第46回(2004年) ALL JAコンテスト参加記


昨年は X50部門 で全国二位でした(関東も二位)。今年はリベンジを果たすべく参加しました。しかし今年は事前の情報で、 昨年の覇者 JR1ERU 千野さんが参加しないという事で、それならばなんとしてもと意気込んだのです。マークすべきはコンテスト仲間の JM1TDG 須藤さん と思っていました。昨年のスコアは 613×37 でした。とりあえずこれを上回ることを目標としました。

 今年はロギングの設備を変更しました。今までは PC-9821Ns(486DX50)だったのですが、今年からは Mitsubishi Apricot AL(MMX133) に変更しました。 Yahoo Auction にて \3200 にてGet! しました。メモリも 80MB 載せ Windows98をインストールしました。しかし実際にコンテストで使用 するのはまたしても「DOS版」のZlogです。Windows98には些かの不安があるので、安定してほぼ落ちることのない DOS版 にしたのです。 スペック的には問題ないのですが・・・・ また98からDOS/Vになったことでインターフェイスも変更しました。DOS/V版のインターフェイスを なんと JR1ERU千野さんに作って頂きました。(ありがたや〜 m(_ _)m) お礼には焼酎を送りました。

 前日の午後に東京に戻り、当日は何度も昼寝をしました。しかし今年は眠気が取れずコンテストに不安が残りました。また今年は「不眠不休で参加する」事は 考えていませんでした。昨年の結果から4時台は仮眠と決めたためです。コンビニで買い物。ドリンク剤などを買い込みました。シャックには20:30頃入り、周波数の確保です。 50.268MHzというほどよい周波数を確保しました。しかしやはりコンテスト、よく周波数の状況も確かめないクラブ局がすぐサイドで出たりしました。 彼らを指導する立場の人たちはちゃんと教えているのでしょうか?その周波数にてローカルがコンテスト直前までつきあってくれました。

 コンテストに突入し、最初の一時間は110 QSOとごく昨年同様のペースです。しかしここからが悲劇の始まり。2時間目は 66 QSO 、3時間目はなんと 36 QSOでした。最初の3時間で 250 QSO 欲しいと考えていたのに、結果は,212 QSO。去年より悪いペースです。最悪・・・・ 一気にモチベーションが下がりました。
 最初の3時間はどのコンテストでもSSBでランニングと決めていたので、ずっとCQを出し続けました。日が変わった後はCWに移り、CQ TEST 。午前4時まで CW と SSBを行ったり来たり。 2時台にはハイライトとして 6 から CWでコールされたことがあります。 MS風ですっとあがってすっと落ちるという感じでした。 QSO成立まで時間を 要しました。鹿児島の局ですが、もっと早い時間帯に呼んできてくれましたが Call がとれず、2時台に全て取れてやっとでした。続けて和歌山から おなじみの JK3HLP/3 が呼んでくれました。続けて2マルチ増はうれしかったです。仮眠予定の4時までに 300QSO に達していなかったため続行しようかとも 思いましたが、体力温存のために「仮眠」しました。

   5時ちょっと過ぎに復帰。この時点でマルチは 16 でした。しかも局数は伸びずやる気が・・・・

 マルチは最初の一時間で11。23時台 0時台にそれぞれ1増。2時台に2増と去年とは全然違います。焦りすら感じてきました。 朝方までCW SSB 取り混ぜながらがんばりました。去年のように8のオープンもなく単調なペースです。

 しかし少しずつマルチも増え、5-8時の間に9マルチ増です。8時台には6からのコールもありオープンを期待しましたが、期待した物は ありませんでした。12時台になって JM3CRK/6 沖縄 が入感したので西方向のオープンを意識したオペレーションになりました。 オープンを意識していても開くと言うことはなく、局数も伸びない、変化もないという状態にマンネリ感が出てきたため、おやつを食べて休憩。 で、コンテスト以外の周波数を聞いてみると T88 が入っています。パラオ、もしかすると南向きのScがでるかもとビームを南に振ってCWでCQ TEST。 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!! 4 5 がScで呼んできました。 しかし強いScでは無かったために、「Hな局」以外は利用できなかったかもしれません。 変化があったのは18時過ぎです。CWでCQを出していると福岡の局に呼ばれ、続けざまに福岡と4局QSO。w(゜o゜)w オオー!と思っていたら大分、熊本等からも Callされ結果的には佐賀以外の6のマルチがとれました。これに気をよくした物のオープンそのものは短く局数が激増すると言うことはありませんでした。

21時に終了。結果は昨年のスコアに遙かに及びませんでした。 どっと疲れが出て、シャワーを浴びてビールを呑んで就寝。

 ☆今回の感想☆
 1.参加局が少なかったです。 連休が大型化しているため、無線どころではないのでしょう。
 2.ノイズ・・・・・     昨年は東電に対処してもらい大分減ったのですが、今年はなんか違いました。ずっとS3のノイズ。
                "ヽ('ー`)/オテアゲー"
 3.コンディションが悪い   BIG OPEN がないとつまらないですね。  今回も結局写真の2系統のアンテナでした。垂直系はと言いつついつも用意なし。やる気の問題ですね・・・

 結果は後日。しかしすでに JM1TDG須藤さんより点数が低いことはわかっています。(T^T)ウルウル

結果発表

X50 シングルオペ 50MHzバンドHMP

(関東)

(1) JM1TDG/1 667 × 32 21,344 M
(2) JP1LRT 603 × 32 19,296 H
(3) JG6MDS/1 704 × 24 16,896 M
JK1FLJ/1 574 × 19 10,906 M
JK1SPQ/1 517 × 20 10,340 M
JH7VVR/1 462 × 22 10,164 M
JA1OVD 449 × 22 9,878 M

(東海)

JQ1AHZ/2 380 × 28 10,640 M
JF2KRH/2 284 × 22 6,248 P
JE2IMX 138 × 26 3,588 M

(関西)

JI2IXA/3 312 × 31 9,672 M
JL3TEM/3 222 × 28 6,216 M
JL3DYW/3 190 × 22 4,180 M
JH4PUL/3 180 × 23 4,140 M

(中国)

JE4ABN/4 250 × 29 7,250 M
JH4IJG/4 192 × 28 5,376 M

(四国)

JA5RCT/5 208 × 29 6,032 M

(九州)

JF6CHA/6 87 × 18 1,566 M

(東北)

JA1OJE/7 214 × 17 3,638 M
JA7KPI/7 36 × 16 576 M

(北海道)

JJ8NNR/8 61 × 10 610 H

(北陸)

JE9KZK/9 122 × 29 3,538 M

(信越)

JE0ANW/0 60 × 19 1,140 M

 予想通り JM1TDG 須藤さんが全国一位でした。しかし JG6MDS 佐藤さんは局数が伸びています。マルチをとっていなければ負けてしまうところでした。HMP部門で固定からの入賞は私を含めて3局。しかも実質 H 参加しているのは私だけです。これでは HMP と MP 部門を分けている意味がないような気もします。
 固定の強みはやはりパワーを出せる点でしょう。弱いScでも使う事ができます。しかしそれは各エリアの移動局とは出力の差がありQSOには至らないかもしれません。やはり固定から H な局(スケベな局ではありません!!??)の参加が増えてくると面白くなると思います。 CW部門は入賞局は H な固定局が多いのもまた特徴ですね。固定局はCWが好きなのでしょうか??? 僕は X 部門ですが。ハイ(^-^)

  de JP1LRT jp1lrt@6m.net

Back to 無線のページ