「カルメン」 青山劇場
主なキャスト
カルメン : 大地真央 / ホセ : 錦織一清 / エスカミリオ : 石井一孝 / ダンカイロ : 宮川浩 / ミカエラ : 鈴木ほのか / スニガ : 海津義孝 / レメンダード : 福井貴一 / パスティア : 近藤洋介 / ラ・ロリョーナ : 江波杏子 / フラスキータ : 岡田静 /メルセデス : 麻生かほ里 |
<あらすじ>
1820年代、スペインのセビリアで活気に溢れている煙草工場前の広場。休憩時間に飛び出してくる女工達に兵士達が駆け寄ってくる。そんな中やってきたのがスニガ(梅津)とホセ(錦織)の二人の兵士。女工達に目移りしたスニガはホセに自分の銃の鎖を直すように命じ、彼女たちの輪に溶け込んでいく。そんな雑然とした中に現われたのがカルメン(大地)。彼女は男たちを翻弄するかのように歌う。しかしホセはそんな彼女に見向きもしない。ホセに目をつけたカルメンは彼にアカシアの花を投げつけ鮮やかに立ち去っていく。アカシアの花を投げつけられたことに怒りを隠せないホセだったが、なぜか彼女のことが気になり出しアカシアの花を懐にしまう。しばらくして、ジプシーのカルメンとスペイン人のマヌエリータの間で激しい争いが起こる。その収拾にやってきたスニガとホセ。カルメンを捕らえ牢に連行するようにスニガに命令されたホセだったが、カルメンの誘惑に負けて彼女を逃がしてしまう。逃げる途中、カルメンは花形闘牛士のエスカミリオ(石井)と出会う。カルメンに一目ぼれしたエスカミリオだったがカルメンは彼を嘲笑うかのように立ち去っていく。一方、パスティアの店では客たちが去った後、盗賊団のダンカイロ(宮川)とレメンダード(福井)を交えて密輸の大仕事の話が進められていた。そのとき、ホセがカルメンに会いにやってくる。お互いの気持ちを確かめ合う2人だったが…
11月20日(土)1階N列10番 17時開演
−我がホームページ初のオフ会観劇−
感激度 ★★★★★★ (★6つが満点) |
ついにオフ会の観劇日が参りました〜!てな訳で、オフ会詳細はこちらをご覧ください。
それにしても、やはりたくさんの人数で観ると楽しさが違いますねえ〜そのおかげもあって今回の感激度は満点です!3回目にして最後の観劇日だったのですが、一番役者さん達が乗っていたのではないでしょうか?なんだかいつもにも増してスペインの風を受けたような気がします。
それでもやっぱりオーバーチュアは何度聞いても最高!!!あのカルメンのテーマはめちゃくちゃ素晴らしいですねえ〜
私はオフ会メンバーと一緒の観劇ながら思わず手でリズムとってしまってました(笑)このオーバーチュアを生で聞くだけでもやっぱりお金を払った甲斐があるってもんです。きっとオペラ版はもっと壮観なんでしょうねえ〜…
今度チャレンジしてみようかな。そうそう、この時のマタドールの影で出演の石井さん、今回初めてじっくり見れました(^_^)
いや〜〜マジで気合入ってますねえ〜!なるほどよく見ると動きが石井さんだったわ(笑)影でもスペインへの情熱を感じさせてくれる石井さんはやっぱりカッコイイですね(^O^)
アンサンブルも今回はまた更に磨きがかかってよかったです!始めはあまり好きになれなかったオープニングの「煙草の煙〜」っていうナンバーも素敵だなあ〜って思えるようになりましたね。女性アンサンブルが本当に日に日によくなっていったのが分かります。ダンスもすごく奇麗だし(^_^)そんな中で目立っていたのはヤッパリ徳垣さんかな。いつ観ても彼女のダンスは力強くて好きです!
男性群もカッコイイです!印象深いのはやっぱりエスカミリオを称えるときのクライマックスダンスかな。あそこはねえ、歌もメチャクチャ迫力あって血が逆流するような想いで観てたんですよ〜(^_^)
カッコイイアンサンブルが多い中、乾アキオさんは心のオアシスって感じで好きでした(*^_^*)
さて主演陣についてですが、なんだか知らないけどめちゃくちゃハイテンションだったのでビックリしました〜〜〜(^○^)
まるで私達が今日オフ会に来ているのを知ってるかのような(笑)まあ、それはどうか分かりませんけどこんな日に皆さん気合いが入っててなんだかとても嬉しかったですね!
大地真央さん、まだすこ〜しアン王女の影を感じさせる部分があるもののかなりカルメンしてます!今回観てはじめて「あ、カルメンがいる!」と実感させられるところが何個所かありました。クライマックスのホセとの応酬シーンは興奮のあまり涙声になってたほどでビックリしました(@_@)
なのでなおさらカルメンが刺されるシーンが衝撃的ですごくよかったと思いますね。
ニッキも以前よりは存在感が出てきたかなって感じです。序盤から中盤まではやはり影が薄いのが否めないのですが(^_^;)ラストのカルメンを刺すまでに至る感情表現は非常によかったと思います(^_^)
ホセの絶望感っていうか…虚無感っていうか…
なんだかすごく感情移入してしまいました。ちなみに、今回はエスカミリオとの乱闘での靴脱げハプニングはなかったです(笑)私としてはもう一度見てみたい気がしたんですけどね(^_^;)
超ハイテンションを感じさせてくれたのはヤッパリ石井エスカミリオ!前回2回見た時も「グオ〜っ」と思ったのですが今回はまた更にパワーアップしててもうビックリするやらゾクゾクするやら…
闘牛士の歌なんてもう150%くらいのものすごいパワーを感じましたよ〜〜(^○^)
それに、セリフ面においてもすごく余裕が出てきましたよね。「フッ」とかキザな笑いが入ったり何度か拳にキスしたり(^_^;)こういった細かい芸を見るのもとても楽しかったです(^_^)
3回目ともなるとようやくあの濃い〜〜〜石井さんに目が慣れてきたんですが(笑)あの巨大ウシに乗ってくるところだけはどうしても……(笑)
ご結婚されて幸せいっぱいの鈴木ほのかさん(^_^)
舞台の上での彼女の充実感が伝わってきますねえ(^_^)
あの独唱はまるでクラシック音楽を聴いているかのような心地よさと大きな感動があります!それに加えて衣装もすごく似合ってて可愛いし、ホセはなんであんなカワイイミカエラを振ってしまったんだろうなあ〜なんて思ってしまいます(^_^;)
前半の見せ場が多いスニガ中尉の海津さん、前回まではあまり好きになれないキャラでしたが(というか、もともとそういう役柄なんですけどね(笑))今回はなんだか見ていてすごく切なかったですね。悪役なんだけど、彼の根底にはカルメンへの本当の彼なりの純愛があって…「カルメ〜ン」とすがっているのを見るとなんだか可哀想になってしまいました…
このへんの見せ方が巧いですよねえ。そろそろ善玉の海津さんも見てみたいものです(^_^)
そして…今回のオフ会の目的でもあった宮川さんのダンカイロ!過去2回見て登場シーンとか知っていながらもやっぱり出てくるまでは「早く宮川ダンカイロ現われないかしら…」とドキドキしてしまいます。で、ババ〜ンと登場した盗賊姿の宮川さんはやっぱりカッコイイ!!それにあの迫力ある声量!それなのにナンバーは囁き加減なのがナントももったいない〜〜〜〜〜しかもソロパートがあまりにも少なすぎる〜〜〜〜〜でも、「必ず手に入れるぜ〜」ってフレーズが一番好きだなあ。宮川さんらしくて(^○^)
少ない出番ながらも今回の宮川さんもハイテンションでした!岡田さんとの絡みのシーンがより濃厚になってるように見えたのは気のせいか?(笑)それでもやっぱり宮川さんが好きです(笑)それなのに、それなのに、あの2幕は未だに納得いかないなあ〜…
もっと宮川さんの魅力が前面に出るような演出ができなかったのだろうか。ここだけはいつまで経っても不満ですね(苦笑)
これが最後の「カルメン」観劇となってしまいましたが、今回はまあ多少の不満はありましたがほぼ完璧に近い舞台だったので大満足です!あんなにテンション高い役者さん達だったのにカーテンコールがあっさりと終わってしまったのがちょっと悲しかったんですけどね(^_^;)
11月3日(水)1階O列19番 12時開演
感激度 ★★★★★☆ (★6つが満点) |
前回の観劇ではなんとなく納得いかない部分のあった「カルメン」でしたが、今回はほぼ満足いたしました(^_^) 客席には演出の吉川さんもいらっしゃったというのもあるかもしれないのですが(^_^;)全体的にテンポがよくなってましたね。それにしても、私達の座った位置のすぐ後ろが丸まる1列空いていたのはちょっと寂しかった…
今回のオーバーチュアもめちゃくちゃよかったです!!いいですよね〜〜〜〜カルメン序曲って!あの音楽を聴くだけでもわたしは「お金払ってきた甲斐がある」と思ってしまうのです。クラシック系の生の演奏はやはり迫力が違いますね。今回はちょっと意味合いが違うけど(^_^;)
そうそう、前回不思議に思っていたオーバーチュアに現われる闘牛士の影、実は石井一孝さんが演じていらっしゃるとか!それだけでも妙に感動してしまいますねえ〜〜〜
まず冒頭シーンですが、ここが前回よりもかなりよくなってました!歌にチグハグさが無くなったので聞いていても実に心地いい。女性アンサンブルの白いヒラヒラとした衣装がとてもキレイに見えました。そのなかで目だって見えたのが(というか、この方しか分からなかったという説もあり(爆))徳垣友子さん!彼女のダンスのキレは抜群ですね〜〜それに、ちょっと気の強そうなところもGood!です。男性アンサンブルでは知っている顔がけっこう多かったのですが、なかでも乾アキオさんはかなり注目してしまいました。「レ・ミゼ」でお花を投げてくれた乾さん…やはり目が行ってしまいます(笑)兵隊姿もカッコイイけど、庶民的な売り子姿が何とも言えなくいい味だしてました(^_^)
…と、今回はけっこうアンサンブルに目が行っていた私(爆)
さて大地カルメン、前回のガングロ姿から今回はちょっとメイクが落ち着いているように見えました(笑)このくらいが丁度いいよ〜真央さん(^_^;)
歌い方もまだちょっと「アン王女」が残っているような甘さはあったものの、前回ほど気にならなくなっていてGood!でした(^○^)
存在感だけはやっぱりピカイチですねえ〜情熱の赤いドレスもよくお似合いでしたが、黒いドレスもすごく素敵でした〜〜〜!表情ひとつ見ても前回よりも「カルメン」色が強くなっていました。それにしても、どうしてカルメンだけ工場着が赤いんだろうか(爆)情熱的なカルメンを表現するのにやっぱり白じゃ迫力不足か(苦笑)私的には、もう一歩真央さんには情熱の女を演じてもらいたかったんですけどね…
ホセのニッキ、一生懸命やっているのはすごく分かるのですが、相変わらずちょっとカラーが薄いのが否めないですね…(-_-;)
苦悩しているのはすごく伝わってくるのですが、私にはどうしても「カルメンが情熱をかけて愛した男」には見えないのです。周りの役者さんがすごい方ばかりですから…それはやはり仕方がないことなんでしょうね。ただ、「アカシアの花」をカルメンの前で切々と歌い上げるところはジーンときました!あと、石井エスカミリオと取っ組み合いをするシーンで片方の靴が脱げてしまうほどの熱演は迫力がありましたねえ〜。でも私は「ニッキ…あの靴どうするんだろう」と妙な心配をしてしまったんですが(笑)ちゃんと巧いことさりげなく拾ってました(^_^;)このようになかなか熱いところも持っているんだから、もう少し存在感のある演技に期待したいですね。
そうそう、今回やっと分かった歌詞の内容というのがありまして…(^_^;;;;;)
縛られたカルメンがホセを誘惑して歌う時、前回は「なんかスペイン語の早口言葉でも言ってるのかな?(爆)」とか思ってしまったのですが、今回、江波さん演じるラ・ロリョーナがホセの牢獄から去るときに呟いていた言葉でやっと納得した次第です(笑) 「リーリャス・バスティアの店で」と言っていたんですね(爆)ありがとう、ラ・ロリョーナ(苦笑)
それはさて置き、今回の目玉といえばやっぱり石井さんのエスカミリオでしょう!いや〜〜〜ますますパワーアップしておりました!!今回は演技にも余裕が出てきたのか相づちのところで「ふっ」とか不敵な笑みをしてみたり(笑)拳にやたらキスしたり(笑)色々と魅せてくれました〜(^o^)
はじめて見た時は「ゲっっ濃い」と一瞬引いたところがあったのですが(爆)やはり石井さんファンの私、今回は「おお!カッコイイじゃないか!」と手のひら返したような感想を持ってしまうのでした(^_^;)なんと言っても、闘牛士の歌は絶品でございました(^○^) また前回以上にパワフルな情熱的な歌声を聞かせてくれて本当に大満足でした!!これを聞いただけでもまたまた「お金払った甲斐がある」と思ってしまうんですよねえ(^_^)一曲だけなんてホントもったいない…それにしても何度見てもあの金のウシにはビックリさせられますね(^_^;)今回は客席からもチラホラ笑い声が聞こえてきました(笑)一緒に見に行った友人は椅子からずり落ちそうになったらしいです(笑)何しろ階段付きですからね(^_^;)
出番が少なく、劇評にも名前を載せてもらえない今回の宮川ダンカイロですが(爆)ファンとしてはやはり注目してしまいます!!! 前回、かなり宮川さんの出番に唖然としてしまった部分があったのですが(^_^;)今回は心構えがあったので(笑)出ているときだけはしっかりと宮川さんチェックをしておりました。それにしても、宮川さんはダンカイロの様なパワーのあるダークな役柄が本当にはまりますね!盗賊団のリーダー色が前回よりも感じられました(^○^)それだけに、やっぱりソロが1曲もないのが悔やまれますぅ〜〜〜〜〜だって、メルセデスやフラスキータにはちゃんとナンバーがあるのに…。せめて、福井さんとのデュエットという形式でもいいから入れてほしかった…。でも、2幕冒頭で躍り狂うジプシー達の中心に立って出てくるシーンはカッコよかったです!(でもちょっと…特撮ものの変身シーンを彷彿とさせるポーズにも見えるんですけどね(爆))それにしてもやっぱりあの最期は…(-_-;)
やはり私はここでも大声で言いたい…
東宝さん、宮川さんの見せ場をもっと作って〜〜〜〜〜(切実)
早くあのパワフルな歌声を満喫したい私です。
それでも全体的にはかなりよくなっていたので満足です。舞台は生き物っていうけど本当ですねえ。きっと千穐楽付近ではもっと熱い舞台になっていることでしょう(^○^)
CD出してほしいな。
10月7日(木)1階P列46番18時開演
感激度 ★★★★☆ (★6つが満点) |
会社が終わった後、必死に走って劇場に着いたのが開演の5分前(^_^;)秋の気配の近づく中、ひとり真っ赤な顔をして青山劇場にいた私は見る前からもうスペインの暑さを体験していたって感じでした(笑)さて、始まる前から舞台もスペインしていたこの舞台。しかも、銀橋までかかっていてなかなか本格的。おかげでなんだかとても近く感じられました。
オーバーチュアではおなじみのカルメンの曲が流れ出しました!素晴らしいっっ!!近年では稀に見るオーケストラの演奏で、もう始まった瞬間から酔いしれてしまいました。ミュージカルっていうか、ここだけちょっとクラシックな世界でとても感動いたしました〜(^○^)
バックで闘牛士の影がマントを翻すのもなかなかカッコイイ演出でした。これってエスカミリオの石井さん?
じゃないよね?
オーバーチュアが始まって幕が開くと、ものすごい大きなコロセウムが(@_@)
そこから次々と出てくる女工さん達は白い軽やかなドレスを着ていてとてもキレイでした!が、私的にはなんだかちょっとピンと来ない…
ちょっと歌がバラバラだったんですよね…それがちょっと残念。
そしてコロセウムの上からついに登場したのが…
ガングロ(注意;ガンガン黒いの略語でコギャルがよく使っているらしい(^_^;))の大地カルメン!!
これには度肝抜かれましたわぁ〜〜〜(@_@)
情熱の女カルメンっていうか、今時のコギャルかぶれって気がしてしまったのは私なのだろうか(爆)歌い方もちょっとまだ「アン王女」が残っているって感じではじめはピンときませんでした。真央さんの演技はかなり買ってる私なんですが、今回はチョットいただけないって感じだったなあ(^_^;)でも、やはり貫禄はさすがです!!男たちを翻弄するあの動きはやはり見ていて惹かれるものがありました。一番迫力だったのは女工と喧嘩するシーンですかねえ。あれは本当に「やっちまいそう」な雰囲気がありましたから(苦笑)激しい女を演じる真央さんもなかなかの魅力でした(^_^)
つまるところ、最終的には「真央さんはスゴイ」ということに。
ホセのニッキですが、弱々しい雰囲気がなかなかホセに合っていてよかったです…が、なんだか線が弱いですねえ。一生懸命やってるのは分かるんですが、なんだかそれがこちらまであまり伝わってこなかったんです。ホセってちょっと弱々しい男だけど、それだけじゃない何かを持ってると思うんですよね。今回のニッキからはあまりそれが感じられなくて残念でした。あと心配なのが喉。後半にいくにしたがって声がどんどんかすれていくのは聞いていてもうどきどきハラハラ(^_^;)
なかなか精悍なホセだっただけにもう少し張りのあるところが見たかったですねえ。まあ、まだ初日が開いて間がなかったのでこれから変わっていくことに期待したいと思います。
主役の2人よりもむしろ目についたのが充実した脇役達です。まず、なんといってもこの方を挙げなければならないでしょう(笑)エスカミリオの石井一孝さん!!
ヒゲモードで頑張っているとは聞いていましたが、いやはや、ぶったまげました、あまりの濃さに(笑)始めに観た印象…「石井君、ちょっとイケてないかも(爆)」ヒゲヒゲモードにオールバック調にガチガチに固めた髪型はかなり刺激的です(笑)いや、あっぱれ!さすがにスペイン系のミュージカルだと石井さんの気合いの入り方も違いますねえ。ただ、マントさばきがチョット危なっかしかったのが気にかかりましたが(^_^;)
それでも、キザな台詞の応酬もかなり堂に入っててなかなかよかったです!
一本気の真面目なキャラが多い石井さんだっただけにとても新鮮でいいですね!(ただ育ちの良さからかちょっとお人好しな雰囲気も醸し出してましたが(笑)そこが石井さんのいいところでしょう!)
闘牛士の歌はもう圧巻です!
曲が少ないなかで、あの曲を歌えるとは石井さんにとってはとても幸せなことなのではないでしょうか。それに、群集からは「ビバ!ビバ!エスカミリオ!!」と常に称えられているわけでかなり美味しい役です(^○^)
が、最後のほうでピンクのタイツ姿を見たときは「グオ〜っっ」と半分椅子から落ちそうになってしまった(^_^;)しかも、あの巨大な金のアレはいったい…(笑)まあ、でも、「グッバイガール」のときの石井さんを見ているからさしてショッキングでもなかったかな(笑)とにかく張り切ってる石井さんがとても生き生きしていたのがとても印象的でよかったです♪
もう一方目をつけたといえば、もうお分かりですね(^○^)
ダンカイロの宮川浩さんです(^_^)
始まる前のコメントでは「一瞬しかでない」とおっしゃっていたのでかなり心配していたのですが(苦笑)一瞬ではなかったので一安心です。一幕中盤から二幕始めにかけてはほとんど出演されていました(^_^)
いやいや、宮川さんなかなかお髭が剃れませんねえ(笑)でもあの風貌は盗賊団にピッタリです!!パワフルな宮川さん復活って感じでダンカイロが出てきた瞬間からもう注目しまくりでした。いや〜、ほんと、カッコよかったっす(*^_^*)
ジプシーのフラスキータが惚れちゃうのも分かるなあ。あのパワフルな魅力はやっぱり宮川さんにしか出せないですね。なのに、なのに、何故ソロがないの〜〜〜〜〜!?
2曲ほどナンバーがあったものの宮川さんの魅力を充分に発揮できるものではなかったのがとても残念。(2曲目は群衆に交じったナンバーだったしね。曲はすごく気に入ったけど)
しかも、「情熱的な死」の場面が「語り」だけで片づけられたのには納得いかないですねえ(-_-;) ちょっと、東宝さん、宮川さんの魅力をもっと発揮できるような展開を何故作らないんですか〜〜?と私は言いたくなってしまいました(^_^;)それでも、やっぱり宮川さんは魅力的なんですけどね。やっぱりソロがほしい…。
あと印象に残ったのは鈴木ほのかさんのミカエラ。恥じらいの田舎娘を可愛らしく演じていらっしゃってとても好印象!私はファンティーヌのほのかさんよりも、こういった清楚なミカエラの様なほのかさんのほうが好きだなあ。ソロもとってもドラマチックでよかったです。なんだかちょっと回転木馬のジュリーを彷彿とさせていました。あ、そう言えばその相手役だったビリーは宮川さんだったなあ…(^_^)
今回はちょっと不満モードがかなり出てしまいましたが、それでもあの音楽の素晴らしさは絶品です!後2回観る機会があるので今後も見守っていきたいと思います(^_^)