲットサンド、スモークトサーモン
北海道のワインセラーといえば、古くは池田町、新しくはふらのワインが有名どころでありましょうか。ところがこれ、「旭川空港限定ワイン」と銘打っていながら、なぜか製造元ははこだてワイン。ううむ、北海道は奥深い。内地の人間の考えも及ばないことがいまだに多い。
とはいっても、はこだてワインは地元函館が中心ながら、葡萄のみならずハスカップ、メロン、山イチゴなどなど、北海道各地の名産果実を積極的に使ってご当地フルーツワインを作っているメーカーらしい。で、これは、プロムナードというはこだてワインの定番商品。ラベルだけが旭川空港オリジナルであるらしい。
コルクはゆるめで開けやすい。色はやや薄めの黄金色。香りはフルーティだが、どうしたことかちょっとドブ臭い香りがかすかにする。私の鼻がおかしかったのだろうか。
味は甘味中心だが、ほのかな酸味がじわりと上部軟口蓋に広がる。すっきりと飲みやすいが、やや水っぽい感じの白ワイン。はこだてワインという会社自体が、「女性に飲みやすいすっきりした甘口のワイン」を目指しているので、これはみごとにもくろみ通りとなっているのだが、そこが残念なところだ。ふらのワインもきっと、こんな味だと思う。池田町はどうかな。