Knot (結び) のページについて

結びについての本は多い。(ウェブ・ページも多い。)

  1. 数学的な結び目・絡み目の理論
  2. 編み物や組み紐など服飾の技術
  3. ヨット等船舶の技術
  4. キャンプ、ロッククライミング、釣り等アウトドアの技術
  5. 梱包や儀礼等日常生活の技術
  6. 武芸としての捕縛の技術
  7. 物理・化学での高分子の理論

それぞれ、結びを考える観点に違いがあり、書き方も異なる。
名称や表記法に違いがあると、同じ結びであるかどうかの判定は容易でない。
互いの関連を自分なりに整理したいと思った。

下記参考書欄の、The Ashley Book of Knots(のごく一部)をThe Knot Bookの数理(のごく一部)を参考にして読んだ、読書ノートでもある。

2000.5.13

参考書

  1. Ashley, C. 1944. The Ashley Book of Knots. New York: Doubleday.
  2. C.C.アダムス著,金信泰蔵訳/結び目の数学(The Knot Book)-培風館1998
  3. 国方成一/実践ロープワーク教室(舵社)
  4. Des Pawson/結び方百科(THE HANDBOOK OF KNOTS)-山と渓谷社
  5. 西田徹/紐の本(KKロングセラーズ)

Knots

発展のテクニック

簡単なテクニックで別の機能をもつ結びに発展する結びがある。

  1. 引き解け
  2. 最後に輪を通すことによって成立している結びの場合、
    端を折って通すことにより簡単にほどける。

  3. 折り重ね
  4. はじめからロープを折って結ぶと、端が輪になる。

  5. 重ね

    (1本のロープによる)結び目をたどって別のロープを通して、
    2本のロープをつなぐ。

  6. 逆重ね

    (1本のロープによる)結び目を逆にたどって別のロープを通して、
    2本のロープをつなぐ。( 同じロープの場合が折り重ね。)

  7. 相互掛け

    2本のロープを、互いに相手に掛けてしてつなぐ。


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