(1996/8/15 撮影 at フルンドッホ)
恐竜発掘のキャンプ地フルンドッホ Huren Dukh に到着しました。
ようしやっと着いたぞー、このために来たぞー、と意気も上がる。
時刻は 19:40 くらい。夕刻なんだけど、緯度が高いのと、サマータイム制で
太陽の位置よりも早く時刻が進んでいるので、まだ辺りは明るい。
沈みゆく西陽を受けて東を見ると、広い草原に影が伸びてゆく。
日没は 20:30 だった。
このあと、キャンプのモンゴル人スタッフらとともに、焚火を囲んでの 歓迎パーティ。ラム肉とじゃがいものバーベキューを腹いっぱい食う。 お互いに通訳を介して自己紹介したり、歌を歌ったりゲームしたりする。 それは果てしなく繰り返され、12 時前にやっと終る。
空を見上げると、星星星。とんでもないクリアさで見える。
月はなく、深い黒を背景にして、北斗七星、カシオペアはもちろん、
さそり座も。木星はギンギラ輝き、天の川がはっきり分かる。
星が見えすぎて星座が良くわからないくらいだ。時々流れ星、人工衛星。
よーく見るとひらひら飛んでいるのはコウモリのようだ。
T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp