YAESU FT-101ES


目次
はじめに
申請手続き
写真集
参考図書


はじめに

懐古主義と言われようが、上級資格を取得してから原点帰りに拍車がかかってしまい、 NEC CQ-210の現役復帰に続いて、YAESU FT-101ESを買ってしまいました。 新製品買えるぐらいの値段を出して、迷いに迷って買ってしまいました。

価値観がすっかり変わってしまった。 確かに100万円すると高くて買えないけど、何とか買えると思える今と、 あの当時は天地がひっくりかえっても手も足も出なかった代物ですから、 性能や機能を考えるとかなりアホ的なんですが、しかし、迷いに迷って買ってしまいました。

まっ、趣味の域じゃなきゃこんなマネできませんね。だってどうみてもFT-920の方がいいんですもの。 でも当時のコストダウンと今のコストダウンは、外観だけで比較するなら、 今のはオモチャって感じがして所有する喜びに欠けるような気がします。 性能・機能満載はそれはそれで大事なんですけど、使いたくなる・チョイト手をかけたくなるという 愛着性に乏しいんですよね、個人的には。

[YAESU FT-101ES] [YAESU FT-101ES]


申請手続き

「アマチュア局 変更用紙一式」に付属する「5 変更手続きの参考資料」にある JARL登録機種一覧表になく、YAESU HPでも以下の「免許申請時のアドバイスおよび工事設計書の書き方一覧表」 にある通りでした。 ((*)免許申請時のアドバイスおよび工事設計書の書き方一覧表を参照。)("認定切れ扱いなんでしょうね")
10W機が見放されているこの現実は何なんでしょうかね。 新規参入望めない・無線離れに拍車がかからないのなら、ここはカムバック組少数意見も聞いてもいいんじゃないでしょうかね。 まっ、お上のすることどうでもいいですけどね。書けばいいんでしょ、どうせっ的スタンスですから。

で、10W機はブロックダイアグラム(送信機系統図)を書かないといけないようですが、 そんなこと言われても、ド素人にはチンプンカンプンな訳でありまして、 購入時に付いてきた取扱説明書に従って、そのまま丸写しして提出してみました。 (ここをクリック。AcrobatReaderで見てね。)

無線局事項書及び設計書の工事設計を記載するところには、以下のように書きました。 電波形式の表示改正が平成16年1月13日から実施されましたから、その変更対応だけはしました。

発射可能な
電波形式、
周波数の範囲
A1A1.9MHz
A1A
A3E
J3E
3.5MHz
3.8MHz
7MHz
14MHz
21MHz
28MHz
変調の方式低電圧変調
平衡変調
定格電力10W
終段管 名称個数6JS6C×1
終段管 電圧300W

H15(2004)年5月17日の日付けを持って、新しい無線局免許状が届きました。 電波の形式も新しい表示になっていました。

(*)免許申請時のアドバイスおよび工事設計書の書き方一覧表

保証認定番号がある機種は、JARD保証認定により免許申請ができます。 用紙B「保証認定願」の送信機の型名等に保証認定番号を記載します。
工事設計書は、各機種のリストを参考にして記入してください。 なお、「技術基準適合証明番号」の欄には、 保証認定番号は記入せず、必ず空欄にしておいてください。
このリストに無い機種(認定期限切れ)および、保証認定外の機種(200Wモデル)は、 申請の際にブロックダイアグラム(送信機系統図)が必要です。
ブロックダイアグラムについては(株)バーテックススタンダード WDXC(03−5725−6151)へ お問い合せください。

保証認定番号の欄が“技適機種”となっている機種は、 「技術基準適合証明機種」です。
用紙A「技術基準証明書発行願」(技適機種のみで、直接、電気通信監理局に申請する場合は不要)および工事設計書の「技術基準適合証明番号」の欄には、 無線機本体に貼り付けてある技適証明ラベルの番号を記入します。
技適番号はKで始まる10桁(一部の機種は5桁)の記号と数字で、 頭の文字は必ずKで始まります(例:KH12345678)。 無線機のシリアル番号と間違えないように気を付けてください。

詳しい記入方法は、開局用紙に同封されている説明書をお読みください。

FT−101シリーズ
保証認定番号Y80HY80MY73H
送信機型名FT-101E/100FT-101E/50FT-101Z/ZD
発射可能な電波型式A1.A3.A3JA1.A3.A3JA1.A3.A3J.F3
発射可能な周波数1.9〜28MHz帯
(10MHz帯含まず)
1.9〜28MHz帯
(10MHz帯含まず)
1.9〜28MHz帯
変調方式A3:低電力変調
A3J:平衡変調
A3:低電力変調
A3J:平衡変調
A3:低電力変調
A3J:平衡変調
F3:リアクタンス変調
終段名称・個数6JS6C×26JS6C×16146B×2
電圧(V)600600800
定格出力(W)100/50(28M)50100/50(28M)

写真集

番号 "000" 〜 "005" のボタンをクリックしてください。640*480ピクセルの画像が別ウィンドウに表示されます。

[FT-101ES 0]

まずは、何となくこの角度からのショット。

[FT-101ES 1]

まさにあの当時のFT-101ESです。ダイアルのノブって言うんですか、あれは黒色じゃなかったな。

[FT-101ES 2]

上蓋開けたとこ。素人には中身はなんのことやらです。

[FT-101ES 3]

アナログ風じゃなくて、まさにアナログです。

[FT-101ES 4]

アマチュアで良かったと思える瞬間。 効率・コスト・生産性から完全に別世界な趣です。

[FT-101ES 5]

参考図書


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