Wien, 1995/9/6
 

←3日目の朝ホテル引越。観光局で「こじんまりした静かなホテルを」と頼んだら、Mailbergerhofを紹介してくれた。建物は文化財に指定されているほど古いが、内部はモダンでシック。オペラ座出演の音楽家の隠れ家的宿になっているとのこと。

 

 

↓部屋から見た向かいのHotel Römischer Kaiser。これも17C.の館。

 
↑ハンガリー旅行にむけ、大使館でビザを取得。
日本のハンガリー大使館より簡単。30分のスピード発給。
 
↑王宮前で現代彫刻展の準備が行われていた。 ↑ロースハウスの中の銀行で両替。現代ジュエリー展が行われており、よーく見回さないと銀行とはわからない不思議な雰囲気。
王宮の武具・古楽器博物館

↑各展示物に近づくと、その展示物に関係のある作曲家の音楽が聞こえてくるしくみ。けっこう浸れるけど、足早に移動すると曲がコマ切れになって気持ち悪くなる。ハイドン、シューベルト、ブラームス、マーラー、ベートーベンらが使用したピアノも置いてある。

→外の広場は観光客でいっぱいなのに、中は閑散としていて、宮殿内部もゆっくり鑑賞できる。団体観光客の来ない所らしい。

↑どうやって弾くんだろう?連弾するとしたら二人羽織になってしまう。

←故宮博物院のキセルみたいだけど、みんな笛。

 

↓演奏者が精神に異常をきたすので、現在は禁止されているグラスハーモニカ。
↓甲冑はどれも美しく磨き込まれている。これだけの甲冑が全部動き出したら…と想像するだけでブルブル。
肥満体用、子供用、馬用甲冑などもある。

←美術史美術館ではまずクリムトの装飾画にうっとり。容れ物自体が鑑賞の対象になる美術館は日本には少ない。
フランドル絵画の充実ぶりや、ヴェネツィア派、スペイン絵画を見ると、ハプスブルグ家の支配していた地域の広大さを実感できる。
「当分絵はいいや」というぐらい並んでいる。

館内のカフェに座っていると館の美しさをゆっくり堪能できる。美術館・博物館ではカフェとミュージアムショップの滞留時間が長い二人。