(1996/8/15 撮影 at チョエル→フルンドッホ)
チョエル駅に着いたのは午後の5時くらい。乾いた赤土の舞う街。
そこで荷物を積み替え、すぐにバスで道なき草原を南西に2時間ほど
移動し、化石発掘のキャンプ地フルンドッホへ向かいます。
走っていても風景が変わりません。わずかに残る轍に沿ってボロバスが
走るのでガッタンゴットンと激しく揺れ、寝てもいられません。
西陽が強く射し、空気は乾いてジリジリと暑い。
1時間程走って休憩。バスを降りて写真など撮ってみますが、
広すぎて絵になりません。
地平にわずかに盛り上がって見えるのがチョエル山。
地面に生える草は長くても膝くらいまでしかない、ここは「草原ゴビ」。
地平線まで全部が手入れの悪いゴルフ場のようだ、といえば少しは感じが
伝わるだろうか。
T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp