過ぎたことはどうしようもない
と自分で言い聞かせ、川を後にした私は
帰り道、
ぺんぎんのぬいぐるみをもった女の子に遭遇し
私の心の中に、今はもう過去のものとなった
私とペン君の蜜月がよみがえり
私は大きく動揺しました。
そして、家の庭に残されたペン君の足跡を目にすると
失ったものの大きさを思い知らされ
私は、自分のやってしまった過ちに気付きながらも
どうにもならない状況に
ただただ涙するのでありました。

     
       




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