奥白根山再登山( 奥白根山:2,577.6m ) 2005.09.18 登山



【PHOTO & 記録 奥白根山再登山 3】

そして 9時30分丁度に頂上を踏んだのであった。
頂上の標識は、栃木県の日光市が立てたと思われるものと、群馬県の片品村が立てたと思われるもの 2つがあり、 この山頂が県境であることを思い起こさせてくれたのであった。

駐車場からほぼ 2時間。駐車場の高度が既に 1,735mもあり、 前回の湯元温泉からの登頂と比べて 240mほど楽をさせてもらった訳で、少々申し訳ない気がしないでもない。

頂上の展望はさすがに抜群だが、 まず目に付くのは、眼下の五色沼であった。
やはり、エメラルドグリーンの湖面には、惹きつけるものがあるようだ。

また、男体山、 中禅寺湖も目に入ってくるのだが、如何せん 逆光となってシルエットを見ている感じである。

岩伝いに足を進め、祠の方へと行ってみる。
左下には、如何にも噴火口跡といった風情の窪地が見える。
祠の屋根は無粋にも緑色に塗られていたが、祠自身は白根権現を祀り、由緒正しい歴史があるようだ。
かつては、ここに石宮があったものの、慶安二年 (1649年) の噴火で埋没してしまったとか...。

噴火口跡は写真のように皿状になっており、 前回登った時と変わっていない気がする。

噴火口跡の向こうには、錫ヶ岳が大きい。
その後ろに霞んで見えるのは、赤城山 (黒檜山)、 そして錫ヶ岳の左には丸い頭の 皇海山が確認できたのであった。

しかし、どういう訳か、この日は周囲の展望にあまり興味が湧かず、 山を同定することをほとんどせずじまいであった。

とは言っても、逆光の中、中禅寺湖と 男体山はイヤでも目に入ってくる。
そして、ズングリとした 男体山の左には、大真名子山、小真名子山、 女峰山、そして 太郎山など お馴染みの日光の山々のシルエットが続いている。
噴火口跡の端で腹ごしらえをしながら、景観を大いに楽しんだのであった。

この時点では大真名子山、小真名子山には登っておらず、 いつか登りたいと思ったのは言うまでもない。



奥白根再 1、  奥白根再 2、   奥白根再 3、  奥白根再 4、   奥白根再 5、  奥白根再 6  もご覧下さい。

めざせ百名山に戻る   ホームページに戻る