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パリ、ブルゴーニュ
Paris、Bourgogne

霜白のブルゴーニュ、新年雪のパリ

 パリのショーウィンドウ 控えめなクリスマス

 久し振りの冬のヨーロッパ。マイレージ消化の関係で、直行便で行ける所から行き先を選ぶことににしました。その昔冬のヨーロッパに来た時は、暗いパリをさっさと後にし、冬でも十分に日の長いイタリア中心に回ったこともあり、今回は先ずはスペインを考えていたのですが、マドリッド行きのマイレージ特典航空券がちょっとの差で満席になってしまい、結果フランスに落ち着きました。マドリッドも30年近く行っていないのですが、もう一つ治安面、特に乗り継ぎで到着した深夜近くの市内が心配なこともあり、まだパリの方が安心でしょう。そういえばパリも久し振りだ。

 さて、パリに行くとしてそこから何処に行こうか、と考えるのがとても楽しい。ずーっとパリ滞在でも何ら問題はないのですが、この際かねてから行きたい所に少しでも足を伸ばすことにしよう。1泊でちょうどいい所・・・ヴェズレーのサンマドレーヌ教会、そしてフォントネー修道院も引っかけることができるかもしれない。と色々調べ出してみました。昔なら観光局に行ってローカル時刻表を調べてもらい、さらにホテルリストを入手し・・・と、手間はかかるけれど結構楽しいプロセスを辿って決めていたのですが、それが今は全部ネットで事足りるようになってしまった。1日に3本(早朝、昼、夜)しか無いバス路線やローカル線の時刻を調べ、ホテルの当たりを付け(結局アパートメントでした)、予約をメールで行い、それぞれのロケーションをネット地図で確認し、更に航空券もネット申し込みだし・・・全く不可欠なものになっています。

 そうした手配の上に、旅先でのリアルな毎日が生きてくるのですね。
 今回も日程をまとめてみました。



朝食
午前
昼食
午後
夕食
宿
12/27
10:00のJal便で出発 機内 空港からRERでレアール下車、徒歩でアパートへ。オーナーから鍵を受け取ってからポンヌフ辺りを散歩 近くの中華デリカで仕入れ、軽く済ます テラス・デュ・ルーブル
12/28
リヨン駅カフェ 6時前に起き、リヨン駅で明日のチケット購入。その足でルーブルに開場前に並び入場。1時過ぎまで回る。 近所のカフェ「レポック」で遅い昼食 オルセーに渡り、閉館までいる。そこからルーヴルの中庭を通りアパートへ カルチェラタンのデリカテッセンとサンドイッチ屋でテイクアウト 同上
12/29
アパートでパン、カフェ 7時過ぎのTGVでモンバールへ。タクシーでフォントネー修道院に行き、一番で入場 モンバール駅前でパンを急いで 1日3本のバスでアヴァロンへ行き、タクシーに乗り換えヴェズレーへ。サンマドレーヌ教会でゆっくりした後、シャトーホテルへ ホテルダイニング シャトー・デュ・イズニー
12/30
ホテルダイニング タクシーでアヴァロンに行き、ローカル線でパリベルシーへ ベルシーヴィラージュの「ニコラス」で遅い昼食 アパートで休んだ後、ラファイエット、凱旋門、シャンゼリゼの夜景を見に行く モノプリで食材を仕入れアパートで テラス・デュ・ルーブル
12/31
アパートでパン、カフェ 7時前にレアールの市場でパンや野菜を仕入れる。朝食後ギャラリーヴィヴィエンヌ、コルベール他のギャラリー回り レアールのビストロで アラブ文化研究所、ノートルダム、オテルデヴィレへ。そこでカルーセルに乗る。夕飯はシャルティエに行ったが、ものすごい長蛇の列に諦める 昨日や今朝仕入れた食材をアパートで。ケーキもあった 同上
1/1
アパートでパン、カフェ 未明から雪が舞い一面白くなってしまった。エッフェル塔に行くが第一展望台までしか上がれず 近所のホットドック屋と、残り物一掃 レアールからRERで空港へ。1805発のところ、雪で約4時間近く遅れて出発 機内 機内
1/2
機内 ひたすら機内 機内 約3時間遅れで成田到着

 こうしてみると、本当たいした食事をしていない気がします。これは何度パリに来てもそれは同じような。今回は初めての子連れということもあるでしょうし、また早朝からあちこち行動していると、夜は子供が寝てしまうことも多く、結局レストランは行かずビストロ止まり。まあ、人それぞれのフランスの楽しみ方があるのですから、それはそれでいいと思っています。

 その代わり本当に朝は早かった。9時開場のルーブルに30分近く前に行って待つ。7時14分発のTGVに乗るから宿を6時過ぎに出る。そんなのが連続していたため、本当に毎日早起きでした。何か結局時差ボケが最後まで治らなかったような気がします。お陰で新年を迎える前にみんな寝てしまったし。(日本の新年時間には起きていましたが)

 
モンバールにて こんなにプレゼントが欲しい