観るところもなくなったところで、我々は北上して富津の方へ向かいます。

ぐへーっ(つД`)
工事中でやがんの。
ここは我らが「バカニホンキコウ」発症もとい発祥の地ともいえる場所です。大学生の時に企画した国道16号線一周の旅の
終着地、富津の公園展望台でございます。横須賀から横浜、八王子、川越、柏、千葉、富津と首都圏30km圏を一周している国道16号線ですが、当時は全然注目されておらず我々のバカニホンキコウ以降急にメディアで取り上げられはじめてなんだか釈然としない気持ちを抱いたもんです。
で、このバカニホンキコウ第一弾ですが、ホントはもっと壮大な計画だったわけでありまして、国道16号線は首都圏環状道路としては内側から数えて9番目です。なので1番目の内堀通りから外堀通りや明治通りとか通って8番目の環八まで回ってそれから国道16号を回ろうかと思っていたんですが、あまりにも時間かかり杉なので断念しまして、16号のみとなった経緯があります。つうか学生ヒマなんだから逝っとけ。

無駄にいい写真です。
富津の公園にある海岸での写真なんですが、先に見えるのが第一海堡。最早渡ることのできないアルカディア。

で、当時はこういう物には殆ど興味がなかったのですが、今回はこっからがメインです。この富津の公園は元は旧陸軍の射撃テスト場「陸軍富津射場」跡です。


こいつが観測所。 この中からテスト結果を観測します。

こいつは海側の観測所。

毎度毎度人の写真に写り込んでくる彼。すっかり彼の旅日記の様相を呈しております。それにしても今回イイ写真撮れてますな。(自画自賛)傾きかけた陽の光にシルエットが映し出される姿は墓石のようでもあります。

近くに寄って見てみると、意外なほどコンクリートがまだしっかりしていることに驚かされます。この頃になると随分と技術も進んでたんだなぁと。でもこれって鉄筋入ってるんでしょうか?海の方の海堡達は鉄筋が入ってなかったばかりに関東大震災でグダグダに破壊され使い物にならなくなってしまいましたが…
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