(1996/08/13 at ウランバートル)
空港で待っていたのは、とてもボロっちい黄色のバスだった。
あちこち塗装ははげ、ガラスはヒビが入り、サスペンションは
つぶれたスポンジのようにへたっている。ロシア製だろうか(不明)。
このバスで市内を走り回ることになる。
道にはときおりギャップがあり、そこを気にせず走り抜けるので、
後ろの席ではジェットコースターのようにお尻が跳ね回るスリルが
味わえる。
空港から走り出すと、やっぱり草原。牛の群れが草を喰んでいる。 バスは走り、ウランバートル市内へと向かう。 草原の中を真っすぐに伸びる道。 ときおりパンクした車が道端に止まっていて、そこでのんびり 修理されている。
T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp