にゃま君の登場!
ペン君の苦悩の日々は約一年半続きました。
そしてある日突然、また新たな仲間が登場したのです!
それがにゃま君(バク)でした。
銀行の景品でゆっこ母が連れてきたのです。(Q17)
ゆっこはにゃま君を見て『カバ』だと勘違いをし、『にゃま君』と名付けてしまいました。

これは、にゃも君にとっては問題でした。『にゃま』と『にゃも』の発音は一歩間違えると区別が付かないのです。
にゃも君はゆっこに抗議をしました。(Q18)
が、ゆっこはそれを受け入れませんでした。
何故ならゆっこは、にゃま君にゃも君というニュアンスが気に入ってしまったのです。
これによってペン君は、にゃも君の標的から外れる幸運に恵まれました。

しかし、意外な事に、状況は急展開したのです。
なんと、にゃも君とにゃま君は名前が似ているせいもあって、あっという間に仲良しになってしまったのです。
にゃも君にゃま君時代の到来です。

ゆっこは、にゃも君にゃま君セットで寵愛しました。
つまり、ペン君は後釜のにゃま君に先を越されてしまったのです。
ペン君は複雑な心境でした。益々ペン君は孤独に陥ったのです。
しかし、孤独に陥ったのはペン君だけではなかったのです。
そうです、くま君です。彼も孤立したのでした。



ペン君とくま君の密かな友情

くま君はとてもマイペースな子でした。
だからおしゃべり好きなにゃも君にとって、くま君との会話は、一方通行で詰まらなかった様です。
その点にゃま君は、にゃも君を兄の様に慕い、持ち上げてくれたので、
にゃも君はすっかりにゃま君と過ごす事が多くなったのです。
当然くま君は暇になりました。
暇で仕方がないある日、くま君は、片隅でちっちゃくなっているペン君を目にしたのです。
実はくま君は段ボール時代に、暑がってるペン君の姿をじっと観察していました。(Q19)
なので、くま君はペン君の苦労をひそかに知っていたのです。
くま君はペン君に話しかけてみました
『ペン君こんにちは』
ペン君は驚きました。
『う、あぇ・・・』
突然のあいさつに、ペン君は訳のわからない事を言ってしまいました。
しかし、くま君はマイぺースなので、そんな事はおかまいなし、、、。
そんなくま君に、ペン君は次第に心を開いていったのです。(Q20)



じゃあ、ゆっこはいつになったらペン君を可愛がるの??

知りたい 知りたくない