探鉱技術フォーラム 過去ログ

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 鉱床探査情報掲示板 


[コメント] Bacterium helps formation of gold 日付:2010/09/22(Wed) 13:12

似たような記事ですが、図付きで詳しいです。

http://www.physorg.com/news174140990.html


[コメント] Bacteria linked to gold nugget formation 日付:2010/09/22(Wed) 13:07

4年前のニュースですが、自然の金のナゲットの生成に
バクテリア(細菌)が重要な役割を果たしているという報道です。

http://www.abc.net.au/news/newsitems/200607/s1687202.htm


[コメント] 連絡方法について 日付:2010/08/23(Mon) 22:11

秋山様

現在、アフリカのマラウイ共和国におり、ネットの状態や時差の
関係で、返事が遅くなりがちで恐縮です。

また、迷惑メールが多くて従来のアドレスがほとんど使えないので、
私宛のメールは、掲示板

安倍川・大井川流域 金鉱探査情報
http://9030.teacup.com/akaishi/bbs

の下の方の、「管理者へメール」をクリックして、何かメールを送って下さい。
(メールアドレスを書き込んでください。)
折り返し、私のメールアドレスをお伝えします。

お手数をおかけして恐縮です。

石川潤一拝

http://9030.teacup.com/akaishi/bbs


[279] ` 投稿者:秋山 投稿日:2010/08/23(Mon) 12:32


石川様

お世話になります。
ご指摘の通りCIP ( carbon in pulp )工程をベースにしております。金を吸着させた活性炭を焼却するのは、当地では活性炭の再賦活化が困難なことと、シアンの使用量を極力減らすためです。生産した粗金銀地金の写真や鉱脈図などをご覧になっていただきたいと思っておりますが、どのようにしたら良いでしょうか。

秋山拝


[コメント] Re:金回収 日付:2010/08/22(Sun) 00:15

秋山様

こちらこそ、よろしくお願いします。
私は選鉱・製錬が専門ではありませんが、興味をもっていて、金については
4年前に私のサイトで以下のようにまとめてみたことがあります。

     歴史的抽出法灰吹き法、混汞法(アマルガメーション)
     現行の抽出法パンニング、青化法、銅鉱/鉛鉱などの浮選
            乾式製錬(銅マット/貴鉛etc.)→電解
     新しい抽出法…CIP(ストリッピング)、
            チオ尿素・チオ硫酸(アンモニウム)・臭素・
            ヨウ素・次亜塩素酸などによる浸出、
            バクテリア・リーチング、
            N-ビニルアセトアミド、アミドキシム、アリル
            アミン、アクリル酸などによる吸着

秋山様が記した工程は、一見、青化製錬(青化法)に似ていますが、
CIP ( carbon in pulp )
でしょう。
「焼成粗金銀地金」でなく、濃縮液を電解製錬して金を抽出(金銀分離)
する場合も多い気がします。

石川拝


[277] 金回収 投稿者:秋山 投稿日:2010/08/21(Sat) 00:23

はじめまして、秋山と申します。

現在、海外在住です。当地で一次鉱脈から採集した鉱石を処理し金を回収しています。

工程は以下の通りです。

 鉱石破砕摩鉱シアン溶液活性炭吸着焼成粗金銀地金

日本語では金の資料が少なく、なれない英語の文献を読んで進めていますが、技術的は情報を交換したいと思っております。


[コメント] 鉱山研究会のWeb 日付:2010/08/16(Mon) 13:59

標記を紹介します。

http://www.jmrs.sakura.ne.jp/greeting/index.html


[コメント] The Africa Mining Congress 2010 日付:2010/06/28(Mon) 16:15

標記の催しが、7月26~28日にヨハネスブルグで開催されます。

http://www.terrapinn.com/2010/miningza/index.stm


[コメント] 米国:アフガンでリチウムなどの鉱床発見、約92兆円規模-NYT紙 日付:2010/06/18(Fri) 21:17

「ニオビウムや希土類鉱物、金の鉱床も発見され、リチウム鉱床については、
 確認済み鉱床として世界最大のボリビアに匹敵する規模を持つ可能性がある」
と言われているそうです。

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=aqEIoPb4xds4


[コメント] アリゾナで 日付:2010/06/08(Tue) 16:15

レアアースを伴う金鉱床の報です。

http://prospectorunitedstates.spaces.live.com/


[コメント] 玉山金山遺跡活用推進協議会 日付:2010/05/05(Wed) 17:22

HPです。

http://www.tamayama-kinzan.com/


[271] 中国の鉱山の選鉱くずの生産現状と問題点 投稿者:許 珠信 投稿日:2010/04/14(Wed) 12:03


一.中国の鉱山の選鉱くずの生産現状と問題点
  中国の大多数の鉱山の資源の品位はわりに低くて、選鉱作業の中では大量の選鉱くず(鉱尾)を排出するが、鉱物資源の利用程度の発展に従って、鉱石の採掘品位最小限度は応じて下がったし、選鉱くずの排出量も段々増加していく。中国は2000年だけでも選鉱くずの排出量が6t左右に達している。現在積んでおいた廃棄物はすでに80億トンを達している。概算統計によると、冶金の鉱山が毎年排出した選鉱くずの量は15t以上になる。鉱尾の鉄の品位は平均的に11%で、あるものは27%で、これらは選鉱くずの 中には まだ1600tの金属の鉄が残っていることになるし、2000数万トンの黄金の選鉱くずの中にも まだ 金が約30t含んである。中国の鉱物の資源には、共生と伴共生のものが豊かであるし、その内 鉄鉱石の中には大体30種類の有価の成分があるのですが、回収できるのは20種類しかない。いくつか金属元素はまだ選鉱くずの中に残ってあるから、毎年鉱物資源の開発で起こる総損害は約780億元である。選鉱くずの中の90%以上の非金属の成分はほとんど開発、利用しない。現在、中国で選鉱くずの総合的な利用率は7%だけで、大量の選鉱くずは鉱尾庫に、あるいはいくつか自然場所に積んでおくことしかできなくて、そんなに多量の選鉱くずは、勿論避けられないで一連の問題を持ってくるのだ。
選鉱くずは周辺の環境を深刻に汚染する
 選鉱くずの中には幾つかの重金属元素と薬剤が残っているんですが、これらは選鉱作業に使った水と混ぜられ礦泥水なっている。こんな尾鉱水は、近くの河川に流れ込み あるいは地下に滲み込んで、河川と地下の水源を深刻に汚染する。
尾鉱庫に置いてある鉱泥は自然的に乾燥され、大風の天気に会うと、表面の選鉱くずの砂が絶えず周辺部へ吹かれて、この地区の土壌汚染、土地の退化、植物、周辺の生態環境が被害を受けるし、時には人と鳥獣の生存まで直接的に脅している。
選鉱くずの問題は生産企業に大きな経済負担を持ってくる
 いくつか企業の鉱尾庫はもう設計の使用年限が近づくてあり、使用年限が超過して使用されるもののある。鉱尾量が増加することに従って、新しい鉱尾庫が必ず必要になってくる。新しい鉱尾庫の建設には、又使用権、土地の購入投資、倉庫の基本建設の投資等、様々な問題が発生する。それだけではなく、鉱尾庫の日常保護と補修も大量の資金を使っている。

中国鉱山の尾鉱の総合利用及び管理現状
  
鉱物の資源は国民の経済発展の過程中でとても重要な地位を占有し、中国で95%以上のエネルギーと85%の工業原材料は鉱物の自然資源から取られるが、鉱物の資源は再生出来ない自然資源の一つである。鉱物の資源の利用率を高め、使用年限を延長し、これらは人類が生存する生態環境を保護することの為でもある。人達もますます選鉱くずの総合利用と管理問題を重視するようになって来た。。
鉱山尾鉱循環総合利用と鉱山環境保全の問題が中国政府の注意を引いたのはただ数年にすぎないことだ。それも中国の冶金鉱業総公司の報告と提案から重視されて来た。
中国鉱山の尾鉱の総合利用及び管理現状:
選鉱の再選別――選鉱くずの中から更に有価の成分を回収する。
鉱尾を建築材料として使用する。
鉱尾を旧鉱山の採鉱空間の充填材料として使用する。
鉱物肥料の原料として使用する。
 選鉱鉱尾庫は占有面積は大きくて、周辺の生態環境を破壊するのが深刻的な問題になっている。外国では人が少ない、土地が広くでも、回復、開墾土地の問題を非常に重視する。中国はこの方面でスタートが遅れていますが、この数年間経済発展も迅速であるし、、特に国務院《土地の開墾規定》の公布が、土地開墾仕事の進展を大きく促進している。
 選鉱鉱尾の総合利用は、廃棄物が宝になり、資源を保護して、資源を十分に利用させ、環境を浄化する、一挙に多いことと言える。
 要するに、鉱山鉱尾の総合利用と管理はわりに大きな社会、経済と環境の効率を生むことができるから、全社会が鉱尾の総合利用と管理の全体のレベルを高める為に努力するべきで、中国鉱山の選鉱くずの利用と管理を良性発展の軌道に引き上げ、それによって急速に選鉱くずがない選鉱事業の最終目標を実現させる。

弊社の事業概要
 鉱山尾鉱循環総合利用と鉱山環境保全の問題が中国政府の注意を引いたのはただ数年にすぎないことです。それも中国の冶金鉱業総公司の報告と提案から重視されて来ました。
 鉱山尾鉱循環総合利用は二十一世紀の新資源再利用の大規模な工事と鉱山環境保全工業になっております。弊社は6年前から鉱山尾鉱循環総合利用技術の研究をして来ました。それで中国国内の鉱山尾鉱循環総合利用現状を一番よく知っているし、その方面での技術も国内では一番進んてると言っても過言ではありません。
 2006年9月、弊社が研究した《鉱山尾鉱循環総合利用技術》項目は、国家科学技術部の専門家北京検討会で非常にりっばだと評判され、十一五国家科学技術支柱項目としで、我国の鉱山資源の供給不足の緩和と鉱山資源の供給保障に重要な意義を持っているから、項目計画実施が可能だと認証されました。そいうことで、政府より十一五国家科学技術支柱項目としで技術研究、開発応用専用資金が弊社に支給されるようになりました。 弊社は2005年より鉱山尾鉱循環総合利用モテル工場建て、鉱山尾鉱中から鉄金属と伴生金属の回収工事を始まり、いい結果を取っています。
 1.弊社の研究領域と事業実績:
A
.《尾?と石炭脈石の総合利用技術研究》は2006年中華人民共和国科学技術部より,国家十一五科学技術支柱計画工程としで技術研究、開発応用の許可を取り、国家よりこの工程技術研究、開発応用実施専用資金が弊社に支給されている。
B
.《?斗?掘式金属尾??回采船》特許権号:ZL03252160.X
 
C
.《?吸式金属尾?回采船》特許権号:ZL02281013.7
D
.中国鞍山大弧山鉄鉱尾鉱採掘金属回収リサイクル事業
E
.選鉱くず泡沫コンクリート製品(レンカ、現場でコンクリートを型に流し
  込んで製品を作る、採鉱完了空間の充填)
F.
 軽い材料と選鉱くずを混ぜて作る空芯レンカ製品
G.
 鉱尾中のFe2SO3を利用した浄水剤製品
 2.会社事業の展望とねらい
弊社では鉱物資源の総合的利用レベルを一層高めようとしていますし、鉱山の生態環境の改善も促進していこうと思っております。鉱物資源の採掘、選鉱、精錬などが資源環境にもたらす破壊と汚染を減らし、規制し、鉱物資源開発と生態環境保全の良性循環を実現する為に更に努力します。資源の総合的利用と鉱山の生態環境の改善は中国の鉱物資源探査・開発の重要な技術経済政策でもあります。その為には先進国の進んだ技術の導入と世界各国の各業界との交流、合作、発展の通道建設が必要だと思っておりますし、同時に積極的に日本国の鉱山産業界と鉱山環境産業界との合作を求めに努力し、全人類の生存と環境保全の発展の為に積極的に努力して出来る限りの貢献をすべきだと思っております。
弊社が調査した情報によりますと、鉱山尾鉱循環総合利用と鉱山環境保全の方面で中国側と技術合作、合弁経営をしている外国企業はまたありません。だから、この領域には中国政府としても外国企業としても大きな国際ビジネスチャンスと合作発展空間があります。弊社は日本側各業界と一緒に合作発展空間を利用して合作を求め、中日両国の共同繁栄と、そして人類と自然の調和発展に貢献したいと思っております。
中国政府は外商が中国に投資して鉱物資源を探査、開発、リサイクル事業に参加するのを奨励する政策を実行しています。中国は、国内の鉱山企業が外国の鉱業会社と協力し、国際の先進的な経験を参考にし、先端技術を導入し、国際慣行に基づいて運営するのを奨励していますから、外商投資環境も今のところが一番良いだと思います。
互恵互利を基礎として、中国の鉱物資源分野で日本側と技術合作や投資合作経営事業が実現出来るなら、それは中日両国にとしてこの以上ない良い事だと思っております。
日本の鉱業会社、またこの方面に興味を持ってる財団と可能な参画方式(技術支援、合弁、合作経営)についても詳しく検討したい方がございましたら、弊社にご連絡をお願い致します。勿論、実質的な合作までは必ず時間がかかると思いますが、弊社としては自信を持って努力すべきてございます。

ご連絡先:
*********************************************
中國冶金礦業長春礦?資源開發有限公司
許 珠信 副總經理
地址:長春市南湖大路6760 郵編:130012
TEL
043185520826 FAX043185520826
TEL
043185514586  HP13353109051
HRL: http://www.cckczy.com
E
mail:xuzhuxin@hotmail.com
************************************************




















会社ご案内
会社経営指導方針
『鉱山再資源化領域、鉱山未利用資源の有効利用領域、環境保護領域で資源循環型社会へ技術で貢献し、リサイクルの総合企業を目指す。』
 会社概要 

会 社 名 中国冶金鉱業長春鉱産資源開発(有)
連 絡 先 郵編10011 長春市南湖大路54
T
 E L 0086-431-8552-0826(代表)
F
 A X 0086-431-8552-0826
E-Mail xuzhuxin@hotmail.com
U
 R L http://www.china-mmc.com 
所属団体 中国冶金鉱業総公司
設  立 20061
代 表 者 代表取締役社長 劉 潤華 CEO
資 本 金 1000万元RMB
従業員数 95
事業内容 鉱山資源の投資諮詢及び開発、金属尾鉱の回収リサイクル事業
鉱山清潔生産と環境保護事業、その他の
事業許可 当社の《尾?と石炭脈石の総合利用技術研究》は2006年中華人民共和国科学技術部より,国家十一五科学技術支柱計画工程としで技術研究、開発応用の許可を取り、国家よりこの工程技術研究、開発応用実施専用資金が弊社に支給されている
社内組織 社長室、資源??部、工程企画部、設備部、情報諮詢部、財務部、販売部、総エンジニア室、総務室、監督?、研究院、
事業実績 1、《?斗?掘式金属尾??回采船》特許権号:ZL03252160.X
2、《?吸式金属尾?回采船》特許権号:ZL02281013.7
3、中国鞍山大弧山鉄鉱尾鉱採掘金属回収リサイクル事業










www.china-mmc.com 


[コメント] Pascua-Lama 日付:2010/03/15(Mon) 02:11

去年から開発が始まった、アンデス山脈に眠る「世界最大級の金鉱」
だそうです。

http://www.barrick.com/GlobalOperations/SouthAmerica/PascuaLamaProject/default.aspx


[コメント] 賀正 日付:2010/01/01(Fri) 01:26

あけましておめでとうございます。
本年はもっと情報交換をやっていきたいものです。
                     石川潤一


[コメント] San Gold Corporation 日付:2009/12/19(Sat) 17:18

カナダのHinge鉱山、鉱床延長で1787 g/t2.1m)だそうですが、
私も一生に一回ぐらいは、下のpdfファイルのようなプレスリリースを
書いてみたいものであります。 石川

http://sangoldcorp.com/assets/files/091123_007Discovery_LoRes.pdf


[コメント] 携帯型蛍光X線分析器 日付:2009/12/13(Sun) 14:49

標記の情報を探しています。
下のURLのような商品がよいのですが、値段が高すぎて。 石川

http://www.niton.com/Niton-Analyzers-Products/xl3/goldd-technology.aspx?sflang=en


[266] サーバ設定変更にともなうアドレス変更 投稿者:日本の金属鉱山 投稿日:2009/11/21(Sat) 06:25

お世話になっております。日本の金属鉱山管理人です。

2009
1121日にサーバの設定変更を行いました。
それに伴い、本フォーラムのアドレスが一部変更になりましたのでお知らせします。

(旧)http://miningjapan.org/cgi/forum/forum2.cgi
    
(新)http://www.miningjapan.org/cgi/forum/forum2.cgi


[コメント] Re:試験投稿 日付:2009/10/13(Tue) 20:45

「南アルプス金鉱探査センター」の中のリンクは書き換えました。
「日本の金属鉱山」はcomorgになりましたね。
http://www.miningjapan.org/

「都市鉱山」とも言いますが、世界的には自然の鉱床を
探査・開発する必要性は増していますので、
なんとかこのフォーラムももう少し内容を濃くしたいものです。

このように閑古鳥が鳴いている状態に、責任を感じます。

石川潤一

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htm


[264] 試験投稿 投稿者:管理人 投稿日:2009/10/12(Mon) 22:13

日本の金属鉱山管理人です。いつもありがとうございます。
さて、弊サイトのドメイン変更に伴い、探鉱技術フォーラムのアドレスも変更しました。
リンクされているサイトの管理人殿におかれましては、アドレスの更新をお願い致します。


[コメント] 「光竜鉱山鉱区売却について」 日付:2009/10/03(Sat) 18:40

標記の情報を紹介いたします。

http://www.taisei-taf.com/colliery/index.html


[コメント] Mining Philippines 2009 日付:2009/09/02(Wed) 13:30

標記の案内が来たので、URLを貼っておきます。

http://www.chamberofmines.com.ph/mp2009.html


[コメント] ダイヤモンドの探査 日付:2009/08/12(Wed) 07:34

ダイヤモンドの探査についての情報・資料を集めています。
磁気探査による火成岩識別等、いくつかあるのでしょうが、
情報をこの掲示板にお寄せいただければ幸甚です。   石川潤一

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htmhttp://


[コメント] mining costs calculator 日付:2009/07/26(Sun) 20:46

2月16日の書き込みのリンク先は開けませんね。
GOOGLE

mining-costs-calculator
とサーチすると出ます。内容はアメリカ仕様です。石川潤一

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&client=firefox-a&rls=org.mozilla%3Aja%3Aofficial&hs=r7M&q=mining-costs-calculator&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=


[コメント] パックテストR WAK-Ag/WAK-Au 日付:2009/07/04(Sat) 01:21

簡便に鉱脈の金を分析するとしたら、鉱石を粉砕して、王水とか漂白剤の成分に溶かして、
こういうパックテストをつかって現地で分析できないでしょうかね? (石川)

http://www.endokagaku.co.jp/shop/packtest/packtest/wak-ag_au.html


[コメント] 中国有色鉱業集団、オーストラリアのLynas Corpの株を買収 日付:2009/05/11(Mon) 13:21

中国は世界のレアアース価格を支配しようとしているのでしょうか?

http://www.businessspectator.com.au/bs.nsf/Article/China-Nonferrous-to-invest-186-mln-in-Lynas-Corp-RM5PF?opendocument&src=rss


[コメント] マリ共和国のSyama金山が 日付:2009/04/24(Fri) 21:47

7月に生産開始するそうですね

http://www.resolute-ltd.com.au/eo-mali.html


[コメント] 操業利益率 日付:2009/02/16(Mon) 17:55

ここにあるスプレッドシート・ファイルで計算できるのでしょうか?

http://https//wiki.queensu.ca/display/mine448/Preliminary+estimation+of+mining+cost+per+tonne


[コメント] World Mine Cost Data Exchange 日付:2009/02/14(Sat) 23:30

実際の生産を考える際に必要なデータを得ることができます。石川

http://www.minecost.com/index.htm


[コメント] あけましておめでとうございます 日付:2009/01/01(Thu) 11:57

2009年もよろしくお願いいたします。
                    石川潤一

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htm


[コメント] 追伸 日付:2008/12/21(Sun) 18:25

追伸

気になったので「試金石」をネットで検索してみたら、
試金石はいまでもよく使われていて、売っていますね。
下のサイトをみると、テストには硫酸より硝酸が使われるようです。
訂正します。

http://domani.main.jp/a-touchstone.htm


[コメント] Re 金の成分を簡単に調査するキットみたいなものは ございませんか? 日付:2008/12/21(Sun) 13:47

現場で金かどうか調べるものとしては、昔から「試金石」というものが
使われています。黒い硬い石で、ヨーロッパでは玄武岩や黒いチャート、
日本では粘板岩が使われてきました。

擦り付けて色をみたり、硫酸をかけて溶け具合をみたりして、金の純度など
を調べます。
現場で使う前にトレーニングする必要があるでしょう。

お金はほとんどかからないと思いますが。


[コメント] Re 教えてください 日付:2008/12/21(Sun) 13:36

an

私は日本製の金探知機と言えるものを知りません。というより
世界の各社はいろんな工夫をこらしていますが、完全に金に特化したといえる
金属探知機はないと思います。
日本製の金属探知機は、たとえば空港で手荷物検査をするとか製造業やリサイクルで
使われるものは各種あるようですが、野外で金を探査する目的の物としては、
お勧めできるものはありません。

ご質問の趣旨に応えることができなくて恐縮なのですが、下の機器が世界でいちばん
進んでいる気がします。
http://goldplacer.com/goldprospectors/eric-fosters-goldscan-5/


[249] 金の成分を簡単に調査するキットみたいなものは ございませんか? 投稿者:金の成分を簡単に調査するキットみたいなものは ございませんか? 投稿日:2008/12/13(Sat) 00:45

金の成分を簡単に調査するキットみたいなものは ございませんか?
もし そういったキットを つくろうとしたら いくらくらいで
できますか?
専門の方が おられましたら ぜひ
教えてください  知人が 山をもっていまして
冗談にも そういったものがあれば 暇なときに
調べられるのになあと 申しておりました
よろしくお願いします。

dzhongg19@yahoo.co.jp


[248] 教えてください 投稿者:an 投稿日:2008/11/30(Sun) 04:14

はじめまして。

外国の友人が日本製の金探知機を探しております。私自身まったく無知でして
日本製の金探知機があるのか、教えて頂ければと思いまして・・。
探知機はどのくらいの深さまで探知できるものなのでしょうか。


[コメント] セミナー案内 日付:2008/11/07(Fri) 20:53

「産学官連携公開セミナー 地下資源」のポスター(pdfファイル)です。

http://www.akita-u.ac.jp/honbu/06info/download/20.11.08tikasigen.pdf


[コメント] 「湯ヶ島鉱床下部探査の結果に関するお知らせ」 日付:2008/10/08(Wed) 18:32

9月30日の日経産業新聞の記事とは、ずいぶんニュアンスが違いますね。

http://www.chugaikogyo.co.jp/ir_tekiji.html


[245] いい本みたいですぞ 投稿者: 投稿日:2008/09/09(Tue) 22:13

ご無沙汰しています。何かの折りにはよろしくお願い致します。
日本の金ですか?いい本のようです。


[コメント] 日本の金 日付:2008/09/07(Sun) 16:28

という本が出たそうです。私はまだ買っていません。石川

http://books.livedoor.com/item4486017943.html


[コメント] Re:お知らせ 日付:2008/09/04(Thu) 07:42

ホリエもん様

レスが大変おそくなり、すみません。
仁別の英太郎鉱床は25年前に調べたことがあります。
佐藤さんが退職されたとは知りませんでした。
私のように、どこかに鉱業権を取得して個人探鉱されたら
いかがでしょうか。仁別以外にもおもしろい所があるのでは。
北光会は、都合がつけば参加したいと思います。

石川潤一拝


[242] お知らせ 投稿者:ホリエもん 投稿日:2008/08/25(Mon) 12:42

どうも、ご無沙汰しております。
堀江(旧姓幸村)です。お元気でしょうか?

さて、ミンデコを定年退職した佐藤英太郎さんが秋田大学鉱山学部OB会の北光会で講演します。
同窓生のみならず、広く参加者を募っているようなので、お時間ある方はぜひご参加ください。
ご存知だったと記憶しておりますが、佐藤さんは学生時代に「英太郎鉱山」を発見した人です。


テーマ;ある鉱山少年の半生から
講演日時;116日(木) 18:00
交流会;同日19:00~、会費3500円(天狗田町店、田町駅西口、03-3454-9496
講演場所;キャンパス・イノベーション・センター5階会場
交通;JR田町駅下車、東口(芝浦方面出口)徒歩1分、右側のエスカレーターで下るとすぐ右側の9階建てのビル(東京工業大学付属高校敷地内)

参加希望者は当日会場にて申し込み頂ければ良いようです。


[コメント] 「湯ヶ島鉱床下部ボーリング計画の進捗状況について」 日付:2008/06/21(Sat) 08:23

中外鉱業(株)が一昨日に発表しましたね。

http://www.chugaikogyo.co.jp/ir_seg_s.html#boring


[コメント] 今月の催し 日付:2008/06/10(Tue) 20:04

近日中に開かれる、探鉱にも関わる催しです。
もう申し込み期限は切れたかもしれませんが、頼めばどうにかなるかも。

日本鉱業協会,資源・素材学会 平成20年度全国鉱山製錬所現場担当者会議
2008
618日(水)~20日(金) 機械振興会館(東京都港区芝)
http://www.mmij.or.jp/schedule/?mode=details&id=1007&lang=jpn

資源地質学会 第58回年会学術講演会
2008
624()25日(水),26() 東京大学小柴ホール
http://www.kt.rim.or.jp/~srg/documents/2008_RG_program.pdf


[コメント] 黄金の国ジバングとエル・ドラード展 日付:2008/05/23(Fri) 18:54

東京・上野の国立科学博物館で、2008年7月12日より9月21日まで
開催ということです。

http://kingold.jp/


[コメント] 住友金属鉱山、ニッケル鉱山開発2000億円 日付:2008/05/21(Wed) 19:02

「ソロモン諸島で、ニッケルの鉱山を開発。2000億円強を投じ、2013年にも高純度ニッケル
 地金の生産を年3万トン規模で始める。住友鉱山は06年からソロモン諸島で進めていた探鉱で
 有望な鉱脈の存在を確認した。発電設備や積み出し港を整備したうえで、12年にも現地に
 製錬所を建設。愛媛県新居浜市の工場で純度を99.99%に高めた地金にし、大半を日本の
 ユーザーに出荷する。」(抄)ということです。

「鉱脈」と書かれていますが、正確には風化残留型のラテライト・ニッケルではないかと
思います。

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080521AT1D2006K20052008.html


[コメント]  『鉱床地質学』 日付:2008/04/26(Sat) 23:23

鞠子 正  『鉱床地質学』 古今書院

先月出版された本で、税込みで29,400円もしました。
いま読んでいるところです。
石川

http://www.amazon.co.jp/%E9%89%B1%E5%BA%8A%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E5%AD%A6%E2%80%95%E9%87%91%E5%B1%9E%E8%B3%87%E6%BA%90%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%90%83%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E9%9E%A0%E5%AD%90-%E6%AD%A3/dp/4772231137


[コメント] Re よろしくお願い致します 日付:2008/01/23(Wed) 23:16

こちらこそよろしくお願いします。
石川県にも富来鉱山とか、産金地があったと記憶しています。

仕事でばたばたしていますが、近日中にHPをきちんと拝見させてください。

石川潤一


[235] よろしくお願い致します 投稿者: 投稿日:2008/01/15(Tue) 23:59

色々と知識や情報などを参考にさせていただいております。今後ともよろしくお願い致します。

d.hatena.ne.jp/hero-AU/


[コメント] 賀正 日付:2008/01/01(Tue) 10:48

あけましておめでとうございます。

ことしはあまり気ばらずにやっていきます。

石川潤一

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htm


[コメント] Re:天然ダイアモンドについて 日付:2007/12/09(Sun) 16:09

私も不勉強でわかりませんが、下のサイトを見た感じでは、今回のダイアモンド
発見の意義は、いまのところ学術的な面に限定されるようです。
世界的には、このごろ各地で、変成岩や超塩基性岩に微粒のダイアモンドが
みつかっているようです。
石川

http://www.s.u-tokyo.ac.jp/info/press/press-2007-16.html


[232] 天然ダイアモンドについて 投稿者:田尾 投稿日:2007/11/25(Sun) 12:16

はじめまして
コメント記事について、なんとも夢のある話ですね。
ダイヤモンド形成の地質学的条件を満たす状況が本邦に見られるならば
海外のようなマグマ起源の金属鉱床の可能性も・・・

とは思いたいですが、あったとしても埋蔵量はないのでしょうね。
今回の発見は資源的というより、地質学的な意義のほうが大きいのでしょうか。


[コメント] このナゲットは 日付:2007/11/12(Mon) 20:59

鹿折の産でしょうか?

http://mine-engineer.com/mining/goldp1.htm


[コメント] 「湯ヶ島鉱床下部ボーリング」 日付:2007/10/24(Wed) 00:19

中外鉱業は、第4次中期経営計画で伊豆・湯ヶ島で金探鉱の
ボーリングを計画している模様です。

http://www.chugaikogyo.co.jp/


[コメント] Re 石見銀山 日付:2007/10/24(Wed) 00:15

金はさびたり腐ったりしませんから、昔とれた金が、何回も溶かされたり
加工されたりして、今でもどこかで使われているのではないでしょうか。


[226] 石見銀山 投稿者:夢を追う若者 投稿日:2007/09/18(Tue) 13:49

石見銀山が世界遺産に登録され喜ばしい事です。
少し解らないことがあります、石見銀山の金は何処に飛ん行ってるのですか?
今何処で眠ってるのですか。
こんな事を考えるのは無知者でしょうか。


[コメント] 日本初の天然ダイヤモンド 日付:2007/09/16(Sun) 23:50

愛媛県の四国中央市の橄欖岩(かんらんがん)に、
千分の1ミリ程度のダイアモンドの粒が発見されたそうです。

http://www.asahi.com/science/update/0910/TKY200709100198.html


[223] 金属探知機扱っています 投稿者:TSトレーディング 投稿日:2007/04/06(Fri) 15:02

弊社はアメリカWHITE社の日本の総代理店です。
金を効率よく探知する金属探知機 ゴールドマスターGMTを
取り扱っています。50Khzの周波数で小さな金にも効率よく
反応します。

下記のURLをご覧下さい。
http://www.ts-trading.com/ph/phgold.files/phgold.htm
金を弊社の金属探知機で探した記事
http://blogs.yahoo.co.jp/pillowball/folder/1482728.html

271-0093
千葉県松戸市小山198-28
有限会社TSトレーディング
電話:047-703-1640
Fax:047-703-1641
http://www.ts-trading.com
detector@tokyo.email.ne.jp

www.ts-trading.com/


[コメント] 金価格急騰 日付:2007/02/26(Mon) 20:22

新聞にはあまり書いてないようですが、SUMITOMO GOLDをみると、今日の
税込み小売価格は、2824/g 前日比+31円ということです。


[コメント] 金の小売価格が上昇、21年半ぶりの高値 日付:2007/02/01(Thu) 19:51

です。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070201AT1J0100101022007.html


[コメント] ありがとうございます。 日付:2007/01/04(Thu) 22:55

管理人様

お手数おかけいたしました。
取り急ぎ、お礼申し上げます。
           石川潤一 拝


[218] いたずら投稿防止対策について 投稿者:日本の金属鉱山管理人 投稿日:2007/01/04(Thu) 10:32

ご存知のように、本フォーラムではいたずら書き込みが多発しています。
これまで「秘密の質問」に回答していただくことでいたずら抑止を図っていましたが、
それでもかなりの投稿が網をくぐって書き込まれていました。
(実際には、その十倍くらいの投稿があり、答えが不正としてはじかれています。)

今回は、投稿に際してセキュリティーキーを記入して頂く方式に変更しました。
この場合、まぐれ当たりの可能性は小さくなります。
ただし、答えが見えているので完全な抑止にはなりませんが。

あとは地道に「書き込まれたら消す」を励行することにします。


[コメント] 年末ごあいさつ 日付:2006/12/31(Sun) 20:43

 閲覧者諸兄諸姉の、来年のご多幸をお祈り申し上げます。

「鉱業技術フォーラム」と「鉱業の歴史フォーラム」が過去ログだけに
なってしまい、ショックを受けています。
 この「フォーラム」もspamの書き込みが多くなってしまい、
今後どうするか、管理人と相談すべきかと思います。

 書き込む人が少なくなっているのは、spamよりむしろ、
私の心構えの不備によるのではないかと思います。
 いままでの私の書き方が啓蒙的でしかなく、それでは、
「こんな見方もあります」「こんな手法もあるのですよ」というような
学術の域を出ませんでした。本物の「探鉱」ではありません。

 世界的にみれば、むしろ探鉱活動はさかんになっています。海外の
鉱山といえば、露天掘りを思い浮かべますし、今日はまだそれでよい
のですが、今後かなり急速に、ブロックケービング等の坑内掘りに
移行すると考えられています。つまり、浅部の資源は掘り尽くされて、
対象は深部になります。探鉱は、表層のデータより、むしろ物探等を
駆使した「頭を使う探鉱」に移行するでしょう。

 そんなわけで、「探鉱」について議論することの意義が失われたとは
思えません。「teacup」等を利用して自分で掲示板を作ることもできますし、
いろんな人と相談して、しばらく考えてみます。
                         石川潤一

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htm


[コメント] 岩手県・玉山金山の 日付:2006/12/11(Mon) 13:04

事業計画ということです。

http://www.nihonkinzan.co.jp/business/index.html


[コメント] 40kgを掘り当て村中に大盤振る舞い 日付:2006/11/15(Wed) 12:43

ということです。

http://viet-jo.com/news/social/060625010538.html


[コメント] CVRD acquires 75.66% of Inco 日付:2006/10/26(Thu) 12:02

だそうです。

http://www.cvrd.com.br/cvrd_us/cgi/cgilua.exe/sys/start.htm?infoid=1680&sid=373


[コメント] Gold Exploration in Japan 日付:2006/10/09(Mon) 00:35

英文ですが、最近、少し書き換えました。

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/goldjp.htm


[コメント] 世界 鉱物資源データブック(2) 日付:2006/09/12(Tue) 09:36

という本が出たそうです。63000円もしますが。

http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=4-274-20240-2


[コメント] NEDO技術情報データベース 日付:2006/09/04(Mon) 21:31

かなり以前に、バイオリーチングについての質問がありましたが、
下の、NEDO技術情報データベースで登録して、調べてください。

http://www.nedo.go.jp/database/index.html


[コメント] "Gold exploration begins in Russia’s Iturup island" 日付:2006/08/11(Fri) 17:55

Itar-Tass通信(87日)によれば、以下のとおりです(抄訳)。

ユジノサハリンスク、87日(Itar-Tass通信社)-
 金鉱探査が南千島の択捉島で開始された。
 作業は、サハリン地質学探査隊の30人の専門家が加わっている。
地質学者は、少なくとも16地区で可能性があると推定する。
 遠征隊長・Anatoly Rechkinは、「以前に金の徴候がウルップ
島でも認められた。そのうちの1箇所は、15tの埋蔵量が見込
まれる。しかし100トン~200トン程度ないと経済的にはやって
いけない。千島列島は鉱床が多いが、深い森林が探査の障害で
ある」と、Itar-Tass通信社に語った。
 南千島では日本統治下に、日本人が最初に探査を実施した。
金鉱は国後島でも発見されたが、営利的な採掘は行われなか
った。

http://www.itar-tass.com/eng/level2.html?NewsID=10685966&PageNum=0


[コメント] ロシアが択捉島で金鉱探査 担当者30人が調査 日付:2006/08/09(Wed) 23:42

ということです。

http://www.sankei.co.jp/news/060807/kok070.htm


[コメント] 豪英系鉱山大手、銅鉱石の大幅値上げ通告 日付:2006/07/26(Wed) 10:14

「豪英系の海外鉱山大手BHPビリトンは25日、日鉱金属と三井金属の共同出資会社で
国内銅製錬最大手パンパシフィック・カッパー(PPC、東京・港)に銅鉱石の現行の
価格決定制度を撤廃すると正式に通告した。」

日本企業も自分で鉱石を確保するように努力しましょう。

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20060726AT1D2506P25072006.html


[コメント] Kirwin氏講演会 日付:2006/06/29(Thu) 10:38

7月20日に東京・秋葉原で開催される講演会で、
内容は、モンゴルのオユトルゴイ斑岩銅・金鉱床の探鉱等です

http://staff.aist.go.jp/y-watanabe/SEG%20International%20Exchange%20Lecture.mht


[コメント] フェルプス・ドッジ、インコとファルコンブリッジを買収 日付:2006/06/27(Tue) 10:03

プレスリリースは、
http://www.infomine.com/index/pr/Pa383279.PDF
です。

寡占化がすすめば、日本の企業も、自ら鉱石を確保する必要が出てくるのではないでしょうか。

http://www.nikkei.co.jp/kaigai/us/20060626D2M2601R26.html


[コメント] 住友金属鉱山が探鉱拡大 日付:2006/05/29(Mon) 11:57

ソロモン(ニッケル)とアラスカ(金)に注力する。とのことです。

http://www.business-i.jp/print/article/200605230011a.nwc


[コメント] 『地底のゴールド・シティー ~南アフリカ・タウトナ金鉱山~』 日付:2006/04/29(Sat) 18:39

5月3日(水)午後7:00~7:45、NHK教育テレビで放映されます。

追伸
 管理人様、
 ありがとうございました。
 遅くなりましたが、深謝いたします.

http://www.nhk.or.jp/dramatic/onair/index.html


[201] 悪質書き込みブロックについて 投稿者:日本の金属鉱山管理人 投稿日:2006/04/09(Sun) 20:49

日本の金属鉱山管理人の持元です。
いつもフォーラムハウスをご利用いただきありがとうございます。
さて、ここ数日毎日深夜に悪質な書き込みが発生しており、ロボットによる自動登録であろうと推定して対策を講じました。
ご投稿の際は、質問をお読みになり、「秘密の答え」を選択してください。
質問は難しいものではなく、鉱業・鉱山に関する初歩的知識で回答できます。
どうぞよろしくお願いします。

PS.49日に弊ページが大変つながりにくくなる現象が発生しました。
弊サイトの設備をチェックしたところ正常に稼動しており、DNSサーバ(外部委託)の問題であると推定しております。ご迷惑をお掛けしました事をお詫び申し上げます。


[コメント] ポゴ金鉱山が 日付:2006/02/23(Thu) 09:21

1カ月以上前倒して生産開始した模様です。

http://www.smm.co.jp/release/20060213.html


[コメント] Black Fox Project 日付:2006/02/21(Tue) 10:06

すごそうですね

http://www.apollogold.com/apollodir1/blackfox.htm


[コメント] Re:金歯のシカ 日付:2006/02/09(Thu) 23:38

北京パンダ様

そのニュースは、少し覚えていますが、大城川のほうで金鉱山が開かれたと
いう話は聞きません。
早川町の雨畑川では坑道探鉱が行われました。
人の利害に関わることですので、公開の掲示板に書くのは勘弁させてください。
静岡県側の梅ヶ島では、昔からさかんに掘られました。

湯之奥金山資料館
http://www.town.minobu.lg.jp/local_minobu/kinzan/index.html
に地域の砂金の情報が集まっていますので、機会があれば
行ってみたらどうでしょうか。


[コメント] Re金属鉱物の探査用のソフトをおしえてください。 日付:2006/02/09(Thu) 22:54

竹端賢二郎様

探査に関係するソフトは様々な種類があり、なかなか一言で
述べることができません。
それらの中で、RockWorks 2004が、もっとも一般的なソフトの
ひとつで、地中データのビジュアル化に優れています。
RockWare, Inc.
http://www.rockware.com
の製品ですが、日本のHULINKS Inc.という会社があつかって
いたはずです。しかし同社にメールを送っても返事がないので、
今でもあつかっているのかどうか知りません。
RockWare, Inc.
に直接連絡すればよいわけですが、秋田県まで
来てくれるかどうか不明で、受講する側も英語を理解する必要が
でてくるでしょう。

そのほか、物理探査の解析ソフトやGIS関係など多種のソフトが
ありますが、先週、海外の鉱山に行ったところ、Downhole Explorer
というソフトが使われていました。ボーリングデータや鉱山の現場
データをまとめるソフトですが、これも、RockWare, Inc.があつかって
います。日本で同ソフトが使われているかどうかわかりませんが、
坑内探鉱にも極めて有効だと思います。たぶん日本であつかっている
代理店はないと思いますので、これもRockWare, Inc.に直接問い合わ
せてください。

なお、Surpac Minex Group
http://www.surpac.com/index.html
も、探鉱関係のソフトを複数販売しています。

日本では、探鉱ソフトの需要が少なく、あまりお役にたてず、恐縮です。

石川潤一拝

http://www.rockware.com/home.html


[196] 金歯のシカ 投稿者:北京パンダ 投稿日:2006/02/09(Thu) 17:38

貴兄のホームページ偶然発見しました。
私も同業の地質屋です。
以前、以下のようなニュースが流れ、記事の写真がカラーかどうか忘れましたが、たしかに「金ぴか」だったように記憶します。
その後、審議のほどはわかったのでしょうか?


山梨県南巨摩郡で歯に光る金属片がついたシカを射止める1987/05/14, 毎日新聞 朝刊

金歯のシカ?!--南アルプスのふもと、山梨県南巨摩郡の町々は、いま、時ならぬ黄金伝説にわいている。昨年十二月、地元のハンターが射止めたニホンジカの歯にピカピカ光る金属片がびっしり。地元の人たちは「武田信玄の隠し金がシカに付着した」「近くに金脈がある証拠」など、ロマンをかきたてている。
゛金歯のシカ゛を射止めたのは同郡南部町内船六二二八、自営業、四 孝紀さん(三六)ら四人のハンター。昨年十二月中旬ごろ、静岡県境近くにある南アルプスの十枚山(標高一、七一九メートル)に入って三頭のオスのニホンジカを射殺した。
その中の一頭は角が二十センチほどの二歳前の子供のシカで、一月中旬ごろ、頭がい骨を保存するために皮をはいできれいにしようとしたところ、歯にはエサの樹液が付着して真っ黒。四 さんらがヤスリでけずり落としたところ、上下十本の歯は内側も外側もキラキラと輝き出した。「二十年近くニホンジカを狩っているが金歯のシカは初めて」とびっくり。
四月中旬、隣の身延町立開発センターに勤める郷土史家、市川覚雄さん(六0)が、ウワサを聞いて゛鑑定゛。市川さんは「二歳にもならないシカの歯に、全体をおおうほどの砂金がこびりついたとすれば、生息地内に大規模な砂金の鉱脈があるはず」と推しはかる。
身延町には、十枚山近くを流れる大城川の上流に、その昔、黄金の牛が住んでいた、とか同川上流に住んでいた老人は、物を買う時、砂金で料金を払っていた、などの金にまつわる伝承が多い。
また、同町門野の大城川支流の湯沢川沿いには、武田信玄時代のものと伝えられる砂金採取の坑道跡がある。
いまこのシカの頭部は同センターに資料として保管されており、市川さんは、正式な鑑定はしないつもりだ。「住民の多くが、金に間違いないと信じ、夢を感じている。この付近は最近、過疎の進行など暗い話が多い。よみがえった黄金伝説は、唯一のロマンなのですから」というのだ。


[195] 金属鉱物の探査用のソフトをおしえてください。 投稿者:竹端賢二郎 投稿日:2006/02/06(Mon) 21:03

探査に利用するソフトを探しております。

代理店の名称、扱うソフトの内容及び秋田県へ講習へいらっしゃることができるか否かを知りたいのです。


[コメント] 賀正 日付:2006/01/02(Mon) 03:45

謹賀新年
今年もよろしくお願いいたします。
今年の正月は日本にいますが、やっぱり世界的視野でやっていきたいと思います。
                            2006.1.1. 石川潤一


[コメント] Re:幻の金森金山 日付:2005/12/25(Sun) 17:34

寺田様
 情報ありがとうございます。
コンヤ沢や西日影沢の上流は、私が鉱業権出願中です。
蓬沢は、ほんの一部だけですが。
                     石川潤一拝

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htm


[192] 幻の金森金山 投稿者:寺田 昭 投稿日:2005/12/24(Sat) 16:09

朝日野金山、わりごんまと共に幽すいの場所にあります。
熊、ヒルがいます。
3
年ほど稼業
坑道3ケ所
内、1ケ所は年代不明
先日1回目の調査をしました。


[コメント] 金属資源に関する映像資料集 日付:2005/11/22(Tue) 13:39

資源機構サイト内のページで、
菱刈鉱床の発見 <菱刈鉱床生成のモデル>
黒鉱とその探査
深海底資源の探査技術
ティサパ鉱山の開発
などがあります。

http://www.jogmec.go.jp/mric_web/video/index.html


[コメント] 海外プロジェクトデータ検索システム 日付:2005/11/11(Fri) 14:29

資源機構の「金属鉱物資源海外プロジェクトデータ検索システム」です。

http://mric.jogmec.go.jp:1490/


[コメント] 金価格が 日付:2005/09/20(Tue) 12:16

高騰していますね

http://www.sumitomo-gold.com/price/


[コメント] ありがとうございます 日付:2005/09/01(Thu) 21:04

野村様
 情報ありがとうございます。先に「SUPER砂金掘り師の酒場」の
野村様の書き込みをみて、「鉱山ニュース」に紹介したあと、
このフォーラムの書き込みを見ました。        石川潤一拝


[187] 中瀬金山400年フェスタ 投稿者:野村 投稿日:2005/09/01(Thu) 16:42

兵庫県の養父市関宮で「中瀬金山400年フェスタ」が開かれます。
2005
92325日です。
野村

参照 http://www.city.yabu.hyogo.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC02000&Cc=7D53258154B&DM=&Tp=upqjdt&IM=

www.city.yabu.hyogo.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC02000&Cc=7D53258154B&DM=&Tp=upqjdt&IM=


[コメント] Gold Mine Links 日付:2005/08/29(Mon) 20:12

英語の金鉱についてのリンク集です。

http://www.mysteries-megasite.com/main/bigsearch/goldmine.html


[185] 返信  投稿者:寺田昭 投稿日:2005/08/04(Thu) 14:03

面白い所も沢山あります。 
12
月頃、よかったら一緒に行きましょう。


[コメント] 寺田様 日付:2005/07/21(Thu) 21:44

はい。全部、みてますよ。
安倍川上流~大井川間の山域(山伏~捻切~笹山付近一帯)に鉱業権を
出願したのですが、認めてもらえる見通しがありません。
(昔ならこんなこと、おおっぴらに言わないところですが。)

どこかほかに有望な場所はないでしょうか。
                             石川潤一拝

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htm


[183] 石川様 投稿者:寺田 投稿日:2005/07/21(Thu) 12:22

鉱山ニュース掲示板、見ててくれますか?


[182] 静岡県中部の鉱山 投稿者:寺田 投稿日:2005/07/19(Tue) 15:20

鉱山ニュースを(掲示板)を見てください。


[コメント] -国別鉱山生産高と産金コスト 日付:2005/07/08(Fri) 11:05

北辰商品(株)のサイト内のページです。南アフリカは、どうも...ですね。
某社の株主説明会で言っていた為替の問題もあるのかもしれませんが。

http://info.hokushinshohin.co.jp/hadoutenbou/jyukyu/metal/GOLDSEISAN.htm


[180] 無題 投稿者:寺田 投稿日:2005/06/27(Mon) 13:59

了解
お待ちしております。


[コメント] Re: はじめまして 日付:2005/06/25(Sat) 22:44

寺田様
 仕事で8月から3月まで海外におり、いまも地方の現場に行く予定
なのですが、機会をみつけて貴地にうかがいたいと思います。
その際は、よろしくお願い致します。
                           石川潤一拝

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htm


[178] はじめまして 投稿者:寺田 昭 投稿日:2005/06/23(Thu) 17:05

以前連絡した寺田といいます。
(当方パソコンなし)
家に来ませんか。


[コメント] Re:金探査用道具 日付:2005/05/24(Tue) 23:09

ご返事おそくなりました。
ひとことで金探査と言っても、金の鉱脈を探すのと、
砂金やナゲットを探すのでは、かなり異なります。
金鉱脈については、私のサイト内の
http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/tools.htm
を参考にしてください。
地質調査道具は、そのページの下の方にリンクしてある、
岩本鉱産や日本地科学社で買うことができます。

砂金採取道具については、ホリオさんの
http://www.geocities.co.jp/Outdoors/1025/sakin_goods/goods01.html
を参考にしてください。
個々の器具が何処で買えるかについては、ホリオさんの掲示板
http://www2.realint.com/cgi-bin/tbbs.cgi?1025
に質問するほうがよいとよいと思います。
砂金採りが盛んな国でしたら、その国で買うのが良いと思いますが、
アメリカの会社・Keene Engineering, Inc.
http://www.keeneeng.com/
が、品揃え豊富です。

ナゲットは、この掲示板の159番目に野村さんがお書きになって
いるように、金属探知器で探しますが、種類がいくつかあり、上の
ホリオさんの掲示板で聞くほうがよいと思います。

取り急ぎ、ご返事のみにて失礼いたします。


[176] 金探査用道具 投稿者:キンチャン 投稿日:2005/05/23(Mon) 01:14

全くの素人ですが、外国で金探査を趣味でやろうと思っています。
金探査の為の道具を教えて下さい。又其れは何処で購入できるかも
教えて下さい。ヨロシクお願い致します。


[コメント] 今年こそは。。。。。 日付:2005/05/13(Fri) 23:37

はら様
 書き込みありがとうございます。
ここんとこ北海道にはご無沙汰していますが、小樽の大王ラーメンって
いまでもあるのかな?
北海道には金鉱関係で気になるところが数カ所あるのですが、なかなか
行く機会をもてません。
 いまの日本で職業的に地下資源探査が成り立つのは(というか、本気
でやってるのは)地下水と温泉ぐらいかもしれないけれど、はら様は、
割とそれに近いことができるのではないのかなあ。
 サヘキさんとは、カン(知らないかな?)が北アルプスで亡くなった
直後に会いましたが、2年も過ぎてしまいました。よろしくお伝えくだ
さい。
                           石川潤一拝

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htm


[174] ご無沙汰です 投稿者:北海道 はら 投稿日:2005/05/10(Tue) 16:46

 拝啓 標題の如くです。VLF放送局のリストを探していて、貴殿のサイトに遭遇致しました。
最近はサヘキ氏と方々の写真などを撮っております。鉱山には全く関係ないことをしておりますが、時々それらしい所へ出くわすと、二名で「地質屋魂」に火を点けたりしています。貴殿の噂話なども折に触れてしています。ということで、後日またメイルします。   頓首


[コメント] 大地の砂金-砂金掘り物語と平成の砂金掘り- 日付:2005/05/09(Mon) 22:01

5月25日発売予定とのことです

http://www.mmjp.or.jp/owl/


[コメント] Epithermal Gold 2005 日付:2005/04/19(Tue) 15:20

日本の菱刈や春日の記述もあります。
もちろん英語ですが。

八丁原地熱発電所の、金を含んだ石英-氷長石スケールの写真が印象的。

http://www.portergeo.com.au/cgi-bin/frames.asp?tour=Epithermal_Gold&year=2005


[171] 「日立鉱山の絵葉書」発行 投稿者:井上真治 投稿日:2005/04/02(Sat) 14:22

歴史フォーラムにも投稿致しましたが、こちらにも投稿させて
いただきます。

「地学研究」に発表した、「日立鉱山の絵葉書」(その1)、
(その2)の合本を作りました。

 300枚あまりの明治・大正・昭和初期の日立鉱山の絵葉書の
コレクションから53枚を選んで、それぞれについて撮影されている建物
などの説明や撮影年代などを解説しました。
絵葉書の解説の他、追補として、久原房之助、白熊写真館、
日立鉱山の生産量、日立鉱山の鉱床などを付け加えました。

さらに合本では、序文、目次、後書き
が付け加えられて、モノクロの写真の入った表紙を付け
ました。

B5版で46ページで、販売価格は840円(本体800円
+消費税40円)です。

地学研究の発行元、京都の(財)益富地学会館様(http://www.masutomi.or.jp/)、
神田神保町のすずらん通りにある地方出版物専門の書店・書肆アクセス様
(〒101-0051 千代田区神田神保町1-15 電話03-3291-8474 
FAX
 03-3294-8065 電子メール access@mx6.mesh.ne.jp)で販売
をお願いしています。
いずれも、通販での取扱いもしていただけます。


[コメント] World Exploration Trends 日付:2005/03/28(Mon) 12:49

世界の探鉱事業のトレンドだそうです

http://www.pdac.ca/pdac/publications/papers/pdf/050318-exploration-trends.pdf


[コメント] BHPビリトン、WMCリソーシズに73億ドルの買収提案 日付:2005/03/11(Fri) 12:48

大きなニュースのはずですが。

http://au.news.yahoo.com/050308/3/teg4.html


[コメント] 鹿児島・菱刈鉱山西部で金鉱脈発見 日付:2005/03/10(Thu) 19:27

ということです。

http://www.jogmec.go.jp/new/2004/20050303seimitsu-hishikari.pdf


[コメント] INITIAL GOLD PRODUCTION PROJECTED FOR 2005 日付:2005/03/04(Fri) 13:32

New Guinea Gold Corporation が、成果を発表しました。

P.S.
 幸村様、ご無沙汰しています。管理人でないと、直接リンクさせることは
できないようです。
 御社の皆様によろしくお伝え下さい。     石川潤一拝

http://www.newguineagold.ca/


[166] 続々 投稿者:旧姓幸村 投稿日:2005/02/24(Thu) 20:12

こうするのか。

http://www.hokkokai.com/

www.hokkokai.com/


[165] 投稿者:旧姓幸村 投稿日:2005/02/24(Thu) 20:11

こうしないとHPにアクセス出来ませんね。

www.hokkokai.com/


[164] ご紹介 投稿者:旧姓幸村 投稿日:2005/02/23(Wed) 21:07

小生の母校OB会ですが、広く参加者を求めていると思いますので、
興味のある方は気軽にご参加下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
267回一木北光会のお知らせ

日 時:200533日(木)1800
会 場:キャンパスイノベーションセンター501
    東京都港区芝浦 3-3-6
交 通:JR田町駅芝浦口(東口)下車1分
    下りエスカレーター下、バス停右前10階建ビル
講 演:伊豆半島西岸・宇久須ー安良里地域の石英閃緑
    斑岩と金の鉱化作用
講 師:東海大学教授
             金 容義(地質41

懇親会:19:0021:00 天狗田町駅前店
(講演会終了後、ご案内いたします)

会 費:3,000
2005.2.22

        北光会東京支部長 高橋 寿夫
東京都港区芝浦 3-3-6
キャンパスイノベーションセンター604
秋田大学東京サテライト内
電話&FAX03-5441-4530
E-mail
ssuda@mocha.ocn.ne.jp

出欠は電話・FAX・メールのいずれかでお知らせ下さい。

www.hokkokai.com/


[コメント] News, Reviews & Articles on Bioleaching 日付:2005/02/22(Tue) 09:18

かなり以前に、Bioleaching についての問い合わせを頂きました。
私の専門と異なるのですが、遅ればせながら、以下のサイトを見つけましたので、
お役に立つかどうかわかりませんが、みてください。

http://news.surfwax.com/chemistry/files/Bioleaching.html


[コメント] PDAC 2005 日付:2005/02/10(Thu) 23:57

3月6~9日、トロントで行われる催しの案内です。

http://www.pdac.ca/pdac/conv/index.html


[コメント] 賀正 日付:2005/01/01(Sat) 09:13

本年の正月も仕事で日本を離れているのですが、今年もよろしく
おねがいいたします。
                             石川

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htm


[コメント] ありがとうございます 日付:2004/12/19(Sun) 01:34

ずっとフィールドにいて、久しぶりにこのフォーラムをみたところです。
みても、金属探知器のことは私にはわからなくて答えられなかったでしょう。
野村様、ありがとうございました。
                               石川潤一拝


[159] Re:金探知機 投稿者:野村 投稿日:2004/12/13(Mon) 12:11

こんにちは、nozomiさん。
あなたが求めておられるのが、「金(Au)だけに反応する探知機」という意味でしたら、
そういう探知機は世界中どこにもありません。

一般にコイル式の金属探知機には、識別機能(DiscriminaterTarget ID)が付いた機種がありますが、あまり当てになりません。
理由は金属物体の距離(深さ)、大きさ、渦電流を起こし易いかどうかの形状、向き、これらが前もって予想できないため、金属の材質だけが違っていても識別が困難に成るからです。
一例ですが、鉄(Fe)と言う材質はもっとも識別しやすい金属ですが、鉄に反応しないようにDiscriminaterをセットした探知機でも、巨大な鉄製フライパンが埋もれていたら、どうしても反応してしまう、ということがあります。

一般に砂金やナゲット探しに良く使われている金属探知機はアメリカ製、オーストラリア製ですが、日本製の金属探知機は信号処理技術などで大幅に遅れているようで、これらの目的に使用できる探知機にはお目にかかったことがありません。
また日本製は値段が高いです。
これらの理由は、日本のこの方面の技術が低いと言うことではなく、需要がほとんど無いため開発費が投入されてこなかっただけです。
ですからアメリカ製辺りを個人輸入するのが一番かと。

なお、金だけを確実に識別できる探知機に「GoldSpear」というスウェーデン製の機械がありますが、これは「接触式探知機」で、ロッドを砂礫の中に挿し込んで、
先端が砂金粒に触れた場合、識別反応を出します。
0.1
mmでも反応しますが、接触しないことにはだめです。


[158] 金探知機 投稿者:nozomi 投稿日:2004/12/08(Wed) 21:07

日本製の信用できる金探知機を御存知ですか。


[コメント] 冨士川流域の金についての企画 日付:2004/10/08(Fri) 01:26

ということです。

http://d.hatena.ne.jp/ktaniguchi/20040925


[コメント] 補助金公募 日付:2004/08/21(Sat) 10:00

中部経済産業局資源エネルギー環境部鉱業課より
平成16年度「鉱山探鉱等促進事業(副産物用途開発等有効利用調査・開発事業)」
 の公募(二次募集)について
のお知らせがありました。

http://www.chubu.meti.go.jp/kogyo/hojyokin.htm


[コメント] チンフェン鉱山 日付:2004/08/06(Fri) 15:17

中国貴州省のチンフェン金鉱山で、シノ・ゴールドが中心になって、
2006
年から大規模に稼行する模様です。
中国では福建省の紫金鉱山につぐ規模とのことです。

http://www.sinogold.com.au/Docs/PDF/JFG_Development_August_04.pdf


[コメント] インドネシアの件 日付:2004/08/04(Wed) 13:23

企業の説明についてどう思いますか?

http://www.enn.com/news/2004-07-22/s_26091.asp


[コメント] ギニアで巨大ダイヤモンド発見 日付:2004/07/26(Mon) 14:27

 西アフリカのギニア東部ケルアーヌ近郊にある鉱山で、ほぼ無傷の182カラットの
巨大ダイヤモンドが掘り当てられた。とのことです。

http://start.usaa.net/newsarticle?cat=8&aid=D83U64R00_story


[コメント] 鉱物資源図 日付:2004/07/06(Tue) 14:48

鉱物資源図の「No. 5 中国四国」と「No. 6 九 州」が刊行された
とのことです。

http://www.gsj.jp/Map/JP/mineral.htm


[コメント] (仮称)深田式クリノコンパスを守る会 日付:2004/06/08(Tue) 21:39

同会が、ホームページをつくりました。

http://www.chishitsu-de-wakuwaku.com/


[コメント] アラスカ州のポゴ鉱山(金)が、 日付:2004/06/07(Mon) 15:38

来年3月操業開始とのことです。
http://www.teckcominco.com/news/04-archive/04-17-tc.htm

http://www.smm.co.jp/w_news/news2004/20040607.html


[コメント] 株式会社ジパングが、 日付:2004/06/01(Tue) 16:17

2004年度、北海道の「雄武威(おうむい)鉱区で10本のボーリング調査を開始。」
とのことです。

http://www.jipangu.co.jp/strategy/decision/change.html


[コメント] つづき 日付:2004/05/28(Fri) 21:39

「(仮称)深田式クリノコンパスを守る会」をつくる動きが
あるそうです。

http://www.namazu.co.jp/top_namatan/top_merumaga/back/back95.htm


[コメント] 深田式クリノコンパス ピンチ 日付:2004/05/26(Wed) 16:38

とのことです。

http://www.namazu.co.jp/top_namatan/top_merumaga/back/back94.htm


[146] 青手帳更新講習会 投稿者:P&H 投稿日:2004/04/28(Wed) 02:38

先日、青手帳更新講習会という毎年(毎年対象者ですので..)に行ってきた
のですが、毎年受けるのはシンドイなあ。講師の方は、メーカーの人だったけど
テキスト棒読みしているだけだし。はっきり言って講師の練習にの相手をしてる
感じ。私が一番若い感じだったけど、周りでは週刊誌や、東京ソープガイド、
ケータイメールに熱心に取り組んでいる人や、聞いている姿勢のまま寝ている
人まで居て、昔の学校時代を思い出して(すいません低位校だったもんで)
しまい懐かしかったです。最も肝心で帰ってからネタになりそうな「災害事例」は
「あとは読んでね」という感じで終わってしまいましたね。


[コメント] Alto Chicama mine 日付:2004/04/26(Mon) 16:24

Barrick Gold Corp.が、来年度にペルーの金山で生産開始が期待できる。としています。

http://money.iwon.com/jsp/nw/nwdt_rt_top.jsp?cat=TOPBIZ&src=201&feed=reu&section=news&news_id=reu-n23673274&date=20040423&alias=/alias/money/cm/nw


[コメント] 山の手博物館記念講演会 日付:2004/04/25(Sun) 12:15

4月29日、札幌で以下の内容の講演会が開催されるそうです。
  
  「北前船の運んだ石」 (11001145
    土屋 篁(山の手博物館名誉館長)
  
  「日本の南極観測と南極の地質・鉱物資源」(13001345
    松枝 大治(北海道大学総合博物館教授)
  
  「カムチャッカ半島における火山活動・
      温泉活動に起因する金属鉱床の形成」(14001445
    高橋 亮平(北海道大学理学研究科)

http://www.gsj.jp/Hokkaido/museum-01.htm


[コメント] 「探査実務者のためのポーフィリーカッパー鉱床学」 日付:2004/04/23(Fri) 13:22

6月21日、標記の催しが、資源機構(川崎市)で開催されるとのことです。

http://www.jogmec.go.jp/news_topics/2004news/kouennkai20040621.htm


[コメント] ロシア東部の金鉱探査 日付:2004/04/21(Wed) 13:02

Highland Gold Mining社の、ロシア東部の金鉱探査を紹介します。
なかなか活発なようです。

http://www.highlandgold.com/hgm/operations/deposits/


[コメント] 補足 日付:2004/04/09(Fri) 12:30

下の本の説明のホームページです

http://geotechnos.co.jp/book/


[コメント] はじめてのリモートセンシング 日付:2004/03/29(Mon) 07:47

身内が出した本ですが、リモートセンシングの入門的な本です。

http://www.kokon.co.jp/h7012.htm


[コメント] Rosebel 鉱山 日付:2004/03/22(Mon) 11:06

南米のスリナムで新しい金山が開山した模様ですね

http://money.canoe.ca/News/Sectors/Gold/Cambior/2004/03/18/387032-cp.html


[コメント] MINERALMARKET 2004 日付:2004/03/09(Tue) 11:11

ご案内です

http://www3.to/mineralmarket/


[コメント] 地学雑誌バックナンバーCD-ROM 日付:2004/03/07(Sun) 12:54

東京地学協会が、地学雑誌の保存と閲覧のため、第1巻から全ページをCD-ROMに画像として
保存する作業を進めています。
目次から検索すると、興味深い文献がみつかります。

http://www.geog.or.jp/journal/first-is/cd-rom2.htm


[コメント] 新法人 日付:2004/03/06(Sat) 09:03

金属鉱業事業団と石油公団が一緒になり、
「独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構」となった模様です。

http://www.jogmec.go.jp/


[コメント] 日本ースイスセミナー「深部マグマ,斑岩および浅熱水環境の時空関係と鉱床形成過程」 日付:2004/02/17(Tue) 20:25

つくばと鹿児島で開催される標記セミナーのご案内です。

http://staff.aist.go.jp/y-watanabe/Seminar.htm


[コメント] 金属鉱業事業団 資源情報センター図書館 日付:2004/02/16(Mon) 07:10

が、川崎に移転しましたね。

http://www.mmaj.go.jp/mric_web/toshokan/accesskawasaki.htm


[コメント] 謹賀新年 日付:2004/01/01(Thu) 04:55

仕事でアフリカの某国におり、ほんとはこちらはまだ
新年じゃないのですが、皆様の2004年のご多幸を
お祈り申し上げます。
                     石川潤一拝

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htm


[コメント] 資源情報センター図書館の移転 日付:2003/10/18(Sat) 06:33

金属鉱業事業団・資源情報センター図書館は、来年1月に移転するとのことです。
現在の図書館は下記の通り閉館し、新図書館については、追ってご連絡、貸出
資料は、1121日までに必ずご返却ください。とのことです。

   貸出サービス  1114日(金)まで
   開    館   1128日(金)まで

http://www.mmaj.go.jp/mric_web/toshokan/top.htm


[コメント] Re:現在位置を知るには 日付:2003/10/05(Sun) 07:49

いま、某国の乾燥地帯で探査をやっているのですが、私は携帯型のGPSを
使っています。普通は数m程度の誤差で現在位置がわかります。   石川潤一 拝


[130] 現在位置を知るには 投稿者:青野誠真 投稿日:2003/10/04(Sat) 10:03

私はこの方面、まったく素人なんですが、仮に山野を駆けている時に
鉱脈の端緒をつかんで、いざ現在位置を正確に知る簡単な方法ー鉱区申請のためは
もちろんですーはどんなものがあるのでしょうか。
よろしければご教示いただければと。


[コメント] 残暑お見舞いと、連絡 日付:2003/08/28(Thu) 00:05

フィールドにでることが多くなるので、ご返答が遅れるかもしれませんが
よろしくおねがいいたします。       石川潤一 拝


[コメント] RE^6:剪断割れ目と開口性の割れ目 日付:2003/07/28(Mon) 12:58

>  確かに、日本付近は、沈み込み帯の近くにあるので、基本的には
>
圧縮応力場であり、逆断層が卓越します。特に、太平洋側は、いま
>
でも圧縮応力場です。

26日の宮城県北部の地震も、防災科学技術研究所が分析した発生メカニズム
によれば、本震は南北方向に長さ約15キロ、上下幅約12キロの断層が東西
方向から圧力を受け、片方が跳ね上がるように70~80センチ程度ずれたと
推定された。ということですね。
もっとも断層は浅部では地層が変形して、断層というよりは撓曲帯のようですが。

>
 でも、日本海の形成の時とか、伸張応力場になったこともあります。今でも、
>
別府から島原を経て沖縄トラフに続く一帯は、伸張応力場です。ですので、一概
>
に圧縮応力場というわけではありません。また、火山の影響もありますし。

日本の地熱地帯でも、九州中部では、温度がそれほど高くないかわりに熱水の量が
多く、広域応力場の性状の違いが反映されていると私は思っています。
大規模な正断層がたくさんあります。

「豊羽鉱床の生成様式」というpdfファイル
http://www.gsj.jp/Pub/Bull/vol_44/44-020304_12.pdf
の、「2.6 鉱脈形態に関する考え方」を読んでも、鉱脈が胚胎する裂罅の形成に
ついては、ずいぶん議論されてきたことがわかります。渡辺寧氏の考え方では、
北西~南東ないしは西北西~東南東の圧縮応力場で形成された、東西性の正断層
変位を伴う右横ずれ剪断裂罅と、北西~南東系の張力裂罅が鉱脈になったとされ
ていますが、これも10年前の文献ですし、現在の考え方はどうなっているので
しょうね。
                                石川潤一 拝

http://www.gsj.jp/Pub/Bull/vol_44/44-020304_12.pdf


[127] RE^5:剪断割れ目と開口性の割れ目 投稿者:びんた切れの水晶 投稿日:2003/07/26(Sat) 12:09

>>なるほど。運動のセンス(方向)が変化した断層は、水まわりがよくなりますね。
>>
実は、いま温泉探査をやっているのですが、どうみても正断層として形成され、
>>
現在は横ずれしていると思われる断層について考えています。巨視的にみれば
>>
蝶番断層かもしれませんが。日本の大きな断層の大半は逆断層として形成される
>>
という固定観念みたいなものがあって悩んでいたのですが、貴方の長野盆地西縁
>>
断層のお話を伺い、ちょっと安心しました。温泉がでるまでは気を抜けませんが。

 確かに、日本付近は、沈み込み帯の近くにあるので、基本的には圧縮応力場であり、逆断層が卓越します。特に、太平洋側は、いまでも圧縮応力場です。

 でも、日本海の形成の時とか、伸張応力場になったこともあります。今でも、別府から島原を経て沖縄トラフに続く一帯は、伸張応力場です。ですので、一概に圧縮応力場というわけではありません。また、火山の影響もありますし。


>>
ある地域の地震の発震気候もその時その時で違うようですが、どうしてなのでしょ
>>
うね。プレートテクトニクスは世界的視野で考えられた構造運動論で、ローカルな
>>
観察結果をどこでもあてはまるかのように適用しようとする理論よりはるかに
>>
進んでいるのでしょう。が、私自身も「ローカルな観察」しかやったことが
>>
ありません。大所高所で考える時があってもよいのですが、なかなか
>>
そういう機会をもてません。

 最近は、GPSで地殻の変位の時間変化を捉えられるようになりました。1994年三陸はるか沖地震のあとの変化とか三宅島噴火の後のダイクの貫入による地殻変動が捉えられています。こうした変動と、地質に残された記録を読み解ければ面白いと思っています。


[コメント] 「花崗岩と鉱床生成に関するミニシンポジウム」 日付:2003/07/22(Tue) 09:30

825日(月)10001200 に、東京・虎ノ門の
金属鉱業事業団・資源情報センター会議室で開かれる
標記のミニシンポジウム(英語)の案内です。

http://www.mmaj.go.jp/page/html/event/annai/030825.html


[コメント] RE^4:剪断割れ目と開口性の割れ目 日付:2003/07/22(Tue) 00:01

>  鉱脈でも、浅いところでは多数の脈が分布するけど、深くなるといくつかの脈に
>
収斂する場合があるみたいです。確か、鯛尾金山の記録に、そんなことが書いて
>
あった記憶があります。

これは、一般的にもそうなのではないでしょうか。上が重力的に開放された状態で
モデル実験やるとそうなりますし。ただ、浅部に応力を吸収してしまうような柔ら
かい地層がある場合は違ってくるでしょうけれど。

>
 もうちょっと大きなスケールでも、割れ目が収斂することが知られています。
>
地震波で地殻を探査すると、上部地殻はいっぱい反射面が見えるのだそうですが、
>
下部地殻になると反射面が減り、顕著な断層が見えることが知られています。

海外の石油探査の事務所に行ったことがあるのですが、反射法地震波探査結果の
縞々模様は概して浅部のほうがごちゃごちゃしてますね。

>
 応力場が変わっても、同じ断層が繰り返し使われるみたいです。例えば、
>
長野盆地西縁断層は、フォッサマグナ形成時には正断層として形成され、
>
現在は応力場が圧縮場となり逆断層として活動しています。

なるほど。運動のセンス(方向)が変化した断層は、水まわりがよくなりますね。
実は、いま温泉探査をやっているのですが、どうみても正断層として形成され、
現在は横ずれしていると思われる断層について考えています。巨視的にみれば
蝶番断層かもしれませんが。日本の大きな断層の大半は逆断層として形成される
という固定観念みたいなものがあって悩んでいたのですが、貴方の長野盆地西縁
断層のお話を伺い、ちょっと安心しました。温泉がでるまでは気を抜けませんが。

>
 ただ、水が存在すると断層が割れやすくなることが知られており、
>
鉱脈を形成した熱水は、断層の活動時に流動したものではと思います。特に、
>
断層の浅いところでは、地震時に深いところから上がってきた熱水が鉱脈形成
>
したのかなと思います。また、群発地震の時に、熱水が地表に流出した例も
>
あります。

地熱地帯で、人工的に孔井に水を注入すると、割れ目を増やしたり拡げたりする
効果が得られ、蒸気の噴出量を増やすことができますね。もっともこれは、高温の
岩石に水を注入した場合で、鉱脈ができる条件とはすこし違いますが、そのあと
定常状態になるまで、割れ目を通る自然の熱水や蒸気の流量が増えます。
地震も、似たようなことが起こる引き金になるのかもしれませんね。

>
 フィリピン海プレートによる圧縮は、せいぜい中央構造線までしか及んでいないと
>
考えられています。GPSによる地殻変動の観測結果もそれを支持します。瀬戸内海の
>
ような、付加帯の背後の盆地は、東北でもあります。沈み込み帯には、一般的なもの
>
だと思います。琵琶湖は、瀬戸内海と走向が違い、中部から近畿にかけて
>
存在する活断層に伴って形成されたと考えています。
>
 また、1994年の三陸はるか沖地震の後、東北の北部で顕著な非地震性の
>
伸張の地殻変動が観測されました。圧縮応力場と考えられているところも、
>
地震の発生により伸張場になることが結構あるのではと思います。

琵琶湖のことは知りませんでした。
ある地域の地震の発震気候もその時その時で違うようですが、どうしてなのでしょうね。
プレートテクトニクスは世界的視野で考えられた構造運動論で、ローカルな観察結果を
どこでもあてはまるかのように適用しようとする理論よりはるかに進んでいるので
しょう。が、私自身も「ローカルな観察」しかやったことがありません。
大所高所で考える時があってもよいのですが、なかなかそういう機会をもてません。

>
個人的な感想ですが、付加帯の鉱脈の場合、それほど大断層に
>
関係しないのではと思います。ひどく揉めているので、脈が多いですが、
>
そのうち鉱石を含むものは、わずかです。たぶん、金を含む熱水を生じ、それが
>
沈殿するのは、特定な条件だけなんではと思っています。 

たしかに、金の濃集部は限定的ですね。鉱化作用は衝上断層(が本当にあるとして)の
形成の後だと思いますが、熱水の流れは、衝上断層の規制も受けているような気が
します。それから、糸魚川-静岡構造線の活動の変遷も関係するような気がしますが、
わからないことをわかったように述べるのも気が進みませんし、私(南アルプス金鉱
探査センター)の企業秘密にもちょっと抵触しますので、今日はここいらにします。


[124] RE^3:剪断割れ目と開口性の割れ目 投稿者:びんた切れの水晶 投稿日:2003/07/20(Sun) 05:30

>>それは面白いですね。どこでも深く掘れば温泉にあたるような事をいうひとが
>>
いますが、深くなればそれだけ開いた割れ目にあたる可能性が減るから、成功率
>>
は悪くなりますね。一般的には深くなれば温度はあがるでしょうが。

 鉱脈でも、浅いところでは多数の脈が分布するけど、深くなるといくつかの脈に
収斂する場合があるみたいです。確か、鯛尾金山の記録に、そんなことが書いて
あった記憶があります。
 もうちょっと大きなスケールでも、割れ目が収斂することが知られています。
地震波で地殻を探査すると、上部地殻はいっぱい反射面が見えるのだそうですが、
下部地殻になると反射面が減り、顕著な断層が見えることが知られています。


>>
私が昔お世話になった鉱山では、主鉱脈(本ぴ)は、もともと断層でした。
>>
両側の岩石が異なっています。しかし脈幅は十数mありました。
>>
もともと断層があったのが、再活動で開いて鉱脈になったのでしょう。
>>
さらにその後も活動があって、鉱脈の中に古い鉱脈に由来する鉱石の角礫が
>>
含まれている場所もあったりで複雑です。
>>
古い鉱脈を新しい鉱脈が切っている場所もありましたし。

 応力場が変わっても、同じ断層が繰り返し使われるみたいです。例えば、
長野盆地西縁断層は、フォッサマグナ形成時には正断層として形成され、
現在は応力場が圧縮場となり逆断層として活動しています。
 従って、応力場が変わっても、同じ断層が使われるのであれば、剪断性の
割れ目が応力場の変化に伴い、開口した可能性はあると思います。
 ただ、水が存在すると断層が割れやすくなることが知られており、
鉱脈を形成した熱水は、断層の活動時に流動したものではと思います。特に、
断層の浅いところでは、地震時に深いところから上がってきた熱水が鉱脈形成
したのかなと思います。また、群発地震の時に、熱水が地表に流出した例も
あります。


>>
実は、不勉強で、また西日本に行く機会が少なくて、わからないのですが、
>>
ちょっと興味があって教えていただきたいことがあります。
>>
日本では、ほとんどの地域で広域応力場は圧縮応力場ですが、九州中部(~琉球)
>>
は伸張応力場ですね。
>>
これは私の、まったくあてずっぽうな想像なのですが、昔は伸張応力場がもっと
>>
東側にも延びていて、そのために瀬戸内海や琵琶湖が形成されたということは
>>
考えられないでしょうか?

 フィリピン海プレートによる圧縮は、せいぜい中央構造線までしか及んでいないと
考えられています。GPSによる地殻変動の観測結果もそれを支持します。瀬戸内海のような、付加帯の背後の盆地は、東北でもあります。沈み込み帯には、一般的なものだと思います。琵琶湖は、瀬戸内海と走向が違い、中部から近畿にかけて
存在する活断層に伴って形成されたと考えています。
 また、1994年の三陸はるか沖地震の後、東北の北部で顕著な非地震性の
伸張の地殻変動が観測されました。圧縮応力場と考えられているところも、
地震の発生により伸張場になることが結構あるのではと思います。


>>
地表調査で、うまい具合に大断層の露頭がみつかることは稀でも、その付近に
>>
小断裂が集中する場合が多いので、ある程度はわかります。しかし、付加帯の
>>
構造に直接関係する衝上断層は、両側の岩石が同じだと普通の地質調査で
>>
見逃しがちです。古いためでしょうけれど地形にもシャープにはあらわれません。
>>
物理探査でわからない現象を捉えて、あわてて現地に戻って調べたり、再検討し
>>
たりなんてこともあります。「地表調査をやって作業仮説をたててから、測点配置
>>
を決めて物理探査等で確認する。」というのが私の持論ですが、なかなか絵に描いた
>>
ようにはなりません。

 先日、産総研の巡検で、付加帯の解説を聞いたのですが、変形も複雑ですし、
難しいですね。個人的な感想ですが、付加帯の鉱脈の場合、それほど大断層に
関係しないのではと思います。ひどく揉めているので、脈が多いですが、
そのうち鉱石を含むものは、わずかです。たぶん、金を含む熱水を生じ、それが
沈殿するのは、特定な条件だけなんではと思っています。 


[コメント] Re2:剪断割れ目と開口性の割れ目 日付:2003/07/20(Sun) 00:24

> ただ、熱水なんかも、条件によっては水蒸気のように浸透しますね。

水は温度によってずいぶん浸透性が違うようですね。この辺で、地熱探査が専門の
人が、温泉や地下水で失敗することがあるのかもしれません。

>
例えば、パイロフィライトなんかも、塊状になったりしますね。私は、やはり物理屋
>
さんなので、封圧の大小を考えてしまいます。常圧の普通の岩石に圧力を掛けると、
>
割れ目が閉じて地震波の伝搬速度が大きくなることが知られています。割れ目が閉
>
じるのが、だいたい深さでいうと2kmくらいだそうです。これより浅くなると、
>
熱水でも細かい割れ目に浸透することがあるのかなと思います。そういえば、熱水
>
鉱脈周辺の岩石が変質していることがありますね。

それは面白いですね。どこでも深く掘れば温泉にあたるような事をいうひとが
いますが、深くなればそれだけ開いた割れ目にあたる可能性が減るから、成功率
は悪くなりますね。一般的には深くなれば温度はあがるでしょうが。

>
 それと、鉱脈の場合、角レキ構造を伴う場合がありますね。既存の鉱脈が、
>
断層運動で破壊されたとすると辻褄があいます。断層活動で熱水の通路が
>
確保されたとすると、温度・圧力条件が変わりますから、その意味でも考え
>
やすいです。そもそも、断層は繰り返し活動します。

私が昔お世話になった鉱山では、主鉱脈(本ぴ)は、もともと断層でした。
両側の岩石が異なっています。しかし脈幅は十数mありました。
もともと断層があったのが、再活動で開いて鉱脈になったのでしょう。
さらにその後も活動があって、鉱脈の中に古い鉱脈に由来する鉱石の角礫が
含まれている場所もあったりで複雑です。
古い鉱脈を新しい鉱脈が切っている場所もありましたし。

>
 地震学の立場からすると、応力場の変遷みたいなものがわかるといいなと
>
思っています。実際、そういう研究がなされています。鉱床の形成と関連して、
>
詳しく調べられるといいなと思っています。
>
 ただ、鉱床は特殊な条件が必要なので、その辺は気をつけないといけませんが。

実は、不勉強で、また西日本に行く機会が少なくて、わからないのですが、
ちょっと興味があって教えていただきたいことがあります。
日本では、ほとんどの地域で広域応力場は圧縮応力場ですが、九州中部(~琉球)
は伸張応力場ですね。
これは私の、まったくあてずっぽうな想像なのですが、昔は伸張応力場がもっと
東側にも延びていて、そのために瀬戸内海や琵琶湖が形成されたということは
考えられないでしょうか?

>
 赤石山脈の場合、付加帯ですから、そのことも考慮する必要があります。特に、
>
ここの老脈は、熱水の起源が火山性ではないと思います。これらのブロックが
>
付加し、それが上昇する過程での割れ目の形成が重要になるわけです。この辺、
>
難しいですね。

地表調査で、うまい具合に大断層の露頭がみつかることは稀でも、その付近に
小断裂が集中する場合が多いので、ある程度はわかります。しかし、付加帯の
構造に直接関係する衝上断層は、両側の岩石が同じだと普通の地質調査で
見逃しがちです。古いためでしょうけれど地形にもシャープにはあらわれません。
物理探査でわからない現象を捉えて、あわてて現地に戻って調べたり、再検討し
たりなんてこともあります。「地表調査をやって作業仮説をたててから、測点配置
を決めて物理探査等で確認する。」というのが私の持論ですが、なかなか絵に描いた
ようにはなりません。

ではまた
                               石川潤一 拝


[122] Re:剪断割れ目と開口性の割れ目 投稿者:びんた切れの水晶 投稿日:2003/07/19(Sat) 06:15

石川さん、お返事ありがとうございます。風間さんが1番で続けて下さいとのことでしたが、やはりこちらが適切かと思い、こちらにきました。

 で、本題ですが、

>>
まず流体が通過する条件が必要で、どれくらいの規模の割れ目が必要かは、
>>
流体の粘性によります。流体の粘性は、流体の種類や温度によります。
>>
一般的に言えば、マグマよりは水のほうが浸透しやすいし、水よりは
>>
水蒸気のほうが、浸透しやすいです水蒸気は水が通らないような所も通過します。
>>
鉱物が沈殿するためには、温度・圧力・化学的条件等の時間的あるいは空間的な
>>
変化が必要です。

 確かにそうですね。接触変成岩を見ていると、明らかに水蒸気で浸透したことを思わせますね。グライゼンなんかも、そうなんでしょう。
 ただ、熱水なんかも、条件によっては水蒸気のように浸透しますね。例えば、パイロフィライトなんかも、塊状になったりしますね。私は、やはり物理屋さんなので、封圧の大小を考えてしまいます。常圧の普通の岩石に圧力を掛けると、割れ目が閉じて地震波の伝搬速度が大きくなることが知られています。割れ目が閉じるのが、だいたい深さでいうと2kmくらいだそうです。これより浅くなると、熱水でも細かい割れ目に浸透することがあるのかなと思います。そういえば、熱水鉱脈周辺の岩石が変質していることがありますね。
 それと、鉱脈の場合、角レキ構造を伴う場合がありますね。既存の鉱脈が、断層運動で破壊されたとすると辻褄があいます。断層活動で熱水の通路が確保されたとすると、温度・圧力条件が変わりますから、その意味でも考えやすいです。そもそも、断層は繰り返し活動します。

>>
この辺がいちばん気をつかうところではないでしょうか。ある狭い地域内の
>>
応力場の変遷とか、そのために昔できた割れ目(断裂)が再活動したとか。
>>
あるいは複数の系統の断裂の相互の関係によって、この部分が開きやすくなるとか、
>>
たとえば剪断割れ目が開口割れ目になるようなことも起こる訳で、
>>
上で述べたような一般論でなく各論的になってしまいます。

 地震学の立場からすると、応力場の変遷みたいなものがわかるといいなと思っています。実際、そういう研究がなされています。鉱床の形成と関連して、詳しく調べられるといいなと思っています。
 ただ、鉱床は特殊な条件が必要なので、その辺は気をつけないといけませんが。

>>
特に日本の場合、地殻が地塊(ブロック)化している場合が多いので、
>>
そのブロックの固有の運動史みたいなのを考えなければならない場合が多く、
>>
調査しても知りたいことの何割わかったか?なんて自問しているのが
>>
正直なところです。赤石山脈のことで言えば、新第三紀には、ただの
>>
ブロック運動だけでなく、衝上断層的な運動もあったのではないか
>>
という仮説をもっていますが、まだ確信をもてません。

 赤石山脈の場合、付加帯ですから、そのことも考慮する必要があります。特に、ここの老脈は、熱水の起源が火山性ではないと思います。これらのブロックが付加し、それが上昇する過程での割れ目の形成が重要になるわけです。この辺、難しいですね。

 とりあえず、今日はここまで。


[コメント] 湯之奥金山博物館・平成15年度公開講座 日付:2003/07/01(Tue) 22:14

湯之奥金山博物館・平成15年度公開講座の予定です。

15
1018日 「武田の山金鉱床」の一考察
 1115日 「日本の地質学・鉱床学」
  1213日 「長尾(甲武信)金山雑学」
16
117日 「金鶏金山の歴史と地質鉱床」
  214日 「富士山と甲府盆地」

http://www2.town.shimobe.yamanashi.jp/kinzan/events.html


[コメント] 「地質構造解析20講」 日付:2003/07/01(Tue) 10:29

標記の本を興味深く読んでいるところです

http://www.fgi.or.jp/20_lectures.html


[コメント] NewGenGold 2003 日付:2003/06/18(Wed) 13:13

112425日に、西オーストラリア・パースで開かれる、標記の会議の
案内です。

http://www.newgengold.com/


[コメント] 「趣味の砂金採り入門」 日付:2003/06/16(Mon) 13:21

標記の本が出版された模様です。目次はつぎのとおりです。

<目次>
第1 章 砂金採りの魅力
Part 1
砂金を見たことがありますか?
Part 2
砂金を探す楽しさ
Part 3
砂金採りのメッカ北海道
Part 4
世界的なスポーツとしての砂金採り
Part 5
総合学習としての砂金採り
Part 6
砂金の換金について

第2 章 まずは砂金採り体験へ
Part 1
全国の砂金採り体験施設
Part 2
砂金採り体験 準備とコツ
Part 3
実録 砂金採り体験 in 土肥金山

第3 章 自然の砂金採りに挑戦!
Part 1
自然砂金採りの楽しみ方
Part 2
砂金採りに必要な道具
Part 3
砂金の選別技法(パンニング)の基本
Part 4
場所選び:川とポイントの選択
Part 5
川での砂金採り
Part 6
砂金の回収と保存法
Part 7
砂金と雲母の見分け方

第4 章 砂金についてもっと知りたい!
Part 1
金についてのおさらい
Part 2
砂金ができるまで
Part 3
人と砂金の歴史
Part 4
いろいろな砂金採集道具
Part 5
砂金産地の紹介
砂金採集用具の購入について
参考文献

http://www.bunyou.co.jp/shinkan.html


[コメント] 金属鉱業事業団による新探鉱スキームについて 日付:2003/06/09(Mon) 10:39

標記についての案内です。

http://www.mmaj.go.jp/page/html/new/annai/2003-06JBES-J.htm


[コメント] 19回世界鉱業会議 日付:2003/04/17(Thu) 12:54

が、2003111日(土)~5日(水)、インドのニューデリーで開催されるそうです

http://www.19wmce2003.com/


[コメント] めざせ!フィールドの達人 日付:2003/03/05(Wed) 09:23

標記の本が出版されています。
多数の土木地質関係の方々が執筆されていますが、私たちにも有益です。

http://www.namazu.co.jp/top_book/field.html


[コメント] Re:公開講座 日付:2003/02/27(Thu) 00:13

公開講座は毎年「金山史研究」としてまとめられているので、
今回の内容もいつか、その第何集かに収められるのではないでしょうか。
私は既刊の第1巻~第3巻を購入しました。第1集にも萩原三雄氏の
講演が収録されていますね。甲州の金山が、戦国大名の武田氏の直轄
ではなかった、ということに興味をもちました。時代が下れば、
たとえば佐渡金山は徳川幕府や初期明治政府の直営ですね。
戦国時代の日本社会が、いまみたいな市民社会であった訳もないので、
鉱山業がの規模や形態が変貌していく過渡的な状態を示しているのかなと
とりあえず思っています。
鉱業の歴史フォーラムみたいな書き込みになってしまいました。
                            石川潤一拝


[113] 公開講座 投稿者:野村 投稿日:2003/02/25(Tue) 10:38

博物館にお願いすれば、その時のレディメを送ってもらえると思います。
石臼、芝金、金山衆、・・・。内容は多方面にわたっていました。
割と面白かったです。
大判の前身に当たる「黄金」(40匁)なるものが発見されていたことは知りませんでした。


[コメント] Re:湯之奥金山博物館 日付:2003/02/24(Mon) 19:01

1月2日に行きましたよ。
SUPER砂金掘り師の酒場」を読むと、野村さんは、公開講座「甲斐
金山の展望(金山史研究の展望と将来)」を聴きに行かれたようですが、
おもしろい話題はありましたか。       石川潤一拝


[111] 湯之奥金山博物館 投稿者:野村 投稿日:2003/02/24(Mon) 16:29

石川さん。
湯之奥金山博物館の来訪者記帳に、石川さんの名前を見つけてしまいました。
いらしてたんですね。

www2.town.shimobe.yamanashi.jp/kinzan/index.html


[コメント] 無題 日付:2003/02/19(Wed) 21:19

おっしゃるとおりです。鉛は安いので、国内では、まず採算はあわないで
しょうね。銀とかビスマスとかを多量に伴っていれば別ですが。
鉱業権は、自治体の同意が必要ですし、都道府県によってはかなり厳しい
です。
                             石川潤一拝


[109] 無題 投稿者:P&H 投稿日:2003/02/18(Tue) 01:14


>
もっとよく調べてみて、金山を開けば、砂金を採るより、もっとたくさんの金を
>
得ることもできるのではないでしょうか。私も一緒にやりたいです。

すごそうですね。日本に残るのは金山だけみたいですし、面白いのでは?
下手に鉛なんかに手をつけると下流の農家からフクロ叩きになるでしょうし.
でも、今、鉱業権出願と言っても、着手についての審査がかなりうるさいと
聞きますが? 

    


[コメント] 産状を調べて分析しましょう 日付:2003/02/17(Mon) 20:58

> 石英は熱水の影響か、グズグズになっていて簡単に割れてしまいます。
>
適当に石英を拾って持って帰りましたが、これから粉砕してみようと思います。
>
何かアドバイスがありましたらお願いします。

 現場をみていないので、あてずっぽうになってしまいますが、
溶脱型の珪化帯ではないかという気がします。
その場所のスケッチをとり、いろんな顔つきや場所のサンプルを選んで、
記載してから分析するべきです。
業者に出して分析するのでしたら、粉砕等のサンプルの処理も業者にまかせた
ほうがよいような気がします。
 それから、その場所について鉱業権を出願してはいかがでしょう。
もっとよく調べてみて、金山を開けば、砂金を採るより、もっとたくさんの金を
得ることもできるのではないでしょうか。私も一緒にやりたいです。
                               石川潤一拝


[107] VLF、いろいろ 投稿者:野村 投稿日:2003/02/16(Sun) 15:38

P&Hさん、初めまして。神戸の野村です。高校の教師をしています。
山ケ野に行かれたのですね。
鹿児島県はずいぶん前に修学旅行の付き添いで行っただけですので、
残念ながら金山の方へは近寄ることもできませんでした。
でも山ケ野金山は「山ケ野金山のすべて」や「山ケ野金山物語」、「6千億の黄金を掴んだ男」などの本を読んで、ぜひ行ってみたいと思っていました。
石川さん、御無沙汰しています。
今、「考古学のための地下探査入門」アンソニー・クラーク著雄山閣を開いてVLF比抵抗法を読んでいます。
JJIなどの送信局から送られてくる超長波を利用した比抵抗法なんですね。

ちなみに「金属探知機」の方でも「VLF」というのがあります。
今でも安い探知機の多くはVLFです。
1970
年頃に作られていた探知機はもう少し高い周波数を使っていました。その頃私も自作するのにラジオの中間周波数の455kHzを利用したのを覚えています。
その後、探知機に使われる周波数が低くなり、いわゆるVLF、つまり
3
30kHzが用いられるようになりました。理由は、地表面からの反射波を、位相のズレから識別して、それにキャンセルをかけるようになったからです。そうすると周波数が低い方がより深くまで探知できるからです。デメリットは、あまり小さい金属物に反応しなくなることです。
私は何年頃から「VLFグランドバランス式」が主流になったかは知りませんが、15年以上になるでしょうか?
(それ以前のは「TRディスクリミネーター」式でした。もっと古いのは「BFO式」です。)
今でも探知機の多くは830kHzVLFを用いています。
ただし砂金用の探知機(この8年くらい?)では、「より小さな砂金も」探知できるようにと、周波数がまた高くなっています。(5080kHz)グランドバランスもマニュアル式で微調整するようになっています。
「小さな金属を探知できる」と「深くまで探知できる」は、あい反する命題ですので、どちらかしか解決できないようです。

もっとも、最近のマルチ周波数の探知機というのは、まさにこの点を解決するようですが、私は詳しくは知りません。

 ところで石川さん。最近ですが、ある地方で砂金の採れる川を上流へ、上流へと追跡していったら、石英でできた白い崖に行き着きました。
石英は熱水の影響か、グズグズになっていて簡単に割れてしまいます。
適当に石英を拾って持って帰りましたが、これから粉砕してみようと思います。何かアドバイスがありましたらお願いします。


[106] Re:3 山ヶ野 投稿者:P&H 投稿日:2003/02/14(Fri) 03:08

>VLF~ 
ウロ覚えで言ってすいませんでした。あの地域の例だと、500m程度
迄の状況が解れば良いと言う所でしょうか。温泉も多いでしょうけど。

>
未知の鉱床を見つけることと、今やっている鉱山やかつてやって
>
いた鉱山を見つけることは違うでしょう。 
そうですね。赤茶ズリだけとか..


[コメント] 追伸 日付:2003/02/12(Wed) 20:12

11行目の「同探査」はVLF探査のことで、電磁探査一般のことではありません。


[コメント] Re3;山ヶ野 日付:2003/02/12(Wed) 20:08

> 当時は薪炭を多量に使用していたでしょうから。沖の航路や対岸からはその様に見
>
えたのではと.

たしかにそうですが、未知の鉱床を見つけることと、今やっている鉱山やかつてやって
いた鉱山を見つけることは違うでしょう。
たとえば、地化学探査をやると、既知の鉱床ばかりが「見つかる」だけだったりします。
つまり、現代では、地表の情報だけでは昔の山師が既に見つけたものを「再発見」する
だけだということになりがちです。これは、日本に限りません。

>
ところで,VLF探査と言う物を、たしか石川さんがどこかで紹介されていたと
>
思いますが、国内で実施している例はあるのでしょうか?

私はVLF探査は紹介していないと思います。以前このフォーラムで電磁探査について
多少触れましたが、VLF探査は電磁探査の一種です。同探査は金属探査にも使われます
が、可探深度がそれほど深くないので、現在ではむしろ断層などの地盤調査に多用されて
います。

電磁探査には次のようなものがあります。

MT法・・・・・・自然磁場の変化を測定。
CSAMT法・・・人工送信源を遠方に置き、磁場の変化を測定。
TDEM法・・・・渦電流を起こし、その変化と、渦内又は近傍の磁場変化を測定。
VLF法・・・・・世界に設置されているVLF送信所からの電磁場を利用。
SLINGRAM法・・送受信ループを地表面で移動させる。

応用地質株式会社のサイト
http://www.oyo.co.jp/service/kiso/tech-list/list2.html
でも、各種の物理探査の概略が書かれています。

また、英語のpdfファイル
http://www.geovision.com/PDF/M_EM.pdf
で、電磁探査の説明を読むことができます。

ただし、電磁探査でわかるのは地下の比抵抗です。以前「坑内休憩所」で検層について
触れた際に書きましたように、鉱脈の付近が粘土化していれば比抵抗は低いでしょうし、
珪化していれば比抵抗は高いでしょう。電磁探査の解釈には、現地の状況を熟知している
必要があるわけです。
                               石川潤一拝


[103] Re2;山ヶ野 投稿者:P&H 投稿日:2003/02/12(Wed) 00:44

>一見科学的やハイテクなようでありながら、本質的には神がかり的と言ってよい

伝説では、金属のある山はその気が遠くから見えた,,などと江戸時代以前には
言われた様ですね。でも、例えば四国の新居浜や、佐渡の相川などへ行くと、
多分、ある意味で真実だったかもとも思います。当時は薪炭を多量に使用して
いたでしょうから。沖の航路や対岸からはその様に見えたのではと.
鹿児島では、一心に石叩きしてる横を、農家のオジさんと犬が歩いていましたが^^;

ところで,VLF探査と言う物を、たしか石川さんがどこかで紹介されていたと
思いますが、国内で実施している例はあるのでしょうか?


[コメント] Re2;山ヶ野 日付:2003/02/11(Tue) 13:03

 「金鉱床の付近には特殊な植物が生えている」というのは、半分は正しいけれど、
過信したら迷信になりますね。探査はもっと総合的なものであるはずです。
 一見科学的やハイテクなようでありながら、本質的には神がかり的と言ってよい
ような言説に時々出会います。人間の本性は今も昔もあまり変わらないということ
でしょうか(笑)。


[101] Re;山ヶ野 投稿者:P&H 投稿日:2003/02/11(Tue) 02:12

お約束の金鉱の温泉にも寄りましたね。結構、浸れます..
あの辺、シダが一杯生えている訳でもなく、シロウト目には只の里山にしか
見えないですね.


[コメント] Re:山ヶ野の近くで 日付:2003/02/10(Mon) 18:03

私と同業のMさんががんばっておられるのかもしれませんね。
先を越されてくやしいです。(石川)


[99] 山ヶ野の近くで 投稿者:P&H 投稿日:2003/02/10(Mon) 03:48

正月に鹿児島へ行った所、山ヶ野の鉱床区の南東側で、真新しい鉱山のカンバンを
見掛けました。何でも東京の人らしいです。


[コメント] Re:invisible goldbio-leaching その2 日付:2003/02/05(Wed) 22:12

先般のご返答のつづきです。とりあえず、以下のHPをみていてください。
なにかわかりましたら、また書き込みます。

http://www.corriente.com/BilllitonNR/Bioleaching.htm


[コメント] ゴールドラッシュ再来か 台湾北部で金鉱確認? 日付:2003/02/05(Wed) 15:58

ということです。

http://www.internet-times.co.jp/news/news150202/seikei_4_150202.htm


[コメント] PDAC2003 日付:2003/01/16(Thu) 22:29

3月9~12日、世界の鉱山師が、カナダのトロントに集まります。
トレード・ショーなどが催され、多くの情報を得ることができます。(石川)

http://www.pdac.ca/pdac/conv/index.html


[95] 2003年もよろしくお願いします 投稿者:日本の金属鉱山サイト管理者 投稿日:2003/01/03(Fri) 17:53

チェアマン殿、並びにフォーラム参加者・読者各位

あけましておめでとうございます。
日頃はフォーラムハウスの維持管理にご協力下さりありがとうございます。
弊サイトと致しましては、フォーラムハウスは目玉商品の一つであり、本年も大いに盛り上げて行きたいと思っております。
2003
年も、フォーラムハウス「探鉱技術フォーラム」をどうぞよろしくお願い申し上げます。


[コメント] あけましておめでとうございます。 日付:2003/01/01(Wed) 14:28

本年もよろしくおねがいいたします。
きちんとご返答していない質問がいくつかありますが、
じっくり勉強してから答えさせてください。

本日は静岡県のARC拠点にいます。「ここぞ」と思う場所
について、なかなか経済産業局が試掘権を許可してくれ
ないので、私の国内金鉱探査は停滞ぎみです。
しかし、いろんな場所にどんどん鉱業権を出願したいと
思っています。有望な場所がありましたら教えてください。
                  石川潤一 拝

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htm


[コメント] Re:invisible goldbio-leaching 日付:2002/12/14(Sat) 10:56

本日、海外の奥深い山の中から、やっと町にでてきて、
久しぶりにインターネットをみたところです。
私は選鉱が専門ではありませんが、自分でも関心がありますので、
できるだけ調べて後日お答えしたいと思います。
                        石川潤一 拝


[92] invisible goldbio-leaching 投稿者:suzuki 投稿日:2002/12/01(Sun) 20:42

invisible goldといわれる低濃度の鉱石からbio-leachingの手法によって金を回収する技術を研究しています。なにかご存知でしたら教えてください。すでにオーストラリアやカナダでは実験段階をへて実用プラントができているようですが。


[コメント] 事務連絡 日付:2002/10/17(Thu) 13:48

ちょっとの間、フィールドの山の中にいることが多くなるので、
ご返事が遅れる可能性がありますが、お許しください。
                         石川拝


[コメント] 日本鉱業振興会 研究成果報告会 日付:2002/10/15(Tue) 13:09

118日(金)に東京で開かれる、標記の報告会の案内です。
下のURLをみてください。

http://www.mmij.or.jp/committee/


[コメント] 追伸 日付:2002/09/28(Sat) 09:31

googleで、大和水銀鉱山を検索してみたら、以下のサイトで水銀鉱石の
写真をみることができます。ほかにもあると思いますが、調べてみてください。
坑内写真のサイトはみつかりませんでした。資源地質学会のCDで見る限りは、
大和水銀鉱山の母岩は淡灰色です。

http://earth.nara-edu.ac.jp/nishida/PDF100MA/067.pdf
http://www.h2.dion.ne.jp/~ice/ryuka/sinsya.htm
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ue33-moon40s/images-so/nara-1.JPG
http://ruin.seiiki.com/mercury0.html
http://www.asahi-net.or.jp/~dj9k-smz/j_min/nara/yamato/yamato.html
http://www.dasabou.jp/dasabouhp_130.htm

http://earth.nara-edu.ac.jp/nishida/PDF100MA/067.pdf


[コメント] Re:水銀の鉱脈とその近辺の色について 日付:2002/09/28(Sat) 09:16

私自身は、水銀鉱山の坑内に入ったことがありません。
昔小規模に露天掘りで水銀を掘った、某鉱山の跡に行ったことが
ある程度です。
以下のホームページ
http://www.aist.go.jp/GSJ/bHOK/gguide/Mine/D12.html
http://www.aist.go.jp/GSJ/bHOK/gguide/Mine/D12-1.html
に、イトムカ鉱山のことが書かれていますが、残念ながら
写真はありません。昨年資源地質学会がだした全国の鉱山
写真等のCDに、大和水銀鉱山の坑内写真が収められており、
鉱脈は辰砂(HgS)のために赤色(深紅色)です。
著作権に触れるので、お見せできないのが残念です。
保育社の原色鉱石図鑑にも水銀鉱石の写真があるはずです。

ただし、赤い鉱物はほかにもたくさんあり、土の色が赤い原因は、
現場を見るか、化学分析しなければなんともいえません。

http://www.aist.go.jp/GSJ/bHOK/gguide/Mine/D12.html


[87] 水銀の鉱脈とその近辺の色について 投稿者:mari 投稿日:2002/09/28(Sat) 07:11

こんにちは、
水銀鉱脈の写真を探しておりまして、ここの掲示板を発見させて
いただきました。

水銀の鉱脈は紅い、とききましたが、
そういった鉱脈の写真を掲げているようなホームページは
ございますでしょうか、

ある、水銀の鉱山のすぐとなりの山を切り崩してるのですが、
土全体がとてもきれいな赤さをもっているので、
ちょっと気になりました。。

お教えいただけましたら幸いです。


[コメント] 追補 日付:2002/09/03(Tue) 15:51

下の記事について、以下のサイトで、写真もみれます。

http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Bio/200208/25-1.html


[コメント] 金鉱脈:和歌山の山中で確認 兄弟の鉱物採取がきっかけ 日付:2002/08/25(Sun) 18:37

今日の毎日新聞によれば、以下の通りです。

 和歌山県那賀郡内の紀の川沿いの山中で、和歌山市内の中学1年と小学4年の兄弟が2年前の夏休みに鉱物を採取したのがきっかけで、極めて含有率が高い高品位の金鉱脈が確認された。また、これまで国内では2カ所でしか採取されていなかった「手稲石」と呼ばれる珍しい鉱石も見つけた。専門家は地層の状況などから、金の埋蔵量は少なく事業化は難しいものの、他の貴重な鉱物を含む可能性も高いと評価している。子供たちは「みんなのために保存してほしい」と話しており、県教委も現場保存の検討を始めた。

 貴重な鉱物の発見場所は、愛好家などによって荒らされることもあるため、県教委は場所や発見者を公表していない。

 2人は夏休みの自由研究で、父親と一緒に鉱物採集に出掛け、岩盤から欠け落ちた石などから金色と鮮やかな青色の物質が付着した石を発見。3~15センチ大の11点の鉱石を環境コンサルタント会社「三菱マテリアル資源開発」(東京)などに鑑定してもらった結果、金色の物質は金で、最大で約1.5ミリ四方あり、鉱石1トン当たりに換算すると534グラムになった。平均でも50グラムと推計され、約60グラムで世界最高とされる菱刈鉱山(鹿児島県)に匹敵する高品位の金鉱脈の一部であることが分かった。

 青色の物質は、希少元素・テルルなどを含む藍青(らんせい)色透明の「手稲石」だった。国内では北海道と静岡県内の2カ所でしか採取例がなく、西日本では初の発見。兄弟が見つけたのと同時期に同じ場所で別のアマチュア研究家も見つけており、現地調査した国立科学博物館などのグループが10月、日本鉱物学会で発表する予定になっている。

 現場は、日本列島の中央部から九州に至る大断層・中央構造線の南に接し、関東から九州東端まで東西に約700キロ延びる「三波川(さんばがわ)変成帯」にあり、熱や圧力による地質学的変化で、金など希少鉱物が出来やすい変成岩が広がる層の一角。

 産業技術総合研究所地質調査総合センター地質標本館(茨城県つくば市)の豊遥秋(ぶんのみちあき)館長(鉱物学)は「手稲石が三波川変成帯の、しかも和歌山で発見されたのは驚きだ。手稲石だけでなく、新しいテルル鉱物発見の可能性も高い」と評価している。

 発見した弟(9)は、「金だったと分かってびっくり。時々、友達に話したくなったけど、現場が荒らされるかも、と心配で黙っていた。現場は保存して、みんなに発見場所を見てほしい」と話し、現在、3年越しの研究発表に向けてリポート作成に奮闘している。 【福田隆、植松晃一】

[毎日新聞8月25日] ( 2002-08-25-03:01 )

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020825k0000m040114000c.html


[コメント] Re:老脈タイプのところでは 日付:2002/07/07(Sun) 21:41

そうですね。
鹿折みたいに、山金でもばかでかいのがあるくらいなのですから、
その下流にナゲットがあってもおかしくないですね。
捻切については、大きな山金があったというのは伝説ですが、
その下流で砂金が採れます。


[83] 老脈タイプのところでは 投稿者:びんた切れの水晶 投稿日:2002/07/04(Thu) 05:09

石川さん、こんにちは。

 山梨・静岡県境付近の老脈タイプの金鉱床だと、ナゲットを諦めていません。そういえば、捻切鉱山なんてのもありますね。私の場合、八溝山の方が近いので、こっちでナゲットないかなと思っております。


[コメント] インゴット79 日付:2002/07/01(Mon) 17:06

主人公のモデルは私だそうです(?)
                  石川

http://www.ingot79.com/


[コメント] TAZAWA.EXE 日付:2002/06/30(Sun) 13:02

TAZAWA.EXEは、何年も前に、岩石試料の粉末X線回折チャート (Powder X-ray
Diffraction (XRD) Chart)
の鉱物鑑定作業を 補助する目的で作成しました。
性能や使い勝手もわるく、バグもあるのですが、ないよりはマシなソフトであります。
Windows
版が完成する見通しがないので、暫定的にDOS/V版をつくって配布します。
以下のアドレスをクリックしてください。

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/tazawa/tazawaj.htm


[コメント] 太極鉱山はどうなのでしょう 日付:2002/06/26(Wed) 17:57

野村様
 大きなナゲットというのは、やっぱりものをみないと
なんとも言えませんね。私のフィールド(静岡-山梨県境
周辺)の住人でナゲットをもっている人がいますが、川で
採った砂金を溶かして固めたもので、大きなものが自然に
あったわけではないようです。

 それでもやっぱり韓国はポテンシャルがあるのでしょう。
残念ながら、昨晩の準決勝では善戦しつつも負けてワールド
カップの決勝進出はなりませんでしたが、韓国人の意気込み
は見習いたいものです。金という苗字が多いのはどうしてで
しょうね。やっぱり金鉱が多いのでしょうかね。

 殷山鉱山以外でも、韓国で金鉱開発をやっているようです。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~aukorea/jp/index.html
をみますと、左上の図で殷山鉱山の近くに赤丸があるので、
一連の鉱化帯かと思いましたが、これは潮力発電の場所で
しょう。韓国の真ん中あたりで、太極鉱山という鉱山を開発
中となっています。がんばってほしいものです。
                      石川潤一 拝

http://www5d.biglobe.ne.jp/~aukorea/jp/index.html


[79] 朝鮮半島、旧満州の砂金 投稿者:野村敏郎 投稿日:2002/06/17(Mon) 16:45

石川様
ご無沙汰です。
黒鉱のオークションは、私も「何じゃ!こりゃ?」と叫んでしまいました。
それはともかく、朝鮮半島の砂金というものに、いままで全然興味を持っていなかったので、しまったナー、と反省しています。
松本さんの話を聞いたとき、正直、ショックでした。
改めて考えてみると、図書館で検索した砂金関連書物にも、戦前に
朝鮮半島と旧満州の砂金に関する本が5-6冊ありました。
でも勝手に「範囲外」と決めてかかって、さっと目を通しただけで
詳しく読んでいませんでした。
あんパン大のナゲットとなると、私の目の色も変わりました。(笑)
今後は好き嫌いを言わずに、砂金に関するものなら何でも調査してみようと思います。
上の本ももう一度よく読んでみます。
(反省を込めて)


[コメント] Re:全羅北道で出た700数十gの砂金塊 日付:2002/06/14(Fri) 23:21

野村様

情報ありがとうございます。
東京にいるときは、ほとんど毎日「new砂金掘り師の酒場」を閲覧しています。
http://freebbs.around.ne.jp/article/n/nikkah/36/khvxmv/khvxmv.html
の貴方の書き込みをみて、アンパン大のナゲット・・・・と考え込んでいました。
私は、このフォーラムで別の方に返信したように、韓国の金鉱山のことはあまり
知りません。Ivanhoe Mines のレポートを読んだりする程度です。
それでも、Ivanhoe Mines がどのような法的な手続きを経て、韓国で鉱山開発
に成功したのか、わかりません。

http://snake.mmaj.go.jp/mric_web/deposit/index.htm
の図の韓国のあたりをクリックしますと、韓国の主要な金属鉱床の位置を知る
ことができます。現在は殷山鉱山しか操業していないそうですが、韓国にも金
鉱床がたくさんあったわけですね。そうした金鉱床がナゲットのオリジンかも
しれませんね。洪積世の段丘堆積物の中に堆積性の鉱床があるかもしれません。
去年モンゴルに出稼ぎに行ったのですが、同国にはそうした鉱床を採掘する鉱
山はたくさんあるようです。

そういえば、今週、日本鉱業協会の現場担当者会議にでました。菱刈鉱山の山田
鉱床では鉱化作用が2回あり、氷長石の年代から推定すると、後の方の鉱化作用
は約70万年前(第四紀の中でも新しいほうですね)に始まったとのことです。
豊羽鉱山では、ある種の弾性波探査で良好な結果が得られ、ノウハウを蓄積すれ
ば、他の場所でも有効かもしれないとのことです。地道な努力ですこしずつ探鉱
技術は進歩しています。
                              石川潤一 拝

追伸 例のアラスカ・ゴールド・フォーラムの、金のナゲット採取位置の鳥瞰写真、
   なかなか興味深いです。


[77] 昭和の初めに全羅北道で出た700数十gの砂金塊 投稿者:野村敏郎 投稿日:2002/06/10(Mon) 09:26

表題の記事を「砂金を掘ろう」の掲示板に書き込みましたので、
お読みください。

http://freebbs.around.ne.jp/article/n/nikkah/36/index.html

freebbs.around.ne.jp/article/n/nikkah/36/index.html


[コメント] 韓国南部で金銀生産開始の報道 日付:2002/05/02(Thu) 14:10

Ivanhoe Mines が、韓国南部で金銀鉱山(殷山鉱山)の操業を開始した
模様ですが、ずいぶんはやいですね。

http://www.ivanhoe-mines.com/s/newsreleases.asp?ReportID=35686


[コメント] 鉱業法施行規則改正に係る説明会 日付:2002/03/09(Sat) 14:57

関東経済産業局 資源エネルギー部鉱業課より、
3月26日に行われる標記説明会についての案内を受け取りました。
Web
による案内はなく、一般的なものではありません。
下の、私のサイトの掲示板の3番目に示した、測地系の変更に伴う
内容です。
私もとくに、説明会の詳細をこのフォーラムに掲げる必要は感じま
せんが、気になる方は、私宛にメールをください。
                         石川潤一 拝

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/04.html


[コメント] 金属探知機のこと 日付:2002/02/23(Sat) 09:00

「鉱山ニュース」と「new砂金掘り師の酒場」で話題になった(話題
にした)金属探知機の原理ですが、勉強不足で、いまのところ、説明
することができません。
勉強して、このフォーラムに書き込もうと思いますが、何十日か後に
なってしまうでしょう。 長い文章になるかもしれません。


[73] 色々考えました…… 投稿者:のりまき 投稿日:2002/02/17(Sun) 08:33

石川様、レス興味深く拝見いたしました。
北朝鮮の金の話は、確かに出所もわからぬあやしげな話が多そうです。
雲山鉱山については特にあやしげな話が多く、あれやこれやの形で利用されてしまっているようです。
そう言えば数年前、インドネシアで『新発見された有望大金鉱脈』の、とんでもない詐欺事件がありましたね……
現在、投資の対象としてが大変に脚光を浴びていますが、金鉱発見といえば聞き耳をそば立て、投資対象として突然金が注目されるなど、確かに『わが日本も、あまりまともな議論もせずに、なりゆきみたいに物事が決まったり』してしまっています。
だいたい金鉱のことに限らず、物事を少し深く見てみるだけで世の多くのマスコミなどの言うことがあてにならないし、悪く言ったら大切なことをいいかげんに扱っているなあ~~と感じられることが多いです。

探査技術と直接関係のないレス、失礼致しました。

www5.gateway.ne.jp/~norimaki/ho-mu.htm


[コメント] Re:金についての噂 日付:2002/02/17(Sun) 01:33

 日本でも海外でも、鉱脈、特に金鉱脈の情報には、やっぱり慎重に
ならざるを得ないです。私みたいに、「金鉱を探そう」と煽り立てて
いる者がいうのも変かもしれませんが、本音としてはそう思っていま
す。たとえば、新聞に、「・・・g/tの高品位の鉱脈があった」と書か
れていたとしても、脈幅が記載されていなかったら、小さな細脈(現
場では「ビリ」と言います)に過ぎないのでは、などと勘ぐってしま
います。
 北朝鮮の鉱業事情は、勉強不足でわかりません。このフォーラムで
政治的なことは書きたくない、ということもあるし、北朝鮮の情報は
不正確なものが多すぎます。頻繁に北朝鮮のことを書いている月刊誌
がありますが、出所不明の情報ばかりだったり、書いている「ノンフ
ィクション作家」が、「俺が書いているのは、ほとんどフィクション
だ」と言ったとか(言わなくてもわかっていますが)。
 それでも、比較的信憑性がある情報から判断すれば、北朝鮮では
70年代に、多くの山を開墾して段々畑にした結果、却って土砂や崩
壊物が流されて、農業にダメージをあたえたばかりか、森林がなくな
ったために、鉱山で使う坑木も著しく不足しているようですね。
 ごく少数のひとがなんでも決める体制というのはたしかにまずいし、
今日(昨日?)のニュースで見たマスゲームも、好きになれません。
しかし、わが日本も、あまりまともな議論もせずに、なりゆきみたい
に物事が決まったり、仰々しい儀式は欠かさなかったり、盆暮れの贈
答はさかんだったり・・・・、北朝鮮に似ている面が多々あるのでは
ないですか。
                         石川潤一 拝


[71] 金についての噂 投稿者:のりまき 投稿日:2002/02/16(Sat) 07:37

石川様、韓国で金鉱脈発見のニュースがあったとの書き込み、興味深く拝見いたしました。
朝鮮半島の地下資源はむしろ北朝鮮側に多いようで、金鉱山は雲山(平安北道)がかねてから有名ですが、例によって(笑)坑道の水没など色々北朝鮮らしいトラブルがあるようで、現在あまり上手く採掘されていないようです。一度在日の資本・技術を導入して雲山鉱山の復活を図るとの報道がされましたが、続報を聞きません。たぶん上手くいっていないのだと思います。
ちなみに噂の域なのですが、朝鮮半島有数の景勝地、金剛山にも大規模な金鉱脈が埋まっていると話を聞いたことがあります。その噂によれば、金鉱よりも景勝を優先させるべきとの金日成親子の方針!?によって、金剛山金鉱開発は見送られているのだといいますが???

www5.gateway.ne.jp/~norimaki/ho-mu.htm


[コメント] 「韓国で大規模な金鉱発見」の報道 日付:2002/02/10(Sun) 03:28

この報道は、いままで書き込むのをためらっていたのですが、
やっぱり紹介することにします。

「韓国の南部で大規模な金鉱が、衛星画像により、発見された」と、
The Korea Times
の記事(129日)
http://www.hankooki.com/times/200201/t2002012917485640110.htm
で報じられています。
韓国本土の南西端部、全羅南道、海南(へなむ)の周辺の模様。
韓国では、この3~4年、国内で金は採掘されておらず、ほんとうに
毎年1.5tの金が採れれば、菱刈の3分の一くらいでしょうか。
Ivanhoe Mines が関係しているらしいので、関心がある方は、
http://www.ivanhoe-mines.com/s/ExplorationInSouthKorea.asp?ReportID=7979
も参考にしてください。

報道内容について、私(石川)は責任を負えません。韓国の産業資源省か
Ivanhoe
に質問してください。リモセン一般についても、専門家がたくさんいるので
そっちにきいてください。

http://www.hankooki.com/times/200201/t2002012917485640110.htm


[69] ありがとうございました。 投稿者:持元宏 投稿日:2002/01/27(Sun) 21:35

オーストラリアの鉱床図、大変貴重な情報をありがとうございました。
現地でも日本語の表示できるパソコンがあったので、参照することができ、今この鉱床群の上にいるのかという感慨ひとしおでした。
また新情報もご教示いただいて恐縮です。
今回の旅行では鉱山見物はできませんでしたが代わりにゴールドラッシュ時代を再現したテーマパークを楽しむこともできました。

石川様にはいつもお世話ばかりおかけしております。本年も相変わりませずよろしくお願い申し上げます。


[コメント] MOLE Stereo 日付:2002/01/25(Fri) 22:10

断裂解析のフリーウェアを紹介します。鉱脈の方向のデータ処理にも使えます。
シュミットネット投影、頻度分布図、ローズダイアグラムなどが作成可能。
この種の英語のソフトはいろいろありますが、日本語のはあまり見ません。
昔の、岩松先生作成のN88BASIC上プログラム以来か?

http://www.t-kougaku.co.jp/soft/net/stereo.htm


[コメント] 追伸 日付:2002/01/21(Mon) 23:14

物理探査学会の雑誌「物理探査」の最新号(Vol.54 No.5)
岡田論文所収の図をみても、オーストラリアは新しい鉱床が
どんどんみつかっていますね。
先般の図は、やっぱり古いです。

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/fig3.jpg


[コメント] おめでとうございます 日付:2002/01/12(Sat) 09:09

持元 宏 様
おめでとうございます。
メールでも伝えたのですが、ケアンズの付近の鉱床の図を
サーバーにいれときます。ちょっと重いです。
QUEENSLAND MINING GUIDE 1958 EDITION」に付いて
いる図です。古いので、新しい鉱山は載っていないかもしれません。
それでも著作権に触れる恐れがあるので、一部だけにします。
取り急ぎ、お祝いまで

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/qlm.jpg


[65] 訂正 投稿者:持元宏 投稿日:2002/01/07(Mon) 12:40

ケアンズは東海岸ですね。失礼しました。


[64] オーストラリアのケアンズへ行きます 投稿者:持元宏 投稿日:2002/01/07(Mon) 12:35

あけましておめでとうございます。
今日は「管理者」ではなく持元宏として書き込みます。

昨年11月に結婚し、テロ自衛策で延期していた新婚旅行へ今月出かけることになりました。
行き先はオーストラリア西海岸のケアンズという町です。ここは金鉱石の積み出し港として栄えた所だそうです。
旅行は鉱山抜きですが、嫁さんも鉱山好きなので楽しみです。
もしかすると鉱山記念館のような施設に出会えるかも。発見があれば書き込みます。


[63] そちらは今、夏ですね。 投稿者:のりまき 投稿日:2002/01/04(Fri) 08:13

こちらには初めて書き込ませていただきます。
石川様、お久しぶりです。こちらには時々お邪魔しておりました。
私も数年前パースに行ったことがあるので、なつかしく思い書き込ませていただきました。
確かパースの近くの町(近くとはいっても、日本とは距離感覚が違いますが……)で、昔ゴールドラッシュで栄えた町があったと思いました。また、パース北方の海岸で、金属探知機を動かしている人物がいて、『なにをやっているのでしょうか?』と、そばにいた人に尋ねてみると、『あれは金を探しているんだよ』。と、答えてくれたことを思い出します。
では、今年もよろしくお願いします。

www5.gateway.ne.jp/~norimaki/ho-mu.htm


[コメント] 賀正 日付:2002/01/01(Tue) 16:04

あけましておめでとうございます。

探鉱技術や金鉱の情報収集で、西オーストラリアのパースに
いるのですが、今日は元日でどこもお休み。
インターネットカフェに立ち寄ったら、日本語を扱えるパソ
コンがありました。
2002年1月1日 石川潤一 拝


[コメント] 私流の「過去の鉱山の調べ方」 日付:2001/11/25(Sun) 18:06

別のサイトの掲示板に書いたのですが、たまに質問がくるので、
転載します。一部修正しています。(石川)

私流の「過去の鉱山の調べ方」は、だいたい次のとおりです。

1.検索エンジンや地学文献検索サービスで調べる
2.日本鉱産誌、日本の鉱床総覧、各県の鉱産誌などをあたる
3.地質調査所や県が発行した地質図の説明書を調べる
4.市町村の「○○村誌」の類を調べる
5.現地に行って調べ、地元の人の話も聞く
6.役場や官庁の資料をあたる
7.金属鉱業事業団資料をあたる
8.鉱山会社等にあたる
9.鉱業権者や出資者等の事情について調べたければ帝国データバンクを使う
10.もっと調べたければ、探偵を使う

2~7の順番は変えてもかまわないでしょうけれど、その過程で文献が
あることがわかったら、国会図書館等でコピーをとることになります。


[コメント] -現代によみがえる黄金の国・日本(ジパング)- 日付:2001/11/20(Tue) 07:32

標記の講座の案内です。

期 日 H13.12.1 ()  時 間 10:0012:00
会 場 神楽坂校舎近代科学資料館
受講料 一般2,000
定 員 20
担当講師
東京理科大学工学部(元近代科学資料館館長) 教授 杉田利男氏

http://www.sut.ac.jp/edu/shougai/kindai2.html


[59] Re ジチゾン法 投稿者:P&H 投稿日:2001/11/07(Wed) 18:46

.なるほど。一寸、大久保書店で立ち読みしていて、安くて簡単
速いかと思ったのですが.廃れていたようですね..


[コメント] ジチゾン法その2 日付:2001/11/02(Fri) 18:34

 ジチゾン法は、国内の鉱床探査では、主として土壌地化学探査の
分析法として、30年くらい前まで、行われていました。
しかし、私がいまの商売を始めた時期には、探鉱目的にはほとんど
行われなくなっていました。ですから、私も自分でやったことがない
ので、先輩に聞いてみました。

 同法は、簡便で、現場で採取した試料を宿で分析できるので、すぐ
に分析値を得ることができます。
 しかし、誤差が大きいのだそうです。土壌から塩酸などを使って溶
出して分析するのですが、充分に溶出できているかどうか、疑わしい
場合も多かったそうです。
 分析できる元素も限界があり、銅・鉛・亜鉛を分析するにしても、
3元素がいちど定量できるわけではありません。鉛の定量の際には、
シアン化カリ等を添加したりします。金などは分析できません。

 いまは、もっと違う分析法のマルチパッケージで、一度に多くの元素
を安価に分析できます。
 明日までに分析値を得て、トレンチや試錐の場所を決めて、書類を
提出しなければばらないとか、地権者に話をしなければならないとか、
極端にせっぱ詰まった状況でなければ、私はジチゾン法は用いないで
しょうね。


[57] Re;ジチゾン法 投稿者:P&H 投稿日:2001/10/31(Wed) 04:26

坑内休憩所で回答して頂いたP&Hです.シロウトっぽいトコですが、ジチゾン法について、
近年、あまり行われないとの事ですが、なぜんんでしょう?他の方法に比べて安くて
速そうですが?


[コメント] 金鉱発見の夢、ゲームで=プレステ2用に制作-三菱マテ子会社など 日付:2001/10/17(Wed) 22:04

時事通信によれば、以下の通りです。

 非鉄最大手三菱マテリアルの子会社とゲームソフトメーカーのファブコミュニケーシ
ョンズ(本社東京)は17日、金鉱脈を探査・発見するシミュレーションゲーム「一発
千金!」(仮称)を共同制作すると発表した。ソニー・コンピュータエンタテインメン
トの家庭用ゲーム機「プレイステーション2」用として、2002年11月ごろに売り
出す。 

http://www.mmrc.co.jp/


[コメント] 金と水銀について 日付:2001/10/04(Thu) 00:15

> 水銀鉱物があるところは、金の有望地と思ってよいのでしょうか。
これは一概には言えません。たしかに、
http://www.aist.go.jp/GSJ/bHOK/gguide/Mine/D16.html
をみても、北海道東部で、金鉱床と水銀鉱床の分布は似ています。
しかし、ひとつの鉱山で、金と水銀の両方を採ってもうけた例は、あまり
ありません。
 また、鉱脈ができるとき、流体のなかに金と水銀の両方を含んでいた
としても、金と水銀とでは析出する条件(温度、圧力、化学的条件等)が
異なることが多いのです。水銀は、熱水が圧力の低下で蒸気になった場所
で析出したりします。その場合、蒸気は、熱水が通れないようなところも
透過して、割とくまなく鉱化作用が及ぶので、水銀の鉱徴をつかむのは容
易です。(「蒸気卓越型地熱貯留層」の探査が容易なのと同じです。)
下に、金鉱床があって、上に水銀の鉱物がある場合もありますので、水銀
鉱物がある場所は、普通の場所よりも、下部に金鉱床がある可能性が高い
ということは言えます。

>
 それから、そういう場所で金の鉱区をかけると、昔
>
水銀を採っていた時期の鉱害の責任もひきつぐことに
>
なるのでしょうか。あわせて教えてください。
古い鉱区が消滅し、新しく鉱区をかける場合には、同じ場所でも責任を負
うことはありません。
しかし、以前からの鉱区を引き継ぐ場合には、引き継いだ鉱業権者が、責
任も引き継ぐことになります。
いずれにせよ、鉱山をやるからには、鉱害対策もきちんとしなければなり
ません。

http://www.aist.go.jp/GSJ/bHOK/gguide/Mine/D16.html


[54] 御指南お願いします 投稿者:匿名希望 投稿日:2001/09/29(Sat) 11:28

 北海道に住んでいる者です。
 北海道の北東側では、金鉱脈の付近に水銀の鉱物が
ある場合が多くあります。それなら、水銀鉱物がある
ところは、金の有望地と思ってよいのでしょうか。
私の家の近くで、戦前水銀を採った所があります。だ
けでも、金鉱脈は知られていません。
 それから、そういう場所で金の鉱区をかけると、昔
水銀を採っていた時期の鉱害の責任もひきつぐことに
なるのでしょうか。あわせて教えてください。


[コメント] よろしくおねがいいたします 日付:2001/09/20(Thu) 22:49

風間 進 様
 書き込み、ありがとうございます。
80年代に、秋田県や青森県の旧鉱山調査に明け暮れ
していた時期があります。
地元のご年輩の方々の話を聴取することも多かったの
ですが、どうしても、昭和初年より古い頃のことを正
確に聴くのは難しかったです。
私のほうも、
「あの鉱山では、まだあの辺に鉱脈が残っているはず
だ」
とか
「この鉱山は、下の方は鉛や亜鉛の脈だが、山頂のほ
うでは金や銀を採ったと言われている」
というような、実利的な話に関心が向いてしまい、総
合的な鉱山史を頭のなかで構成する機会は、あまり多
くはありませんでした。それでも斉藤実則先生の著書
は、ずいぶん参考になったと記憶しています。
 いま、山の中で、某3000m峰の近くでモバイル
しているのですが、帰りましたら、鉱山の歴史フォー
ラムに書き込みさせてください。
 よろしくおねがいいたします。
                   石川潤一 拝


[52] ご挨拶 投稿者:風間 進 投稿日:2001/09/19(Wed) 00:12

探鉱技術フォーラムの石川チェアマン始め各位にご挨拶申し上げます。
歴史フォーラムの小屋番をさせて頂くことになりました風間です。
鉱山技術のことはなにも知りませんが、隣の頼りないフォーラムを宜しくお願い致します。
石川様の肩書き「南アルプス金鉱探査センター」を拝見して思い出すのは、遠い昔、私が高校山岳部員だった頃のことです。
当時、人形峠でウラン鉱が見つかったためか、どこかの役所がアルプス沢筋の土砂を採取し、ガイガーカウンターで計測作業をすると、登山の交通費を補助してくれるという時期がありました。
私が一年生の頃は、カウンターは大きく重く、勿論、一年生が背負うことになっていました。
上級生になり、この加役がなくなるころには、カウンターはポケットラジオ程度になり、どこに仕舞ったか解らないくらいになりました。
高校時代、この制度を利用して、夏になると甲斐駒ヶ岳や夏沢峠、鳳凰三山、千丈岳などを駆けめぐりました。
今では、半世紀の齢を過ぎて、尾瀬を歩いても息切れがするようになりましたが、南アルプスは青春の楽しい思い出です。
たまには、歴史フォーラムの方にも何かお書き下さるようお願い致します。


[コメント] アドレスの変更(南アルプス金鉱探査センター) 日付:2001/09/06(Thu) 20:09

南アルプス金鉱探査センターは、アドレスを以下に変更します。
よろしくおねがいいたします。
石川潤一 拝

http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/akaisi.htm


[コメント] 一般論として言えば 日付:2001/09/05(Wed) 23:49

阿部さんの町をはじめとする複数の町村の温泉探査の
ことは、覚えています。だいたいどの辺でボーリング
をやったかも記憶しています。業者も知ってます。
しかし、その業者が自治体に提出した報告書なり提案
書なりがあると思うのですが、私はそれを読んでいま
せん。具体的に述べれば不見識になります。

それに、権威のある「先生」が温泉掘削の場所を決め
て、失敗したらボーリング屋がわるいと言われるよう
な、ひどい話をたまに耳にします。
そんな類のばからしい「処置」が、いろんな場面でやら
れていると思えます。私がうっかり書いたことが、まじ
めな技術者を苦しめることを危惧します。

そんなわけで、阿部さんの町のことでなく、一般的な
ことを申し上げます。

ヘリコプターの温泉探査は、普通は、ガンマ線の測定
です。このサイトで以前にも書きました。いまは持ち
運びが容易な機器がありますので、人が行ける所なら、
直接地面ではかったほうが精度が高いのです。一般に
は、そのほうが安上がりでしょう。
また、地表付近では、断裂はばらけていることも多く、
ガンマ線異常の場所と、温泉脈となる断裂が、同じ場
所かどうかは、別の調査で検証する必要があります。
断裂が完全に垂直とは限らないので、傾斜を調べなけ
れば、温泉にあたらない恐れもあります
更に言えば、このサイトで以前に述べたように、変質
帯などでもガンマ線の異常が現れることがありますが、
その場合、ガンマ線異常は、その付近の下に温泉があ
る根拠にはなりませんね。
ですから、特に深部掘削の場合には、その場所にあった、
いくつかの種類の探査を行い、クロスチェックしたり、
トータルに考えることで、温泉掘削の成功率を高めるこ
とができる場合が多いと考えています。


[49] ヘリコプターによる温泉探査 投稿者:阿部克弘 投稿日:2001/08/27(Mon) 23:39

石川様
 絵はがき、ありがとう。
もう、帰ったと思いますが、ちょっと教えてください。
鉱脈ではないのですが、「地下資源」のことです。
まえにちょっとうかがったことですが、しっくりいか
なかったので....
 12年くらい前に、私の町と隣の町が、共同で温泉の
探査をしました。ヘリコプターを飛ばして、場所を決め
てボーリングをしたのですが、温泉はでませんでした。
何が問題だったのでしょうか。
 同じような例が、たくさんあるようですが。


[コメント] 謹告 日付:2001/07/17(Tue) 19:14

今月下旬より約一ヶ月間、インターネットが
ほとんど使えない所にいる予定ですので、
ご返事等が遅れるかもしれません。
お許しください。
  石川潤一 拝


[コメント] Re:砂金から金鉱脈へ 日付:2001/06/18(Mon) 21:21

 砂金があっても、上流に石英脈等がない理由は、まず、
以下のように、いろいろな可能性を考えてみればいいの
ではないですか。

1.ほんとうはあるけれど、土壌等に覆われている。
2.脈が細かすぎて、網状脈や鉱染帯というほうが
  よい状態になっている。それらが拡がりをもっている。
3.南薩型金鉱床など、一般の人にはわかりにくい金鉱床
  が形成されている。
4.脈などはなく、山稜部にのっている、新しい砂
  礫(岩)層や泥(岩)の層に砂金が含まれている。
5.砂金を含んだ砂岩や礫岩の地層が、中腹にある。
6.上流に、昔の選鉱場、貯鉱場などがあった。

まだほかにも、いろんな可能性を思いつくでしょう。
あとは、実際に調べて、それらの可能性のひとつひとつ
を消去していけばよいはずです。

>
 ところで、(何もかも一度に書いてすみません)石川さ
>
んは鉱業法にお詳しいようなので、お尋ねします。
>
もし日本でダイヤモンドが見つかったらどうすればいい
>
のですか。鉱業法で定められた鉱物に、ダイヤモンドは
>
入っていないわけですが、如何でしょう。私、一応はグ
>
リース方で探しております。(砂金掘りのついでにです
>
が。)死ぬまでに1粒位、出会うかなと期待しておりま
>
す。

 私は、鉱業法にくわしいわけではありません。これから勉強
しなければいけないと思っています。
 確かに、野村さんがおっしゃるように、日本の鉱業法では
ダイヤモンドは対象として記載されていません。ですから、
他の諸法規を守れば、日本でダイヤモンドがあれば、鉱業権を
申請しなくても、勝手に採掘してよい理屈になります。しかし、
現実には困難です。他の人もその場所でダイヤモンドを掘ろう
とするでしょう。混乱してしまいます。ですから、法的な権利を
得る必要があります。
 実は、ゼオライト(沸石)も鉱業法の対象として記載されて
いません。しかし、日本にも、ゼオライト鉱山があります。
そうした鉱山は、粘土とか硫化鉄とか、別の鉱種で鉱業権を得て
いるのです。鉱業法に記載がない鉱物でも、付随するものは採っ
て売ってよいことになっています。ですから、ガリウム等のレア
メタルも鉱業法に記載はありませんが、日本の金属鉱山は、これ
らを採掘し、生産してきました。
 ダイヤモンドも同じです。キンバーライト(知ってますよね)が
あれば、銅か鉄の鉱物があるでしょうから、銅とか鉄とかで出願す
ればよいのです。
 野村さんのダイヤモンド探査の成功を祈ります。


[46] 砂金から金鉱脈へ 投稿者:野村 投稿日:2001/06/16(Sat) 18:01

3年前に私と仲間で砂金を発見したとき、その源である
石英脈を探そうと、上流へ上流へとたどりました。
しかし1カ所へは行き着きませんでした。
支流が合流している所から上流側へ、どちらも充分遡っ
た場所で探してみると、両方で砂金が見つかる。さらに
上流で支流が合流している場所でも、またどちらからも
砂金が見つかる。結局、そこら中一帯に砂金の供給源が
あるとしか考えられない。どうもこれは2次堆積の砂金
ではないかと言うことになりました。
そこで私は、とにかくどこで採れるか、広範囲に調べま
した。3年間で8水系30カ所以上で砂金が見つかりま
した。次にしたことは、金山の下流で砂金を調べてみま
した。3カ所の金山に行き、勿論採れましたが、形状が
既に集めていた砂金とかなり異なるようです。厚いと言
うか、棒状なのです。
ただ30数カ所のうち2つだけは、金山付近の砂金に似
ているように思えます。この2カ所だけは、源を探らね
ばならないと我々は考えていますが、一応、保留にして
あります。
如何でしょう。石川さんのお考えをお聞かせ下さい。

目下、私の砂金掘りの最終目的は、「新しい趣味として
広められたら」と言うことです。川で砂金を掘っている
といろんな人に出会います。釣り、カヌー、ラフティン
グ、水石探し、バーベキュー、・・・。川での遊び方も
人それぞれです。はやく「砂金」が趣味として認められ
たらなあ、と言うのが私の希望です。あの、初めて砂金
を見つけたときの感激を、一人でも多くの人に知っても
らえたらと願ってやみません。

砂金探し専用の金属探知機というのは、砂金だけに反応
する探知機では在りません。オールメタルモードで使用
するので、全ての種類の金属に反応します。砂金探し専
用の意味は、「砂金探しに使える探知機はこの種類しか
ない」という意味です。コイル式の探知機で、金だけに
反応する、あるいは、金だけを識別するというものは、
現在の所ありません。接触式のプローブ(砂礫層に差し
込む物)ではGoldspearと言う機種が金だけを
識別可能です。私も1台所有していますが、ただ今、故
障中です。
山金の微粒子を探知機で、というのは難しいでしょうね
え。アメリカのギャレット社の社長が書いている本では
金山の廃坑で、探知機を使って反応のあった石英脈を叩
いて、見事な自然金を出したという写真が出ていますが、
石川さんの場合、金鉱脈そのものを探している訳ですか
ら、探知機はお役に立てないと思います。やはり地質調
査と物理探査でしょうか。
25年も前に大学で、物理探査も一応習ったのですが、
懐かしい限りです。今では随分と進歩しているのでしょ
うねえ。

ところで、(何もかも一度に書いてすみません)石川さ
んは鉱業法にお詳しいようなので、お尋ねします。
もし日本でダイヤモンドが見つかったらどうすればいい
のですか。鉱業法で定められた鉱物に、ダイヤモンドは
入っていないわけですが、如何でしょう。私、一応はグ
リース方で探しております。(砂金掘りのついでにです
が。)死ぬまでに1粒位、出会うかなと期待しておりま
す。


[コメント] 金探知機ほか 日付:2001/06/10(Sun) 23:15

野村様、 こちらこそよろしくおねがいします。
 私も、ホリオさんの「砂金を掘ろう」というサイトの、
隠れた(?)ファンです。掲示板に簡単なご挨拶の書き込みを
したことがありますが、簡単すぎたかもしれません。
ホリオさんは体調もよくなったようで良かったです。
 ただ、私がどうしてホリオさんのサイトに興味をもつかと
いえば、野村さんとは動機が違うでしょう。いまのところ私は、
砂金そのものを採ろうとか、採ってもうけようとは思っていま
せん。砂金があるということは、その上流に金鉱床がある可能
性を示す鉱徴ではないかと、関心をもつわけです。
 私は、北海道にも鉱業権の出願をしようかとかんがえていま
す。ホリオさんのサイトの中の「北海道砂金と金の産出記録」は
私にとっても、たいへん貴重なデータであります。
 ホリオさんの掲示板での野村さんの書き込みは長文で、ひと
とおりは拝読しましたが、どこまで私が咀嚼できているか自信
はありません。それでもあえて言えば、最近のアメリカの金探
知機(金属探知器)は性能がよくなって、埋蔵金などだけでなく、
砂金なども対象にしはじめているそうですね。
 しかし、私が対象にしている金鉱脈というのは、石英が主体の
1トン鉱石の中に、せいぜい数十グラム程度の金を含むものです。
ひとつひとつの金(正確には銀との固溶体のエレクトラムであっ
たりします)の大きさは、一般には、長径0.1mm以下でしょう。
菱刈鉱山でさえ、そこら中に目で見えるような金があるわけでは
ありません。たまには、
http://www2.odn.ne.jp/~aab06570/index.html/gold-of-japan/japan-gold.htm
にあるような、大きな自然金もありますが、それらは特殊なものだ
と考えたほうがよいでしょう。
 砂金は、流されたり堆積したりする過程で、比較的大きな粒に
なりますが、山金の粒子はどうしても、微粒の場合が多いのです。
そういうものが、現在の金属探知器で検知できるのかどうか、極めて
疑問です。むしろ、黄鉄鉱とか狩猟用の散弾ばかりが「検知」されて
しまうような気がします。ただ、私も自分でGoldbug2などを買って
使ってみたわけではありません。もし山金でも有効だという資料や
情報がございましたら、教えていただきたくよろしくおねがいします。
 ドレッジについては、昔の資料をみると、日本でも「採金船」と
称するものがあったとか、たとえば、
http://www.tomashworth.com/dredging.shtml
などをみまして、アメリカの砂金採りが盛んにやっていることは知って
います。
 私のフィールドの南アルプス地域の地元のひとで、ときどき椀かけで
砂金を採っているひとがおられますが、1日に2グラムぐらいしかとれ
ません。ドレッジでもやれば、採算があうくらいとれるかもしれません
が、技術的、法規的問題があることは、(ドレッジという言葉はつかっていませんが)このフォーラムの最初のほうで述べたとおりです。
 探知機についてはAuのみに反応する超高感度のものがでればいいですね。良い情報がございましたら、教えてください。
                         石川潤一 拝


[44] 初めまして 投稿者:野村 投稿日:2001/06/08(Fri) 16:56

初めまして。神戸の野村と申します。
ホリオさんの「砂金を掘ろう」(北海道の砂金掘り)のホーム
ページに、この頃、砂金専用金属探知機やポータブルドレッジ
、兵庫県の砂金などについて書き込みをしております。
ご一読下さいましてご意見を頂ければ幸いです。 草々。


[43] 無題 投稿者:木嶋 投稿日:2001/05/14(Mon) 06:05

参照、おくれてしまいました。X線分析など、色々と方法はあるようですね。
SUS
やアルミ合金の識別は端に塗られた塗料の色ぐらいしかありませんしね。


[コメント] いろいろな用途があるのですね 日付:2001/05/10(Thu) 19:52

船橋様

 X線回折の用途は、岩石や鉱物以外にも、いろいろあるのですね。
そういえば、どこかの工場に頼まれて、試験をしたことがありますが、
チャートの鑑定にずいぶん時間がかかったことがあります。
 それから、火山ガラスとかアロフェンのような非晶質については、
バックグランド(といってよいのか?)の高まりで、ある程度、推定
することはできます。

 実は最近、MacDiff 4.2.4という、フリーウェアのマッキントッシュ用
X線回折結果解析ソフトを、
http://www.geol.uni-erlangen.de/macsoftware/macdiff/
からダウンロードして、使っています。
各種X線回折装置から出力される、様々な形式のデータを読み込むことが
できます。貴社(理学電機)の形式ものも、PhilipsSiemensなどの形式の
ものも読み込めます。
それは結構なのですが、デジタルデータがなくて、チャートだけがある場合、
どうやってデータをつくるのが合理的でしょうか。
データは一般的に、たとえばExcelの各行に0.01度ごとに、角度(2θ)、
強度、バックグランドの高さを入力して、csv形式か、txt形式で保存したよ
うなデータです。もちろん0.01度ごとに物差しで測って入力するというような
馬鹿なことはしませんが、行数が多すぎて、Excelの画面でスクロールする
だけでも、面倒です。
このサイトの閲覧者で、横着してできる方法をご存じの方は、教えてください。

 「金鉱脈の付近では、岩石が変質している」というのは、一般論として真
ですが、その逆は言えません。つまり岩石が変質しているから金鉱脈がある
とは限りません。むしろ、金をほとんど伴わない変質帯のほうが圧倒的に多い
でしょう。しかし、フィールドで、ある程度金を含んだ石英脈があるという
前提があれば、変質帯の性状をみて、これは鉱化変質帯のどの辺に相当する
なというような作業仮説をたてることができるわけです。
                           石川潤一 拝

http://www.kt.rim.or.jp/~sodom/akaisi.htm


[41] X線回折でもパターンを記憶出来ます。 投稿者:船橋善夫 投稿日:2001/05/09(Wed) 22:09

X線回折装置でもパターン(X線回折プロファイル)を記憶出来ます。
例えば、地層と違う異なる場所の土を採取してX線回折に掛け、各々
のデータを記憶させておきます。次に、未知の土の回折パターンと比較
照合して一致度を数値で表します。
実は、このソフトは犯罪捜査で活用されています。
ただ、実際は交通事故等で付着した塗料がどのメーカーの塗料か程度ま
でで、どのメーカーのどの車種までは着きとめられないようです。
ただ、メーカーまで分かれば捜査上は相当な前進だそうです。
X線回折の利用としては、よく聞く話は原料の受け入れで本当に注文
品が入庫しているか否かの確認に使いたいという話は聞きます。
SUS
304なのか316なのか容易に知りたいというニーズが有るようです。
プラスチックの判定にも応用がきくかも知れません。ただ、X線回折
の相手は基本的に結晶質材料なので、プラスチックへの適用は困難か
もしれません。


[コメント] re:POSAM re/γスペクトロメ-タ- 日付:2001/05/07(Mon) 00:29

木嶋様
 山の中にいて、ご返事が遅れました。標高18002000mでそんなに
高くもなく、5月だというのに、新雪が降ってきました。重装備だっ
たのでトラブルはありませんでしたが、岩盤はみえなくなるし、労し
て功なし。よくない見本ですね。
全国の山師の皆さん、効率的な探査をやっていきましょう。

 さて、ご質問のPOSAMですが、私自身が直接つかったことはありま
せん。ただ、ボーリングのコア(岩芯)でも有効です。ある場所で
コアを観察している時、白い粘土鉱物があり、わりとテカテカして
いたので、絹雲母(セリサイト)ではないかと思ったのですが自信
がなかったので、同じ場所にいるひとにPOSAMにかけてもらったら、
絹雲母でした。その後、その試料をX線回折にかけても、やっぱり
絹雲母でした。
 プラスチックとか、有機物の鑑定機器については、専門外なので
わかりません。

 それにしても私の探査対象は、日本で二番目に高い山を含む山岳
地帯なので、地形が険しく機器をもっていくのも大変です。
先般もカメラをひとつ駄目にしました。ハンマーでさえ、腰にぶら
さげていると柄が岩場にぶつかって危ないと感じてザックにしまう
こともあります。ハック社の分析機器にしてもPOSAMにしても、優れ
た機器なのでしょうが、より安く、よりコンパクトなのが理想ですね。
                    石川潤一 拝


[39] POSAM re/γスペクトロメ-タ- 投稿者:木嶋 投稿日:2001/05/02(Wed) 01:14

同和鉱業()さんのwebで紹介されている、POSAMですが、お使いになった事は
ありますでしょうか? かなり小型でスゴい(価格も)ですが。パタ-ンを記憶
出来るらしいので,岩石鉱物以外にも現場で直ぐに記録したり分析同定したい時に
あるといいですね。一寸探査の話題から外れますが、例えばハンディなプラスチック
用なんかもどこかで出していないかと思ってますが.


[コメント] 無題 日付:2001/04/17(Tue) 20:30

船橋様
情報、ありがとうございます。

粉末X線回折装置のことも、ガンマ線スペクトロメータの
ことも、私の考えでは、金探査にとって有効ですので、
このサイトの主旨にあわない、ということはありません。
ガンマ線の金探査への応用は、たぶん、昔は行われていな
かったでしょう。
新しい機器のことをもっと知りたいとおもっています。
よろしくお願いいたします。鉱床探査に役に立つことなら、
企業の宣伝でもかまいません。
いまでも、貴社のガイガーフレックス2078型のお世話になっ
ています。
貴社のサイト
http://www.rigaku.co.jp/
に掲げられているMiniFlexは、大きさもさることながら、
岩石鉱物分析のソフトが付いているとのことで、
関心をもっています。
http://www.kt.rim.or.jp/~sodom/11.html
に、金鉱探査センター 東京事務所の住所がありますので、
カタログ等をお送りいただければ幸甚です。

X線回折ではありませんが、
http://www.dowa.co.jp/MandM/8_POSAM.htm
をみると、現場で反射する電磁波の波長構成から、変質鉱物
を同定する機器というのもでているので、この分野も競争が
激しくなりそうですね。
                   石川潤一 拝


[37] 無題 投稿者:船橋善夫 投稿日:2001/04/12(Thu) 22:07

石川様

先ほどのメイルで1点だけ訂正させてください。
後ろから8行目の450mAとあるのは450Wの間違いです。
大変失礼致しました。


[36] X線回折装置の件 投稿者:船橋善夫 投稿日:2001/04/12(Thu) 22:03

石川 潤一 様

ガンマ線スペクトロメータの件、早速の御返事有難うございました。
実は、私はX線回折装置の販売に携わっているものです。
私がお客様に接した限りでは、どうしてもX線回折とか蛍光X線の
話になってしまうものですから、その範囲の狭い情報で御質問やら
余計なことを申し上げてしまいました。
大変失礼を致しました。

ところで、御質問のX線回折装置の件ですが、販売に実際携わって
いる立場で発言せざるを得ないことを御容赦下さい。
X線回折装置のメーカーが集まる団体があります。公平を期せばそち
らへお尋ねになればそれなりの情報の提供はあるかと思います。
その団体は日本分析機器工業会です。
御質問のポータブルなX線回折装置は、私の知る限りでは弊社の装置
が一番合致していると思いますが、公平を期すためには工業会の方に
お尋ね下さい。
弊社装置のスペックを簡単に御紹介させていただきますと以下のように
なります。

1.寸法:装置本体 560(W)×354(D)×582(H)mm
CPU
デスクトップパソコン(Windows95)
2.出力:30kV 15mA(450W)
3.X線管:Cu
4.ゴニオメータ:縦形
5.ソフトウエア

なお、弊社のHP Adressは、http://www.rigaku@co.jpです。
こちらをご覧になれば連絡先も分かります。
ちなみに、私は東北の方におります。

この装置のスペックである450mAは大昔或る鉱業会社の主任研究員の
方がアルカリ骨材(モンモリロナイトとかクリストバライトとか)の定性定量分析
目的のために450mA出力の装置があれば必要且つ充分である旨のアド
バイスを寄せられたことがあり、多分そこいらへんも装置化の参考
になったのではないかと私は思っています。
上記の装置はポータブルな装置と言いきれるかどうかは私には分かり
ませんが、100Vの安定な電源があればどこでも使用できるという意味
では該当品と言えるのではないでしょうか。

弊社の宣伝になってしまい、本コーナーの主旨に反しているやもしれ
ませんが御容赦下さい。


[コメント] re:ガンマー線スペクトロメーターの件 日付:2001/04/11(Wed) 00:09

 私は、温泉探査と鉱床探査にガンマ線スペクトロメータを使って
います。
 「探鉱」技術フォーラムですので、鉱床探査関係について先に
述べます。
 金鉱脈の付近は、鉱脈生成時の熱水作用で岩石が変質している場合
が多く、その場合、変質帯の位置や性状や規模などを把握することが
必要となります。
 岩盤の露出が多い場所で、地表の変質帯を知るのは比較的容易です。
しかし、鉱脈や変質帯の上に、それらが形成された時期よりも新しい
い地層がある場合、どうやってその下を知ろうか。ということになり
ます。岩石が粘土鉱物などに変質すると、一般に電気抵抗(比抵抗)
が低くなりますので、なんらかの電気探査を行うのも、ひとつの方法
でしょう。
 また、熱水変質帯は、かつての熱水活動により放射能がたまってお
り、その上の地層に割れ目などが多いと、放射能が上昇して、地表で
捉えることができる場合があります。私(たち)は、そのように考え
て、調査をやっています。ただし、その場所や成果を公開することは
勘弁してください。
 もちろん、放射能探査や電気探査の結果だけで、ボーリングの位置
やスペックを決める訳ではありません。他の調査や考察を行います。

 ガンマ線探査については、最近では、ビスマス、タリウム-208
カリウム-40の3核種の放出する1次ガンマ線の強度を測定して相互
の比を指標とすることで、ノイズを補正する手法(3核種法)を用い
ています。

 温泉探査も、ラドン壊変による放射能が岩盤中の開口性の割れ目を
通る性質を利用するのですが、もちろん、放射能探査だけで、温泉ボ
ーリングの場所やスペックを決めるのではありません。

 なお、こんどは、私のほうから教えてください。X線回折のコンパ
クトな装置というのは、勉強不足で知りません。そのようなものがあ
れば、たいへん便利ですね。どのようなものか、入手方法等も含めて
教えていただきたく、よろしくおねがいいたします。

南アルプス金鉱探査センター
                        石川潤一 拝

http://www.kt.rim.or.jp/~sodom/akaisi.htm


[34] ガンマー線スペクトロメーターの件 投稿者:匿名希望 投稿日:2001/04/08(Sun) 13:32

表記の件ですが、目的は何でしょうか。
ガンマ線の計測が目的でしょうか。それとも元素分析或いは
物質の構造解析が目的でしょうか。
岩石鉱物中の元素分析の可搬式の装置としてRIを使用した
装置は外国製が昔からありますが、最近国産で蛍光X線を使用
した装置が出まわり出しています。
また、X線回折法によるコンパクトな装置も有り(こちらは、
構造解析目的です)、南極観測船等にも搭載されて南極の石
の解析目的に以前より使用されています。


[33] Re:γ線スペクトロメ-タ 投稿者:木嶋 投稿日:2001/03/08(Thu) 05:01

なるほど。やはりこういう機械は海外なんですね。余談ですが仕事ではフル-ク社の
99Bという液晶オシロを使っているのですが、それとソックリな外観のスペクトロ
メ-タを数年前、TVニュ-スで日本の何処かの大学教授さんが使っているのを見た
のを思い出し、最初は国内製だとキメて検索したのですが全く掛かりませんでした.
10KeV
台からと意外と感度も高いようですね。


[32] Re:γ線スペクトロメ-タについて 投稿者:木嶋 投稿日:2001/03/08(Thu) 04:32

なるほど。ありがとうございます。早速、
見に行ってみます..


[コメント] re:γ線スペクトロメ-タ-について 日付:2001/03/07(Wed) 19:33

木嶋様
私は、Exploranium G.S.Ltd.GR-320を使っています。
同社のWebsiteは、
http://www.exploranium.com/
です。
数年前に買ったもので、いまはもっと新しい製品が
あるかもしれません。
もっとも、私はこの製品を、
国際電子工業
http://homepage2.nifty.com/kokusaidenshi/index.html
という会社を通して買いました。
なお、アロカ(株)
http://www.aloka.com/index_j.html
も、類似の製品をだしていたと記憶しています。
                       石川潤一拝


[30] γ線スペクトロメ-タ-について 投稿者:木嶋 投稿日:2001/03/06(Tue) 20:06

ちょっとHP本筋から外れるかもしれませんが、γ線スペクトロメ-タ-に
ついて今調べています。一体型で手持ち携帯できるような物は現在、どこかで
製造されているのでしょうか? ササッとWeb検索した範囲では重厚長大な物
とかGe素子だけとか加速器関係しか出てこなかったもので..


[コメント] Re:有望鉱床について  その2 日付:2001/02/06(Tue) 20:05

生業にかまけて、正式な返答がとんでもないくらいに遅くなりました。
菱刈金山と勇払ガス田以外では、新期開発の大規模な鉱床は
思いつきません。
小規模なものについて、具体的に書くと当事者に迷惑がかかるので、
話半分に書きます、某所では、洪積層中の堆積性金鉱床(つまり、
昔の砂金)を採掘する計画があります。
天然ガスについては、自家用に使用しているところが、いくつか
あります。
もちろん、陶土とか石灰岩とか砕石資源等は、あちこちにあります。
                         石川潤一拝


[コメント] Re:有望鉱床について 日付:2000/12/23(Sat) 15:30

いま現場にいて、手元に資料がないのですが、
近年発見されて、現在も生産を続けている鉱床は、
思いつくところで言えば、
菱刈鉱山(金、鹿児島県)と勇払ガス田(天然ガス、北海道)
です。
近日中に、また。
                    石川潤一 拝


[27] 有望鉱床について 投稿者:まさ 投稿日:2000/12/18(Mon) 23:05

私は、日本鉱業に関心のある学生です。ただし専門的知識はそれほどありません。
近年になって発された日本国内での石油や天然ガス鉱床、金属鉱脈、金属以外の鉱物の鉱脈(石灰石やドロマイトなど)がありましたら教えて下さい。 


[コメント] re 金属探査の職につくには(その2 日付:2000/10/29(Sun) 21:19

びんた切れの水晶様
アドバイス、ありがとうございます。
以前にメールでも書きましたが、生き方というのは、その時その時の
契機によって左右されるものだと痛感します。

洋志様
私も基本的には、日本で金属探査の職につくのは、おすすめできません。
私自身が、資源探査を業としていますが、いまは金属探査ばかりやっているわけではありません。
ほかの職業につきながら、生き甲斐として鉱脈探しなりをやるのでどうでしょうか。
ただし、それでもどうしても、というのなら、まず、
1.鉱山会社 2.資源探査系コンサルタント会社
に就職する方法があります。具体的には、私信で書いたとおりなので
省略しますが、会社組織ですので、必ずしも自分の思った仕事ができる
わけでもないし、全く違う部門につく可能性もおおいにあることを肝に
銘じてください。
あと、
3.海外青年協力隊
に応募するしてみてはどうでしょう。
http://www.jica.go.jp/jocv/menu-jocv.html
をみてください。また、
http://www.jica.go.jp/jocvrec/jocvrec2000b/jocvrec2000bcat/jocvrec2000bcat-h616.html
をみると、今年の秋はブータンの地質図作成等の従事者を募集しています。
毎回、この種の募集はあり、例年はむしろもっと多いようです。
海外青年協力隊がどのくらい自分のためになり、どのくらい相手の国に
貢献しているのか、私には論ずる資格がありません。
それでも、最低限語学の勉強にはなるでしょう。
そのあと、米国等の大学をでて、米国やカナダで職を探すとかフリーの
調査業につくというのはきわめて困難とはいえ、まったく成り立たない
ものではありません。
                          石川潤一 拝


[25] 私は、趣味で納得しております 投稿者:びんた切れの水晶 投稿日:2000/10/16(Mon) 13:32

 洋志さん、こんにちは。

 私も、幼少の頃から鉱物が好きでしたが、結局金属探鉱ではなく、地震を生業としています。探鉱というほどでもないですが、鉱山の記録など歴史的な資料を集め、なおかつ地質のデータを総合し、それを想像力で味付けして鉱物を探すのは、とても楽しいことです。小さなペグマタイトのガマでも、見つけたらそれはそれは嬉しいものです。未だに国内で、金鉱脈を見つけたり、リチウムペグマタイトを見つける夢を捨ててはおりません。

 こういう生き方も、けして悪くないと思うのですがいかがでしょう。


[コメント] re 金属探査の職につくには(その1) 日付:2000/10/15(Sun) 10:50

洋志様
後日、この掲示板でも(一般論的に)書くつもりですが、
ちょっとこの掲示板では書きづらいことも
ありますので、私のメールアドレス
sodom@kt.rim.or.jp
あてに、メールをください。返事を送ります。

このサイトの閲覧者で、アドバイス等がありましたら、
書き込んでください。


[23] 金属探査の職につくには 投稿者:洋志 投稿日:2000/10/09(Mon) 19:15

はじめまして。
地球科学関係の学生です。
金属探査の職につきたいと思うことがあるのですが、
どうしたらよいでしょうか。
このフォーラムのテーマと少し違うし、鉱山もほとんどない
いまの情勢ではむずかしい質問ですが、教えてください。


[コメント] re:物理探査について 日付:2000/06/27(Tue) 21:33

う~ん。この質問には困りました。
各地の探査について考えていて、具体的にはいろいろ
あるのですが、企業秘密にしたいことだらけです。

私の個人フィールドではないのですが、第四紀の火山
岩が覆っている場所の探査について、物理探査を含む
その探査工程を作ったこともあります。
が、まだボーリング実施まで至っていません。

弾性波探査は(屈折法、反射法とも)、金鉱脈の探査
には、まず使われませんね。鉱脈が断層になっていて
地層のズレがよくわかるような、特殊な場所なら反射
法で捉えることができるかもしれませんが、お金がか
かるし、車が行けない場所では無理だし・・・。

具体的なことを述べることができず、回答にならない
のですが、この20年くらい、物理探査に新しい手法
は、あまりない気がします。
それよりもいろいろな調査を一度にやるのではなく、
ひとつひとつの結果をみながら、よく考えて次の調査
をやっていくことが重要だと思います。
でなければ、個々の調査結果を重ね合わせたり、並べ
たりするだけで、「地下はほんとうはどうなってんの
よ?」ということになりかねません。
金鉱脈は逃げていくものではありませんし、気長にい
きましょう!


[21] 物理探査について 投稿者:M.K. 投稿日:2000/06/17(Sat) 22:38

先日は雑然とした内容にもかかわらず、
ご返事、ありがとうございました。

石川さんの「探査日記」を読むと、
金探査に弾性波探査を用いようかと
思ったが、(専門の方から?)否定的
に言われた、と書かれています。

場所によって異なると思いますが、
石川さんは、金探査にはどのような
物理探査を、どのようにやればよい、
とかんがえているのでしょうか。
「物探なんか、なんの役にも立たない。
気休めだ。」
というような、乱暴な意見も、たまに
聞くことがありますが。


[20] ありがとうございました 投稿者:T.K. 投稿日:2000/05/30(Tue) 10:16

お教えいただき、ありがとうございました。

「人を信じることは大切だ」と思いながら、
「お人好しではいけない」と考える。
現地ではいつも、そんな矛盾を、感じます。
もちろんビジネスなので、日本か第三国の
専門家に協力をおねがいするつもりです。

取り急ぎ、お礼申し上げます。


[コメント] 追記 日付:2000/05/28(Sun) 11:47

「たとえば金を王水で溶かしたような液など」と、
あいまいな書き方をしましたが、
私とは対局にある、悪い山師は、塩化金酸(HAuCl44H2O)
を、よく使うようです。
細かい金粉を、直接ふりかけたり、水ガラスなどに混ぜて
しみ込ませたり、いろいろ悪い方法はあります。


[コメント] 考えてみましたが 日付:2000/05/27(Sat) 23:17

いろいろ考えてみました。
現地で、機械をあてて電磁波かなにかで金品位がわかれば、
よいのですが、現存の技術では、なかなか難しいようですね。
埋蔵金探知機でひっかかるような、極端な高品位のものが
対象ではないでしょう。

あえて、現地で金の含有量を調べるとしたら、やっぱり
以下のようになるのでしょうかねえ。実際には私は、こんな
面倒なことはしませんが、敢えてやるとしたらです。

1.試料(鉱石等)をハンマーで細かく砕く。
  金が微量と考えられる場合は、かなりの量の試料が必要
  になる。
2.鉄などの鉢で粉にして、さらに乳鉢で細かい粉にする。
3.できた粉の重量を量る。
4.磁石で磁性鉱物を除去する。
5.粉を水に混ぜてかくはんする。
  なかなか沈殿しないものは調べて、金がなさそうなら除去する。
6.またかくはんして、濁った水を「ねこ流し」する。
  つまり、木綿などを細長い布を敷いた、緩やかな傾斜の
  ドブみたいなところを流す。数回繰り返す。
7.布に付着したものを丁寧に洗い落とす。
8.乾かして、上皿天秤などで重さを量る。
9.付着物をルーペなどで見て、金の割合を目分量ではかる。
  金と他の鉱物の比重も考慮し、金量を推定する。

この方法には問題があります。金にかなりの銀が混じった合金
(固溶体)になっている場合です。色(黄色っぽさ)で推定する
ことができますが、宝石屋でなければなかなか難しい..
金の比率が異なるいろんな指輪をもっていると、対比できるかも。

要するに、いろいろ問題があるので、鉛とか水銀とか、はたまた
シアンとか、物騒なものが想起される訳です。
鉛で灰吹きすることで、銀を抽出することはできますが、残った
金にはまだ4割近くの銀が含まれている可能性はあるようです。
銀を除去するには、金をすり石などで粉にして、塩と混ぜます。
それを、素焼きの器に入れて、火で加熱し、銀を塩化銀として
浮かせます。それを水やお湯で徹底的に洗えばかなり純金に近く
なります

上記の方法は金の回収率の問題がありますし、初めから金があまり
なさそうな試料は、オミットするしかありません。
金がなさそうな鉱石とは、石英(水晶)や硫化物の結晶が大きな
鉱石です。石英の結晶が肉眼ではわからず、瀬戸物みたいに白濁
した石英脈とか、硫化物の結晶が極めて細かいものに、金が多く
含まれている可能性があります。縞模様などがあると、なおよい
です。

現場で金品位を調べるのは、面倒なのであまりお勧めできません。
国内の分析屋に出せば数日で結果がでます。海外に出しても2ヶ月
もみれば充分です。
むしろ、自分が現地でよく見て、慎重にとったサンプルでも、
見ていない時に、たとえば金を王水で溶かしたような液などを
注射されたりすることがあるようです。ジュラルミンのケースに
入れれば、まず大丈夫だと思いますが。
「びんた切れの水晶」さんがおっしゃるように、そういう心配の
ほうが大きいかもしれません 。


[17] 昔の本を読むと 投稿者:びんた切れの水晶 投稿日:2000/05/22(Mon) 10:12

 昔の本を読むと、鉱石を細かく砕いて椀掛けというのが一番簡単なようです。

 話題の水銀などを使えば、抽出率が上がり精度を上げることができると思います。鉛を使っ
て灰吹き法だと、けっこう道具が必要になるみたいですね。

 いずれにしろ、鉱石のすり替えとか、味付けとか、日本でも昔はあったみたいですね。砂金
の鉱山を買い主に見せるとき、口に含んだナゲットを揺り板に落とすなんて記述を見たことが
あります。海外で探鉱となるとそうした心配の方が重要だったりして。インドネシアでの一件
もあるし。


[コメント] 分析について 日付:2000/05/22(Mon) 02:01

> 現場で金を分析する方法はないでしょうか?
>
教えていただきたく、おねがいします。

私も、現場で石英脈などがあった場合、すぐに、
その金品位がわかる機器などがあればいいなあ、と
思っています。
しかし、そのような手法や機器を、私も知りません。
いつも分析屋に出しています。
このサイトの閲覧者で、現場で金を分析する方法や機器を
ご存じの人がおられましたら教えてください。

敢えて言えば、現地で銀(Ag)を分析する機器はあります。
海外製です。水質や土壌を分析する機器で、銀(Ag)以外
にも、比較的多くの元素を分析することができます。
サンプルを乳鉢などで、粉になるまですりつぶせば、
土壌と同じように分析できるはずです。
ある地域で、鉱床の、おおよその金銀比がわかっていれば
銀を分析値を得れば、おおまかな金の品位を推定すること
はできます。例えば、だいたい金:銀1:10で、銀が
300g/t(ppm)だとすれば、金は30g/t程度ではなかろ
うか。ということになります。
(南アルプスでは銀は少なく、銀が金よりもむしろ少ない
 箇所が多いです。)

じつは、私はその機器を買おうか、と思っていますが、
まだ使ったことがありません。従って、責任をもって
お勧めすることができません。このサイト上に記すのは
気が進みません。私宛にメールを頂ければ、その機器の
日本の総代理店をお教えいたします。
現場で持ち歩くことが可能な大きさですが、スペックや
オプションによって数十万円~100万円前後するようで
す。

一般論として、分析法が異なれば、値がかなりことなる
場合があります。ほんとうはそういうのは問題なのですが
金ではありませんが別の元素の分析値をみて、困ったこと
があります。
私が上述の機器を買っても、少なくとも20試料以上の
サンプルを粉にしたあと、ふたつに分けて、ひとつは
分析屋に、一つは自分で機器で分析し、クロスチェック
してからでなければ、本格的には使えないでしょう。


[15] 無題 投稿者:T.K. 投稿日:2000/05/20(Sat) 19:07

専門外の者ですが、商社に勤務しており、海外
の鉱山開発に関わっています。

現場で金を分析する方法はないでしょうか?
教えていただきたく、おねがいします。


[コメント] 水銀はやめましょう 日付:2000/05/17(Wed) 22:23

確かに、アマゾンやフィリピンの事情をみると、
水銀はまずいですね。
もっとも日本でも、昔はやっていた訳ですが。

http://www.tomashworth.com/
の、
HOW TO USE MERCURY TO RECOVER GOLD
という文章を読んでいて、嫌になりました。
個人では、まず神ワザに近いし、
仮に自分の健康に支障がなかったとしても
水銀のいくらかはガス化して漏洩するでしょうから。

実際には、自然の噴気などに水銀が微量含まれて
いる場合は多いです。
鎌田ほか編 地熱流体の化学 p.34(東京大学出版会,
1985
)では、一般に地熱地帯の大気中の水銀濃度は
0.045μg/m3
7.3μg/m3とのことです。
量的な問題なのでしょうが、
環境関係の基準値のサイト
http://www.dojindo.co.jp/glocal/stndrd.value/sa.html
をみても、個人で、周辺の大気や水質等に有害な汚染
を及ぼさないようにモニターしながら「水銀ながし」をする
というのは、ほとんど不可能と思われます。


[13] 水銀の使用は止めるべき 投稿者:びんた切れの水晶 投稿日:2000/05/17(Wed) 13:52

 水銀の使用は、止めるべきだと思います。アマゾンあたりでは、砂金採取の水銀が問題にな
っているとか。私のようにアマチュアでは、おっしゃるように砂鉄ごと自宅に持ってかえり、
磁石で分離したほうが楽です。ジルコンとウラノトーライトを含む砂の場合も、この方法を使
いました。砂白金の場合は、プラチナを含むと磁石につく注意が必要です。
 なお、私は試したことがないのですが、ネオジム磁石のような強力なものを使うと、輝石な
どの鉄を含み弱い磁性(常磁性)を持つ鉱物も分離できるそうです。

 私も、砂金の多くは、山金が流れてきたものだと思っています。ただ、粒の大きい砂金の出
る老脈からのものは、もとの脈の規模が小さい場合が多く、もとの鉱脈はたいしたことがない
場合が多いようですね。枝幸の砂金地もそうですし(ここは、山師が砂金の元になった鉱脈の
話で金持ちを身ぐるみ剥いだことがあったとか)、歴舟川もそうです。
 ただ、ペイチャンは昔から結晶した砂金が出るので有名で、私も一つだけ小さい針状のもの
を見つけました。もともと、ガマに自形の金が付いていた可能性もありますが、成長した可能
性もあると思います。

 砂金船は、どうなんでしょうね。川底の砂をドレッジして砂金を採取していたようです。こ
の方法だと、上っ面の砂しか採れず、あまり効率的ではないと思うのですが。砂金採取は、砂
選びですからね。


[コメント] 訂正 日付:2000/05/17(Wed) 06:20

「水銀なんか使わない」ではなく、
水銀は、使うなら、きわめて慎重に扱え、というような
ことが書かれています。

http://www.tomashworth.com/


[コメント] 追伸 日付:2000/05/17(Wed) 06:10

以下の、英語のWebsiteを読むと、
砂鉄の多い黒っぽい砂をバキュームし、
磁石で砂鉄をどけて、選鉱する。水銀なんか使わない。
というようなことが書かれています。
砂金採りは、米国のほうがさかんなようですね。

http://www.tomashworth.com/


[コメント] 砂金についての補足 日付:2000/05/17(Wed) 05:35

びんた切れの水晶様

砂金とりにシュロマットがよい、ということは、初めて知りました。
私の師匠のひとりは、「砂金は化学的な沈殿でできることもある。」
と言っています。しかし、私は今まで、砂金というのは、鉱脈など
の山金が浸食・運搬されて堆積したものだと思ってきました。
昔の人も同じように思って、「砂金がとれるのなら上流に金脈があ
るだろう。」ということで見つかった鉱脈は、実際に院内鉱山とか、
たくさんあります。
いまでも、基本的には、まずそう考えてよいのでしょう。
昨年の別の掲示板での大樹町云々の議論も、そういう前提でやって
いました。
地化学探査で、沢砂を使うことがあるのです。枝幸方面でも近年、
私ではありませんが、別の方が地化学探査を行い、沢砂はどのよう
にとるのがよい、ということを発表されていました。

川の形状などで、金粒が多くたまる場所とそうでない場所ができま
すね。いろんな本にも書いてありますが。
いまでも、各通産局が出している鉱区一覧を読むと、砂金の鉱区が
所々にあります。昔は、といっても近代ですが、「採金船」という
のもあったそうです。「画期的発明」とかなんとか、古い資料に
書かれています。どんなしくみだったのでしょうね。
                         石川 拝


[コメント] Re:粉末X線回折試験チャートの鉱物鑑定ソフト 日付:2000/05/15(Mon) 21:28

M.K.
 ご無沙汰しておりました。
ご無沙汰のわりには、辛辣なことを書きますねえ。
以前みたいに貴方をからかう気力も、萎えてしまいます。

>
三鉱学会の最新の名簿をみても見あたらないので、
>
どうされたのかと思っていました。

 資源地質学会をやめてしまったのです。深い意味もなく、
身辺で所属している者が多く、他の学会の雑誌が読める
ようにしたほうがいいな、などと思ったからです。
しかし、結局、学会に行かなければならなくなって、
会員ならタダのところを、お金をはらって入場しなければ
ならなかったりで、また再入会しようかと思うこともあり
ます。
 本音を言えば、「学会」とかアカデミズムとかが、どうも
苦手なのです。「サザエさん学会」というのがあるらしく、
そういうのを面白いと思う人も多いのかもしれませんが、
私は、「学会」調のネーミングにはどうもついていけません。
また、たとえば、自然災害の直後などに、アカデミズムの
中心域にいる人が、マスコミにコメントを求められて、充分
なデータも揃わないのに、無理して述べているな、と感じる
ことが時々あります。理工系のアカデミズムの中心域の人た
ちは、案外、個々の専門域が狭いですからね。もっとも私も
そうしたコメントをつい信じてしまい、後になって「なんだ、
違うじゃないか」と思ったりもしますし、ひとのことは言え
ません。錯誤や失敗を恐れていては、何もできませんしね。

 しかし「やま師」とひらがなで書くのは、悪い意味にとら
れそうなので、「山師」か「鉱山師」にしてください^_^.
 私は、1980年代から個人探鉱をやっています。当初は
貴方が言うように、「こそこそ」やっていました。
いまは、こそこそやる必要がなくなってきたように感じてい
ます。

 NiftyFSCI#169の、岩石粉末X線回折チャートの鉱物鑑定
支援ソフトは、貴方のいうとおりに問題がいっぱいあり、
いま手直ししているところです。
鋭錐石(Anatase)のピークが間違っている、という、ひどい
バグもあります。が、もっと重要な問題がたくさんあります。
たとえば、金属鉱床探査では、カオリナイトとディッカイト
の区別が重要な訳ですが、私のソフトでは「カオリン鉱物」
としか出力されません。ピークが低い場合には仕方がないの
ですが、できるだけ判別できるようにしたいと思います。
Windows
版を作る余裕がないので、DOS/V版にさせてください。
もちろん、Windows上でも動作します。980X版はやめたいと思
います(NECさん、ごめんなさい)。
 資格の件は、お察しの通りです。応用理学部門で、試験時の
選択科目は地質でしたが、「専門とする事項」は金属鉱床で
なかったので、「探鉱技術フォーラム」のチェアマンの看板
にならないのではないか、と思ったり、その他の事情もあり
あまり表にださないでいます。いずれにせよ、書くことには
責任を負いますし、わからないことは、はっきり、わかりま
せん、と述べます。
 とりあえず、ここいらで。
 また、書き込みしてください。お待ちしています。
                       石川 拝


[8] 砂金へのお返事ありがとうございます 投稿者:びんた切れの水晶 投稿日:2000/05/15(Mon) 10:49

 砂利採取と砂金の関係ですが、パンケナイの下流には、砂利を採取しているところが当時あ
りました。砂金をとる気になれば、相当採れるはずです。今は、どうなったか。私なら、砂を
流すところを工夫し、重鉱物が底に沈むようにします。そして、年に数度砂鉄を集めそこから
砂金を採取すると思います。

 ワラの話ですが、伝統的な日本の砂金採取方法に、ネコ流しというのがあり、ワラネコ(ワ
ラのゴザ)を使ったそうです。私は、砂金掘りの師匠から、シュロマットが良いと勧められ一
つ持っていますが、一度も使ったことがありません(^_^;)。西部劇に出てくる、桟だけ樋流
しは、大粒しか引っかからないそうです。樋に柴をいれたものを使うこともあるとか。
 あと、一度クレドールの本物を見てみたいと思っています。

 南アルプス周辺の砂防ダムには、相当砂金が沈んでいるでしょう。これから、砂防ダムは流
行らなくなり(海岸の浸食を防ぐためとか)、壊されるようになるかもしれません。そうなっ
たら、でかいチャンスがあるのではと思っています。
 それから、日本は雨が多く、また南アルプス南部は、大規模な地滑りとか起きやすいので、
砂金の供給は、結構あるのかもと思っています。地滑りで溜まった土砂が大雨で流されたりし
たところも、じっくり狙ってみたいという気がしています。その、時間はとれないですが。静
岡にでも、転勤になったらいいのだけど


[7] 粉末X線回折試験チャートの鉱物鑑定ソフト 投稿者:川崎・生田のM.K. 投稿日:2000/05/15(Mon) 00:45

石川さん。おひさです。
某地では、たいへんお世話になりました。
三鉱学会の最新の名簿をみても見あたらないので、
どうされたのかと思っていました。

相変わらず、「やま師」をされているようですね。
しかし、公的機関でやることならともかく、私的な探鉱活動は、
ふつう秘密をいっぱい抱え込んで、こそこそやることだと思っ
ていたのですが。どうしてこんなにオープンでやっているのか、
気になるところです。

話は変わりますが、石川さんが何年か前につくった、粉末X線
回折試験チャートの鉱物鑑定ソフト、いまでもたまに使って
いるのですが、バージョンアップしないのですか。
無料のフリーウェアなので、もんくも言いにくいのですが、
とうてい完全な鑑定ができるものでもないし、石川さんも
HPで書いているように、やはり「せいぜい初心者用」です。
それに、データを打ち込むのが大変です。
それでも、時々、わからないピークがわかることがあるので、
ないよりあるほうがましなソフトだとは思っています。

それはともかく、技術士会のHPをみて石川さんの名前をみつけ
ましたよ! 同姓同名の別の人じゃないですよね。


[コメント] Re.北見枝幸の砂金 日付:2000/05/11(Thu) 21:11

びんた切れの水晶様

ご無沙汰です。(というほどでもないか。)
転勤されたそうですが落ち着きましたでしょうか。
貴ホームページの鉱物写真も、充実してきましたね。

私はいままで、写真に撮れるほどの、自然金、エレクトラムや、
銀鉱物を見つけたことが、あまりないのです。
敢えて言えば、鉱石の晶洞のなかに糸くずのような自然銀を
みつけることがありますが、これは二次鉱物ですね。

私も、砂金には関心を持っています。
山師や探査屋である以上、一生にひとつでよいから、まともな
鉱山を開山したい、と粋がっているものの、時々、つい弱気に
なってしまい、「砂金でもいいか」という思いにかられること
があります。
実際、砂金はあるのですから、日本がもっと貧しくなれば、砂
金を採る人が増えると思います。そうなることを希望する訳で
はありませんが。

風聞では、ある川で川砂利をとる時、混ざっている砂や泥水を
ワラを組んだところを通して捨て、そのワラを乾かして燃やし
たら、砂金がたくさん採れたという話を聞いたことがあります。
小さな砂金は、わりとペラペラしていて、ワラに刺さるように
付着するのだそうです。それでも、回収率はかなり低いのでしょ
うが、川砂利の絶対量が多ければ、それなりに金がとれるのか
もしれません。

私のフィールドの南アルプスは、ご存じのように日本でもっと
も隆起が著しく、浸食も激しいので、砂防ダムみたいな装置を
つくり、自動的に砂金を回収できないか、などと考えたりしま
す。実際には、河川法とか、法規的な問題や、環境・地域の問
題もあるのです。が、それ以前に、浸食物の大半は洪水の時に
いっきに流れてくる場合が多いでしょうから、技術的な困難を
先に考えるべきでしょうね。


[5] 北見枝幸の砂金 投稿者:びんた切れの水晶 投稿日:2000/05/11(Thu) 10:01

 砂金の話が大好きの、びんた切れの水晶です。

 北見枝幸の砂金の話で登場する、ウソタンナイ、ペイチャン、パンケナイの三つの川で
砂金採取を試みたことがあります。当時、椀掛けが未熟な私でも、いくばくかの砂金が採
れました。ペイチャンでは、小さいですが針状のものもとれました。
 当時、現在のウソタン砂金公園のあたりは、何もありませんでした。

 その後、狙いをつけていたいくつかの川があったのですが、転勤となってしまい、十数
年放置したままになっています。

 なお、下記のホームページに、歴舟川の砂金を載せてあります。

member.nifty.ne.jp/bintagirenosuisyo/


[コメント] 無題 日付:2000/05/10(Wed) 22:13

あっちゃん、こんばんわ。
最初の書き込み、ありがとうございます。
まだ、投資の段階じゃありません。
やっと、中古のジムニーが手に入りそうです。
今の2サイクルのより、ずっとましです。
こんどは、サンプルをたくさん採って、
カナダのChemexでどんどん分析してもらおうかと
思っています。

なかなか北海道は行けませんね。枝幸方面は
砂金も多いし、いろんなひとの手垢がついている
と思うけれど。
ではまた。


[3] とりあえず一言 投稿者:kitanokuni no Atushi 投稿日:2000/05/10(Wed) 18:15

 いましがた、サーとホームページ読ませてもらいました。
 今後とも頑張ってください。投資の機会が到来しましたら、札束を送ります。
 東京出張の際には、声をかけてみます。
                     以 上


[コメント] 追伸 日付:2000/05/07(Sun) 02:51

石川潤一です。
投稿には原則としてご返事をかくつもりです。
しかし、夏場は山籠もりや出張のために、
かなりおくれることもあるかもしれません。
ご海容下さい。

http://www.kt.rim.or.jp/~sodom/akaisi.htm


[1] よろしくおねがいいたします 投稿者:石川潤一 投稿日:2000/05/07(Sun) 02:43

今回、探鉱技術フォーラムのチェアマンを担当す
ることになりました、石川潤一です。
よろしくお願いいたします。

いままで独自に、
南アルプス金鉱探査センター
http://www.kt.rim.or.jp/~sodom/akaisi.htm
というホームページを主宰し、個人で探鉱する一
方で、日本の金属鉱山の鉱山ニュース(掲示板)
にも書き込みをさせていただいてきました。

現在、金価格は1グラム1000円前後。
他の金属の建値なども、概して低迷しています。
企業等による日本国内の探鉱活動は、深刻な縮小
状況にあります。

しかしながら、今日まで私たちがどれだけ国内を
「探査しつくした」でしょうか?
また、どれだけ考えつくして探鉱活動を実施して
きたでしょうか?
私は大いに疑問を感じており、その疑問は、自分
に対する反省とともに膨らむばかりです。

日本の鉱業界は、どうしても「組織あっての個人」
になりがちでした。しかし、世界全体をみると、
開かれた、おおらかな感性を導入した国で探鉱の
成果があがっているようにみえます。
このフォーラムは、先人の所業や成果に敬意をは
らう一方で、ゴマスリやヨイショを行うのでなく、
先見性にとらわれず、自分の目でみて、自分の手
で行い、自分の頭で考えたことを基に、議論や情
報交換をやっていく場にしたいと思います。

以上、不十分ですが、挨拶とさせてください。


 →南アルプス金鉱探査センターのホームページへ 

 鉱床探査情報掲示板 


 

*iphone アプリ 開発
*太陽光発電