(1996/8/16 撮影 at フルンドッホ)
夜はゲルのベッドの上で、寝袋に入って眠るのだが、虫が多く、
顔の辺りでガサゴソ…カサコソ…と這い回るのが気になる。静けさの
度合もいつもと違うので眠りが浅い。
未明には雨と風が強く吹き、嵐のような音がしていた。
フルンドッホでの最初の朝は、6時くらいに目が覚めた。 ゲルの中は真っ暗だが、ドアを開けると外は薄明りの朝。 青白く並ぶゲルの上を、小雨を降りまきながら、雲が流れてゆく。 (半砂漠だけれども雨は降るのだ。)
T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp