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            駅裏にある豪華な公営温泉  
             
            ■概要 
             
            ニセコ連峰の南側、尻別川沿いにJR北海道の函館本線昆布駅がある。昆布駅の裏にテーマパークのパビリオンを思わせるような大きな建物が、蘭越(らんこし)町交流促進センター幽仙閣だ。 
             
            昆布川温泉幽仙閣は1957年に開業した町営温泉だ。老朽化したため1997年に駅の裏に新しく建てられた。昆布川温泉と名前が似た昆布温泉がニセコアンヌプリの近くにあるが、性質が違う別の温泉だ。 
             
              
             
            外観はかなり奇抜な雰囲気だが、近代的で立派な施設だ。割安料金で宿泊もできる。温泉施設としては内風呂、源泉風呂、ジャグジー、サウナ、露天風呂がある。 
             
              
             
            バリアフリーには十分に対応していて、館内には段差がなく、車椅子トイレや障害者対応の家族風呂(要予約)がある。休憩室には食べ物の持込もOKのようだ。カップ麺なども販売している。 
             
            ■所在地 
             
            北海道磯谷郡蘭越町昆布町114−5 
            TEL:0136−58−2131 
            FAX:0136−58−2823  
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        ■印象 
           
          大きな浴室の窓際にメインの浴槽がある。お湯は薄い茶色だ。昆布川温泉は肌がすべすべする「美人湯」と呼ばれているが、残念ながらあまり感じない。循環式なのでお湯がなまっているようだ。 
           
          壁際にある小浴槽のお湯をかぶってみてうれしくなった。とても熱いが、肌がつるつるする。お湯にふのりを混ぜたような感じでぬるぬるに近い。こちらが昆布川温泉の本来のお湯だろう。 
           
            
           
          泉質はナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)、湧出量は毎分270L、源泉の温度は53.5度である。 お湯はくすんだ薄茶色、香りはあまり感じられない。 
           
            
           
          露天風呂は塀が高いので景色は見えないない。源泉浴槽以外はお湯の特徴が薄れているが、全体は快適で優良な施設だ。障害者対応も十分考えられている。 
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        ■営業 
         
        
              
                
                | 営業時間 | 
                  10:00−21:00 | 
             
            
                | 休館日 | 
                  第2、4月曜日 | 
             
            
                | 料金 | 
                500円 | 
             
         
         
          ■交通 
             
            札幌から国道230号線を経由して倶知安から国道5号線に入る。もしくは国道5号線そのまま走ってニセコ町を過ぎる。蘭越町に入るとJR北海道の昆布駅がある。駅の手前の信号を右に入って駅裏に出る。 
             
               
             
            調査日:2002年10月 
             
            オフィシャルページ 
             
              
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