ラリア報告2000 Vol.4

食事は今回実はあんまし期待してねかったのだけど、期待通り(笑)おいしーーっと言えるようなものはなかったみたい。行ってないだけという噂もあるが。
最初に行ったレストラン「櫻」は日本食レストランだったのだけど、ここはなかなか美味しかった。でも日本食(笑)。
ここのお寿司はあんまし量が無かったものの、ネタは新鮮で鮭やはまちがイケた。
でもってあちきは鳥の照り焼き、弟は牛肉のショウガ焼きを(寿司以外に)頼んだのだけど、照り焼きのその巨量=一般的な日本の定食の2倍見当にオドロイた以上に、スープ皿の大皿しかも深いのに約10cm高のてんこもりショウガ焼きにもオドロイた。
もっとオドロイたのはそのショウガ焼きが甘かったことだ(笑)。
なんで砂糖使ってるのかまるきしわけわかなんだけど、とにかく甘かった。でも、ショウガの味もかすかにしていたんだよなあ。ま、まずくなかったのでそれでもおっけーだったのだけど。
ここでVB=ビクトリア・ビターという地元のビールを2本づつ飲み、寿司も頼んだのでハラはすっげえ膨れて大変ではあった。だったらそんなに食うなという話もある(笑)。
食い物ネタはブリスベーン編へと続く。

そうしていよいよ一大決戦になっちまったブラジル戦(苦笑)に赴くため、キャンベラ空港へ行ったら、そんな有名人特に興味ないあちきの周囲にぞろぞろ有名サッカー解説陣が出現したのであった(笑)。
ま、みんな同じ行程で代表追いかけるからなあ。
最初に見たのは津並だ。さっそーと歩いているところを大量の日本人によって捕獲されて、大写真撮影会になっていた。
次に見たのは松木安太郎。すでに捕獲された後で、撮影大会もたけなわのところを見た。
その次に見たのは高原家頭領と談笑してる水沼貴史。談笑中のところをあちきが見つけて弟に教えたのがきっかけで、周囲の日本人が即座にプレッシングをかけてきて(笑)あっと言う間に撮影大会。
その横でなぜかエコノミーにチェックインしようとしている長谷川健太が居た。ひょっとしてNHKって噂通りシブいのか(笑)?でも津並も松木も水沼もキャラに合ったコーディネートして(ちなみに津並と水沼は革のブルゾンとジャケットで、松木はジーンズにライトブルーの飾り気のないただの(笑)シャツといういでたちだった。
津並は黒づくめで、水沼は茶色の革ジャケにクリーム色のパンツってな格好だったよん)たのに、長谷川健太だけは上トレーナー下ジャージっていうか練習のときにジャージの上に着るヤツだった(笑)。
チェックインしてゲート前で待っていると休んでいる水沼のところに津並がやってきてまた一騒ぎ。そこから離れて座ってるとそのすぐ横に風間八宏が居た。
ちなみに飛行機に入るとすでに松木がエコノミーの中では一番前のどまんなかというなかなか良い席に座っていたので、やはりNHKはシブそうだ、というのがわかった(笑)。
おそらく上記サッカー解説陣はほとんどがあちきらと同じ飛行機でブリスベーン入りしたと思う。機内では見物に行かなかったけど。

そんなわけでブリスベーン着。
そこで、プラチナブロンドの逞しいお姉さんドライバー(なんたってあちきら一行の重い荷物をほぼ一人で荷室出し入れするのだ)に案内されて一応スタジアムもスクーリングしたあと市内のど真ん中にあるホテルへ。
そのホテルったらキャンベラのより数段豪華なホテル。ホテルランデブーっつーそのホテル、市内カンガルーポイントの最も人が出る通りなクイーンズストリート(ほこてんなのだ)から徒歩3分くらい。部屋はコンパートメント形式でキッチンもついてるし洗濯機もある。おまけにあちきの部屋はバスタブとベッドルームまであるし、8畳くらいのリビングもあるのだ。キッチンにゃキッチンだけでなく(笑)、食器もひとそろい、なべやフライパンなども2,3サイズづつ置いてある。
話によると出来立てで、外側は古い建物なのだけど、その中をかなり改装してぴっかぴかにしたのが2,3年前らしい。使えるのかどうか結局不明だったのだけどLAN口まであった。
あちきはあちきの弟とカドの2部屋をあてがわれたのだけど、弟の部屋はあちきんとこよりも狭いものの、それでも綺麗なものだ。で、そのカドの2部屋は表のドアと閉めて部屋のドアを開けておくと1つの続き部屋としても使えるのだ。
そう、このホテル、ここまではまったく言うことが無い。ここまでは。

ところがこのホテル、ちょっと良くなかったのは通信だ。
外線は市内市外とも0発信と書いてあってそのとおり0を押したら待ち受け音がちゃんと変化するのだけど、モデム経由電話をかけようとするといっくらやってもかからない。電話番号をいろいろ変えてみても、しまいにゃ全くの市外なキャンベラにかけてみてもかからないのだ。
どうもおかしいなあ、と思ってつなぎ直して電話機から外線かけてみたのだけど、かからない(笑)。
なんでじゃあ??
ま、でもここまでいろいろやって繋げないのなら仕方が無いから、あとで外線のかけ方オペレーターかフロントに聞くことにして取りあえず飯と買い物にでも出るか、と支度した。そんで、出かける前にもう一度だけトライしてみて、それでもかからなかったら出かけるついでにフロントで聞いてみろ、と思ってバイオなパソコンを起動し、起動中にいろいろ荷物を揃えてふと戻って見るとWindows2000の起動画面(黒い背景にシステム読み込みしてまあす、ってなホワイトバーが出て、延びていく画面)の最初になったままフリーズしてる。チッWin2Kかよ、仕方ねえなあ、と思って再起動すっと、同じ画面同じ長さのホワイトバーで止まるのだ。
ヤな予感。これってもしかして、

パソコンこわれたってことか(理不尽な仕打ちに対する激しい怒り)?

何度か再起動していろいろやり直してみるものの、しまいにゃ政府モードなどで起動してみたら、Windowsのシステム設定を読み込むというもー最初のところで引っかかって止まったままだ。長年コンピュータを見てきた感じから言うと、ハードディスクがどーもイカンような感じだ(ゲ)。
ってことは何かぁ?

撮りためた写真データ、ちゃらぱーってことか(↑頭)!?

今回持参したデジカメは48Mのメモリを入れてるのだけど、そのメモリでは一番きれいな一番でかい画像で32枚しか撮影できないのだ。取りあえず試合の写真だとかは一番綺麗&でかいモードで撮影して、パソコンにデータをためては消して撮りしてたのだ。
だからデジカメ内にも残っていない。
キャンベラで撮ったデータはこの会議室と、おかちゃんのディスク(まだ残っている?)の中にしか無いかも知れない。
ディスクをマウントできたらデータ回避はできっかも知れないが、まだ不明。
購入したのは9月13日、先週の水曜で、こわれたのは19日。わずか6日しか保たなかったってことかよ。
ソニー?
東芝(ディスクメーカー)?
それともマイクロ?
どこだ?あちきに火つけてもらいてえのは(怒)?

ま、そんな怒りはさておき(ってさておけるのか(笑)?>自分)、近場で飯とか食べることにしてほこてんクイーンズストリートに出て店を物色。急展開でいきなりグルメ編2だ(笑)。
クイーンズストリートって一通り歩いてもあんまし美味そうなレストランっぽいレストランとか無くて、唯一見つけたレストランは注文が面倒っぽくて弟が難色を示し(つまるところ英語の問題だ(笑))たので、結局通りにいくつか点在するオープンなレストランでパスタを食べることになった。
サンドイッチにゃすでに飽き始めていたので、パスタおーけーおーけーってなことで選ぼうとしたら今度はなぜだかシーフードばっか。弟はちょっとシーフードが苦手なのでカルボナーラにして(っていうかそれしか無かった)、あちきはナポリ風のきしめん風麺シーフードパスタにした。きしめん美味かったけど例によって量は多い。弟は重たいカルボナーラを洗面器食器で山盛り食って辟易していた(苦笑)。美味かったのは美味かったらしいけどね。

翌日は弟のたっての願いで(笑)ローン・パイン・コアラ・サンクチュアリーに出かけた。要するにコアラをハグするところだ。
市中から20分くらいの郊外にあるコアラなところにでかけたのだが、コアラは寝てばかりだった。カンガルーも放し飼いされてるエリアがあったのだけど、どうやら朝いちくらいに子供の団体様が来てさんざ餌上げたあとらしく、満腹と暑さで日陰で寝てるカンガルーばっかだった(苦笑)。
そこでは他に老人ホームのコアラ、少年団コアラ、女子修道院のコアラ、コアラの幼稚園などもあった。コアラをハグするところでは日本人が長蛇の列を作り、その様子は地元の新聞でも紹介されたくらい一挙に出現した日本人に分単位でハグされコアラたいへんそうだった。おみやげを物色している弟を待って横で見ていると、あまりに日本人が多いためにコアラ緊急で応援に何頭か駆り出されていたのが印象的だった(笑)。
日本人って観光地好きだもんなあ。
そこでは他に大トカゲ、ワシ、さまざまなインコ、コウモリなどを見た。
でもそれだけ(笑)。

というワケでコアラカンガルーなどの写真を撮影しに行った(文字通り)あと、例のクイーンズストリートで受注生産な生ジューススタンド(ここはすっごい美味しかった)でオレンジ&ピーチジュースを飲んだり、おみやげさまざまゲットしているときに、おみやげ店の中でお買い物中の三屋裕子を見つけた。背が高いわ。お連れは三屋氏ほど背が高くないけど似た綺麗な方だった。姉妹か?
クイーンズストリートってほこてんなのだけど、平日なのにやたらと混んでいてたいへんだった。そこにそろそろシドニーやらキャンベラからの日本人も大量に流入し始めたのか、青い服着た人たちが目立ち始める(苦笑)。
おまけにクリスティーン某とかっていうテレビに出てるシンガーとかがミニライブ始めたりして超混雑してきたので、そこを逃れてカンガルーポイントな公園に足を延ばすことにした。
でもってそこに歩き始めると、その通り沿いにレストランがいくつもあった。クイーン図ストリートだけで探していたから見あたらなかったようなのだ。カメルーンとチェコの試合のあとじっくり物色することにして公園まで歩く(途中見つけたホテルの入り口中庭)。
公園ったらかなりだだっぴろくて、野外音楽堂っぽいでもかなり本格的なステージとかまであって、そこではなにやら楽団がスタンバっているものの、メインステージに上からぶら下げられた巨大スクリーンでオーストラリア競泳陣の活躍を放映中で、その競技の合間しか演奏しないらしい(笑)。おまけに観客といえば、芝生に寝ころんだおよそ10人足らずの人たちのみ(笑)。
そんなところはすぐに去り、無料シャトルバスでガバスタジアムへ。そこはクリケット場なんだけど、そこでサッカーの試合が行われるのだ。

そんなクリケット場は楕円ではなく円形なグラウンドで、なんだか妙な感じだ。ハーフライン付近が遠いしゴール裏もけっこう距離がある。芝生はキャンベラよりも良いようだったけどね。
座席は2階席で、そこから見ているとなんか数年前(かなり前か?)東京ドームでヴェルディとどっかの有名なヨーロッパのチーム(忘却)の2軍(苦笑)との試合を見た感じを思い出した。それよりはかなり近いけど、目線が似てる。
試合自体はカメルーンのバックラインの相変わらずのしょぼさ(ラインを上げるタイミングがばらばらで、しかも危険)と、エムボマの動きの少なさが目立っていた。チェコのパスワークの不正確さも目に付いたなあ。
全般に眠い試合だったけど、でも先行されたチェコが勝たないと予選突破不可というプレッシャーから攻めにでてくるようになってちょっとおもしろくなった。だいたい予選リーグの最後の試合って面白くなるものだけどね。(以下次号)

(ブリスベーン市内のカンガルーポイントにある公園です)

Copyright © 2002-2003 Sonoda Michio

●フッチボル INDEXへ

★TOP INDEXへ