クライストチャーチ
Christchurch
大聖堂。その昔に、移住してきた皆さんは遠い故郷を思って寄進したのでしょうか。
イギリスの田舎のものよりアクセント効かしてちょっと派手目に仕上がっています。そこが可愛い。
この後、大地震で崩壊してしまったなんて信じられません。
ニュージーランドの魅力は、都市ではなく自然・動物系な訳で、相対的に都市の比重が低い国というのは間違いありません。そんな中で一番訪れ甲斐があるとすれば、やはりクライストチャーチになるでしょう。エイボン川に沿って広がる美しい公園と町並みは落ち着きとゆとりを十分に感じますし、町の中心に大聖堂と広場があることによって、象徴的な都市の構造が出来上がっています。 人口が31万人というと、秋田、宮崎、東京近郊だと柏がほぼ同じ規模なのですが、それらよりよほどのびのびしたというか、田園的な印象を受けました。先ずは繁華街が殆ど無いという点。オーストラリアンハズバンドとはよく聞きますが、ニュージーランドもそうなのでしょうか。いや、オーストラリア以上に飲み屋の類が少ないのです。そんな訳で冬のうら寂しい夕暮れは、さっさと家に帰りましょうというサインを一杯出していました。 次は本当に低密度な点。空港からのシャトルの車窓から、かなりの間で平屋建ての家を見かけましたし、中心部でも2階建てがあちこちにあり、これで本当に30万も人がいるかと思ってしまいます。基本的に戸建住宅地が主体で、それが町の周辺にたっぷり存在しているからこその人口なのでしょう。 そんな町での過ごし方は、適当にそぞろ歩き・・・といきたいところですが、あちこち行ってしまいます。キーウィを見たり、ツアーに乗ってペンギンやイルカを見る(キャンセルになってしまった)。買い物もする、食事もする、食材の買出しをする、公園も行きたい・・・あっという間の2日間でした。 |
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