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ベルゲン
Bergen

 港町は世界中どこに行ってもとても魅力的なものがあります。海を通じて世界と繋がっている、世界のどこまでも行くことが出来る。特にここの港に立つとその想いが強くなります。この海の先にイギリスがあり、グリーンランドがあり、更にはアメリカがある。ここベルゲンはそれを大昔から実践してきた町でした。鱈漁を通じて、またハンザ同盟の盟主として、常に世界と交流を続けてきた歴史があります。コロンブスより先にアメリカを発見したというヴァイキングの行動力が、ここが地の果てではなく新しい大陸への出発点だって気にさせられます。

 でもここから外洋に出るには、まだまだ先があります。フィヨルドの果てにそのピークだけが残された島々の間を進まなければいけません。そのために海はとても穏やかです。

 町のメインはベルゲン港とここに面するブリッゲン。ここから町は発展していきました。背後にはすぐに山が迫り、そこに拡がる緑豊かな街並み・・港町を絵に描いたようなロケーションは世界にそうあるものではありません。

 町の情報はwww.bergen-guide.com/で集めることが出来ますが、町中の散策だけで十分な所ではないでしょうか。
 今回は日本からJALアムステルダム経由そこからはBRAATHENSというノルウェーの航空会社の便で一気にベルゲンに入りました。アムスで少々待ちますが、結局のところ、SAS便を使った場合と殆ど同じ時間に着くことが出来ます。しかし失敗が一つ。やはり空港の両替は夜の10時近くだと開いていませんでした。着く最初の国の通貨は日本で最小限両替しておくという原則は、やはり守らなければいけません。渋谷ブックファーストの隣の東京三菱トラベルセンターでちゃんとやっておくのだった。(今はここから移転しましたが)財布に入っている何故か英国ポンドを使い、空港バスで市内に向かったのでした。

周辺まで含めた地図。いかに入り組んだ地形かお分かり頂けると思います。
お馴染みフロイエン山からの市内。山に囲まれつつ海に向かって開けている、その対比の見事さ
船から見たブリュッゲン。切り妻屋根が見事その背後のちょっと暗い切り妻屋根がラディソンSASロイヤルホテルです。SASは結構平気でインターナショナルスタイルの建物をそれもスケールアウトで作ってしまうのですが、さすがにこの場所でそれはやりませんでした。それ程ベルゲンの力は強い。
町中のマクドナルドも実に抑えた表現でした。こうでなくっちゃ。
着いた翌日の朝は、時差の関係もありかなり早く起きてしまいました。その代わり素晴らしい朝の風景。昼間でも静かな町ですが、早朝は本当何の音もしませんでした。正面がフロイエン山ケーブルカーの駅です。
昼間は観光客で溢れるブリッゲンも朝は誰もいません。でもかなり建物が歪んでいる。決して広角レンズのせいではありません。 ブリッゲンの軒下。一本の木から削りだしています
フィッシュマーケット脇にあった傘の自動販売機。とにかく雨が多い町ですが、買う人いるのかな。因みにURLはwww.paraply.noでした(今はなくなってしまった)
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