白河市の南西、白坂皮篭(かわご)には吉次兄弟の墓がある。旧街道から 西へ約300メートル。ほの暗い雑木林の中に東面して立つ墓碑は三墓。 高さが1.5メートル余りあり、建立後数百年を経ており、墓碑面は摩耗して読むことが できないが、趣深い立派な宝きょう印塔だ。 (炎立つ国・奥州 高橋 克彦 編、川嶋印刷株式会社の33ページから引用しました。)