研修講師 - 中小企業診断士、システムアナリスト、アプリケーションエンジニア

中小企業診断士、システムアナリストの佐川

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更新日 2011-02-23 | 作成日 2007-10-23

研修講師:質の高い研修を目指しています

講師と受講者の距離を大切にしています

中小企業診断士、システムアナリストとして、情報システムに関わる研修を中心に担当しています。最近、多いのはSEやSI企業向の業務知識研修です。また、中小企業向けのIT関連セミナーの講師なども増えています。やはり、これからの経営には情報システムが欠かせないということが浸透してきているのでしょうか。

研修講師の仕事をする際に私が気をつけているのは、聴講してくださる受講者の方々とできるだけ、距離を置かないことです。なぜ、距離を短くしようとしているかというと、

  • 受講生の理解を促進できる
  • 質問をしやすい環境が作れる
  • 研修内容の定着が図れる

と信じているからです。

主な研修メニューは次のタブをクリックしてみてください。この他の研修メニューについてもご相談に応じます。

SE向、SI企業向の業務知識研修

販売、財務、在庫、給与等管理業務の知識研修です

現在の大学や専門学校では、残念ながらプログラミングや設計関連の技術は教えても、なかなか業務知識をSEに植え付ける授業というのはできていないのが現状です。新人を含め、システムエンジニアが必要な業務知識を得るためには、残念ながらOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)に頼っているのが現状ではないでしょうか。それで、お客様には迷惑をかけませんでしょうか。

OJTが悪いわけではなく、OJTを効果的に実施するためには、やはり業務の基礎知識、キーワード、基本的な仕組みなどを理解しておく必要があります。非常に基本的な用語、業務上、必要な用語や仕組みを理解しないままに顧客と接しても信用を落とすだけで、勉強するどころではなくなります。
かといって、忙しいSEに対して「自分で勉強しろ!」と言ってもなかなかできないものです。「情けは人のためならず」ではありませんが、「研修は従業員のためならず」です。間違いなく、その従業員が得たスキル、知識は会社に帰ってくるはずです。
SI企業の経営者、人事担当の方々、少しでも時間を割き、従業員に学ぶ機会を与えるべきではありませんか。

dummy_002.jpg主な、業務系研修メニューは次の通りです。

  • 販売管理
  • 在庫管理
  • 給与業務
  • 財務会計
  • 生産管理

SE向、SI企業向の上流設計研修

約10年ぶりになりますが、2007年10月にシステム開発を行う際に参考となる「共通フレーム」が改訂されました。この共通フレームの中で、重要視されているのが「超上流」と定義されている「要求定義」の部分です。
そのさらに上流には、システムの企画などがあるわけですが、そのあたりになるとまさに、中小企業診断士やシステムアナリストといわれる職種の範囲になってきます。


yokyu.jpgそのような中で、要求定義はシステム開発者(システム開発業者)とシステム利用者(システム発注者)との間を取り持つ非常に重要なコミュニケーションの場です。

ここでの失敗は、続くシステム設計だけではなく、最後尾に控えるシステムの運用テスト時に仕様漏れが発見され、大きな後戻り作業を生み出します。ある調査によれば、要求定義段階で取り除くエラーを1とすると、それが運用テスト段階で発見されると2,000倍以上のコストがかかるとも言われます。こうした点から、要求定義等の上流設計段階の「設計品質の確保」という考えが重要なのです。

一方、大手のSI会社では、コスト削減のための「オフショア開発」が活発化していると言われます。残念ながら、IT業界は建設業界バリの下請構造が形成されていますので、オフショア開発が進むと、コーディングを主にしているシステム開発会社は非常に厳しい立場に立たされています。

この状況を打破するために、上流設計部分を担当しようとする動きがあります。もし、そういう動きを活発化させようとするのであれば、これまでとは違ったスキルが必要になることは間違いありません。また、大手でもオフショア開発を進めるには、海外の業者に対して「漏れなく、あいまいさを排除した」形での情報伝達が必要になります。

いずれにしても、要求定義とモデリングという上流設計には欠かせないスキルは、これからのIT業界を生き抜くために必要不可欠なものであることは間違いないでしょう。

主な、上流設計系研修メニューは次の通りです。

  • 要求定義
  • モデリング
  • 業務分析
  • ソリューション提案
  • ロジカルシンキング等

要求定義はコミュニケーション、分析、表現の3つの力が必要
要求定義には、コミュニケーション力(インタビューしたり、協力を得たりする)が必要です。また、得た情報を分析して、結果を日本語やモデリングの技術で表現する力も必要です。それらが備わっていないと、次の参考リンクのような実態が出てくるのです。

ITPro SkillUP「利用者への不満」渦巻く要求定義の実態LinkIcon

価格表

 研修講師、講演等は下記の料金でご相談をお受けしております。価格交渉はお受けしますので、ご遠慮なく、ご連絡下さい。

研修講師料

基本 8万円/日~ (上限7時間)
(研修内容、資料作成費等により、決定します)

講演料

基本 5万円/2時間~
(講演内容、資料作成費等により、決定します)

中小企業経営とIT化を支援します。

中小企業での情報システム化は一定の速度で進んでいるようですが、いまだ情報システム化が遅れている企業も多いと言われています。私はシステムアナリスト、中小企業診断士として中小企業の経営効率化のために必要な情報システム化を支援できるよう頑張っています。

また一方で、これらの情報システム化を行うシステム開発企業も課題を抱えています。一定しない受注量、従業員のスキル確保などです。私は研修講師、コンサルティング業務などを通じ、システム開発企業のスキルアップにも貢献し、ひいては中小企業の情報システム化に役立ちたいと考えています。

なお、KAITsとは、経営(KA)とITをつなげ、最後のSは佐川、支援(サポート)、サービスなどをイメージした造語です。