震災から復興した共同湯 
             
            ■概要 
             
        新潟県長岡市には温泉が多いと聞いて行ってみることにした。長岡市の北端にある桂温泉を訪れた。小さな日帰り温泉施設だ。 
         
        県道から少し入ったところにあるので初めは場所が分からずうろうろしてしまった。200m南側にある小学校を目印にするとよい。
        周囲は長岡の郊外らしく田園地帯だ。広々とコシヒカリの田んぼが広がっている。 
         
          
         
桂温泉は元は古びた施設だった。中越地震で被害を受けて一時閉鎖していたが、2005年10月に再建された。今は新しい施設になって、小さな公民館という雰囲気だ。 
             
            券売機で入浴券を買う。下足箱の鍵と引き換えにロッカーキーを借りる仕組みだ。朝一番に訪れたが、もう地元のお年寄りが集まってけっこうな賑わいだ。 
             
            ■所在地  
             
            新潟県長岡市桂町1527 
        TEL:0258−44−8480  
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        ■印象 
         
        
        浴室には大小2つの浴槽がある。小浴槽は熱め、大浴槽はぬるめにしてある。お湯の色は黄色透明、ほんのり硫黄系統の渋タマゴ臭がする。なかなか良い感じだ。 
           
        浴感はサラリとしていて、ややキシキシ感がある。泉質はアルカリ性単純温泉、源泉の温度45.6℃、成分総計371mg、湧出量91L(掘削自噴)。源泉からの直接供給。 
           
            
        露天風呂は岩風呂、そう大きくはないがかけ流しだ。塀が高いので眺めはない。カランからは温泉が出る。カランのお湯は色はあまりない。 
         
        建物は新しいが地元の人が集まる共同浴場の雰囲気がある。お湯の鮮度を感じられる良い施設だ。長岡に行くのであればお勧めする。 
         
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        ■営業 
         
        
              
                
                | 営業時間 | 
                10:00−22:00 | 
             
            
                | 休館日 | 
                月曜日 | 
             
            
                | 料金 | 
                500円(休憩室1000円) | 
             
         
         
           
          ■交通 
             
            関越自動車道の長岡ICを降りて、国道8号線を東へ。長岡市街を迂回する国道17号線にぶつかってから左折して北上する。2kmほどでバイパスを降り県道8号線を北上する。長岡市の北端の桂小学校の近く。県道から少し入る。駐車場は広い。 
             
              
             
            調査日:2008年9月         |