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31.蓮の露−花暦居酒屋ぜんや No.4− |
【作家歴】、こじれたふたり、羊くんと踊れば、泣いたらアカンで通天閣、迷子の大人、ヒーローインタビュー、ただいまが聞こえない、虹猫喫茶店、ウィメンズマラソン、ハーレーじじいの背中、ほかほか蕗ご飯 |
ほかほか蕗ご飯、17歳のうた、ふんわり穴子天、リリスの娘、ころころ手鞠ずし、さくさくかるめいら、若旦那のひざまくら、つるつる鮎そうめん、あったかけんちん汁、愛と追憶の泥濘 |
妻の終活、ふうふうつみれ鍋、とろとろ卵がゆ、さらさら鰹茶漬け、雨の日は一回休み、たそがれ大食堂、すみれ飴、萩の餅、ねじり梅 |
「蓮の露−花暦 居酒屋ぜんや−」 ★☆ | |
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“花暦 居酒屋ぜんや”シリーズ第4弾。 ※花暦シリーズになってから、図書館への刊行前予約は止めていて、図書館書架に見つけたら借りる、という対応でいます。そのため、刊行からかなり遅くなっての読書となっています。 前巻「ねじり梅」で、俵屋で熊吉の元同僚だった長吉の悪計にお花が巻き込まれそうになったことで、本巻の冒頭、お花はその後遺症をひきずっており、お妙や只次郎、熊吉らも心配が続いています。 そうした中、またもやお花が窮地に。 熊吉、只次郎や柳井らが懸命に行方を探しますが、手がかりは掴めないまま。 それでも、熊吉が長吉の弟から聞いた言葉の中に潜んでいた、長吉の示唆にお妙、柳井が気づき、事件は一気に解決へ。 本巻で、お花が抱えていた悪い縁もついに解消され、お花にはもう明るい道しか残っていないと思えるのですが、さて、今後どうなることやら。 みのむし/土用卵/救いの手/蓮の実/別離 |
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