(1996/8/16 撮影 at フルンドッホ)
パン・ハム・キャベツ・卵焼き、山羊乳(?)、の朝食をとって、
9 時すぎから午前中は、恐竜化石についての講義。
キャンプから 100m ほど坂を下った発掘現場にテーブルを出して、
化石実物を示しながらいろいろと教えてくれる。
テーブルに載っているのは、発掘してクリーニングを終えたばかりの、
タルボサウルスの顎、イグアノドンの顎、恐竜の卵、植物化石、歯、爪、
それから発掘に使う道具など。そのすばらしい化石を間近に見て、
触ることまでできるなんて、なんという贅沢。
この辺は白亜期の地層で、珍しい小型恐竜の化石がでるそうだ。
恐竜の生態や系統についてこちらからの質問も沢山出て、博士自ら
楽しげに答えている。
すぐ近くに、以前の調査で見つかった、発掘途中の化石があるので
それを歩いて見て回る。古代亀の甲羅、イグアノドンの全身骨格、
まだ何だか分からないものなど。
T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp