由比ヶ浜海岸で弾いたウクレレ
披露山公園・大崎公園と、海の見える公園から下山した男は、再び海岸へ向かった。逗子マリーナなどを遠目に、どこまでも広い砂浜を歩く。太陽が西へ傾き初め、少しずつ心地よさが戻ってきた。
海岸で遊んでいる人、海を眺める人、犬と散歩をしている人。夏まだ遠い海岸線は、人々の憩いの場になっていた。
海岸を歩き続けていると、いつしか由比ヶ浜海岸までやってきた。ずいぶんと歩いたものだ。海岸にいる人もまばらで、波の音が一際大きく聞こえる。

今ウクレレを弾けば、海は自分のものだ!

気持ちが大きくなり、海へ向かってウクレレを弾いた。なんとも言えない心地よさ。
そして・・・、ウクレレ体験の旅は終わった。

この後、男は鎌倉駅から電車で帰宅。電車は猛烈に混んでいたため、結局一度逗子に戻り、喫茶店で時間をつぶしてから、帰宅したのであった・・・。
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