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19回「奇術を楽しむ集い」のお知らせ。

毎年この時期になると、こんな知らせがまいります。今回はこの催しについて、レポートしてみましょう。

◆「奇術を楽しむ集い」の生い立ち
[写真:布目先生]     
写真:布目先生 この「奇術を楽しむ集い」は、今回19回ということでお分かりと思いますが今から、19年前に布目先生がマジックの愛好者と共に一晩中マジックを語りあかしたい、と企画し在京のクラブに呼びかけ山梨県富士五湖町船津「諏訪路」という民宿が出発点です。

 当時は数クラブしか参加いたしません(十数人)でしたが、その当時から破格の低料金でマジックの材料が買えたため参加者が急増し、当時、私たちは「諏訪路」価格といって、毎年の5月を楽しみにしたものでした。回数を重ねる内に諏訪路だけでは収容できず、近くの民宿に分宿するようになり、常時300名近くの参加者で現在もその状況です。

 「布目貫一」と言えば「浪曲奇術」、 「浪曲奇術」といえば「布目先生」とマジックの愛好家であれば、一度や二度は耳にしたお名前と思います。アマチュアの発表会でおそらく「浪曲奇術」をしないところは無いでしょう。

 永らくJRお茶の水駅近くでショップを開かれ、各クラブにも講師として招かれてその教え子は数知れずのマジック界の重鎮です。ショップを開いていたころは、毎月数十回の講習をなさり、毎日が午前様、こんな状況は20年近く続いたそうです。

 確か、12回か13回ごろの大会で舞台の幕をセッティングなさっていて、腰を傷めその後腹部の大動脈による手術などの影響か、ついに、'98年、御茶ノ水のショップを閉じられ、現在はお住まいの厚木市で近隣のクラブや訪れるファンに個人レッスンをなさっておられます。

 腰を痛められた当時から、先生が指導なさっていた「東京消防庁奇術部会」の部員を中心に、在京のクラブが「奇術を楽しむ集い」の運営をフォローすることになりました。会場も「諏訪路」のご主人の不幸から富士急ハイランドそばの「富士屋ホテル」と「富士急ハイランドホテル」の二箇所を使う時代が数年続きました。

 しかし富士急ハイランドホテルも取り壊しになり、先生の体調もおもわしくなく「奇術を楽しむ集い」も一時は、開催を危ぶまれましたが、東京消防庁奇術部会や先生を慕う、在京のクラブや奇術部会のOBが結束して「貫門会」という組織を立ち上げ第17回から現在の山梨県石和町「石和温泉観光ホテル」に場所を移し、現在に至っています。

 「奇術を楽しむ集い」の最大の特徴はコンテストにあり、かつそれがクラブ対抗の様相が強いことです。

 私も幾つかのコンテストに参加しましたが、殆どが、コンテスタントの名前だけが紹介されますが「奇術を楽しむ集い」ではクラブ名まで紹介されます。これは布目先生が多くののクラブを指導なさっていた名残かも知れません。

 因みに貫門会に登録されているクラブは全国60数クラブに達し、昨年の参加クラブは54クラブ+個人参加で239名でした。コンテスト参加も9クラブ14名でクラブ3組までのチャレンジが許されているからです。

 その他「奇術を楽しむ集い」では特別なプロの方のショーはありませんがディーラーの方達がコンテスト後に特別なショーが行われます。

 それでは昨年のタイムスケジュールをご紹介しましょう。
13 受け付け開始
1530 ディーラーショー開始
1730 夕食
19 コンテスト開始
2130 特別ショー(前年度優勝者及び3位までの招待演技)その他
22 コンテスト表彰
翌日朝食後 レクチャー
1130 解散


◆第19回奇術を楽しむ集い 概要

【期日】平成12520日(土)〜21日(日)
【場所】山梨県石和町 石和温泉観光ホテル
【参加費】18000
【問合せ】〒336-0022 浦和市白幡1-113 椎野 靖啓

次回からは、順次さかのぼって、コンテストなどのレポートに移りましょう。

(つづく)
浅井精治

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