4Sクラブ

2009年2度目

4Sクラブの2度目の合宿に参加した。常連に加え、新たに横山が加わった。 飯田さんの73才になる兄さんと岡崎の佐藤さんの友人の2名の姉妹を含め、総勢17名の最大の参加者となった。「いけしょう」は貸切となる。(Hotel Serial No337)

第一日目(2009/2/4)

5:29鎌倉高校前駅を出発。新幹線では池田兄弟と一緒だった。9:00に長野駅で中沢や野村と一緒に村田の車にピックアップしてもらう。

佐々木が不参加のため6名分の貸しスキーの交渉をする。午前中は毛無山のやまびこゲレンデであそぶ。雪質が良く、晴天のため見晴らしもすばらしい。苗場山の左に越後三山が並んでいるはずだが、八海山の山頂ののこぎりのような岩が見えないのでどれがどれか分からない。帰ってカシバードで確認すると至仏山、燧ヶ岳、巻機山、中ノ岳、越後駒ケ岳と並んでスカイラインを作り、八海山は駒ケ岳の手前に低く険しい岩場を見せていることがわかった。(実はこれ同じく毛無山に登った永田氏の作図で判明した)浅草岳守門 岳はその左にあるのだが、遠くて高くは見えない。日本海は雲の下だ。今年の7月にwakwak山歩会の予定表に載っている平ヶ岳もカシバードで表示されているが、平らな山なので目視では確認できない。

「ブナ」で昼食。ビールをしおこたま飲んだ。昼食後スカイラインに挑戦するも雪が少なく、コース両側に雪の土手がない。コースを外れれば、谷に落ちるという恐怖のため とアルコールの影響のためか転倒。急斜面のため、止まらない。佐藤さんの友人の2名の姉妹はうまく下ってゆく。用心してスピードを落として下る。途中、大久保と池田が追い越してゆく。そのうちに後ろからボードに乗った若者に追突されて、しこたま後頭部を硬い雪面にぶつける。ヘルメットをしているので、何事もないが、結構大きな音がしたため追突した若い男は心配してくれる。

長坂ゴンドラで登る。そこでみなとコーヒーで休憩し、一緒に日陰に下って3:30で終了とする。

宮沢撮影

飯田の兄さん差し入れの仙台の銘酒「浦霞」をいただく。浦霞の醸造元「佐浦」はあの悪名高い守屋防衛省事務次官の悪妻の実家だそうだ。

夜はロッド・スチュアートの「セイリング」を歌う。なかなか上手く歌えないが来年はイーグルズのテイク・イット・イージーに挑戦しよう。みな、なかなか盛り上がって、皆12:00まで飲んでいたようだ。

第二日目(2009/2/5)

池田が打ち身のため今日は滑らないというので、レンタル・スキーとリフト券を帰して一緒に長野に帰る。道中、郵政省時代の航空機や人口衛星搭載の通信機の検査のため、日本と世界各地を旅行して回った楽しい思い出を聞く。接待がことのほか楽しかったようだ。

スキーを放棄して帰ったのは理由がある。2008年9月12日に赤倉の帰りに実家に置いたまま、ルート66ツーリングに参加し、その後4ヶ月ばかり実家に保管してあるバイクのエンジンをかけてバッテリー充電するためだ。万一エンジンがかからないときは、甥に押してもらってでもと、先を急いだのだ。幸い、エンジンはかかったので2時間ばかり充電する。

これで雪が溶けたら持って帰ることができる。

今年はロンドンが大雪で除雪車がないため、交通機関はマヒしたそうだが、日本では雪は極端に少ない。来月の4Sクラブに参加するのは考え物だ。来年に期待しよう。

白は初心者コース、黄色は中・上級コース

 

後日談-1

2月9日に帰宅したが朝から肩が凝る。昼に庭木の剪定をしたが夜、背中の心臓の後ろが痛くなる。心筋梗塞などを心配して朝5:00にはアスピリンと水を飲み、朝8:45に鈴木病院に出向く。問診では多分大丈夫だが、確認のためX線、心電図、血液検査をする。X線は前回の撮影と比較して大きさと形に差はなく、心電図も特に異常は見られない。血液検査はトロポニンTがマイナスだという。トロポニンTは心臓の横紋筋の薄いフィラメント上でトロポニンI,Cとともにトロポニン複合体を形成し、筋収縮の調節に関与している分子量39,000の蛋白であるという。これが見つからないと言うことは心臓は正常だということになる。一安心。湿布薬をもらって帰る。

 

後日談-2

73才になるT友人夫妻が2009年、ツェルマットにスキーにでかけ、奥様がボーダーに追突され脳震盪、スキーで滑って帰ってきたのだが、10時間ほどは記憶喪失 状態だったという。「ボーダーにぶつかられたの?」、「今どこにいるの?」、「どうしてここにいるの?」、「いつから来てるの?」、「明日帰るの?」、「なぜチョコレート買うの?」 など。答えるそばから繰り返し聞いたそうだ。タクシーでVISPまで(50分、1万5千円ほど)行ってCTスキャンをとり、溢血はないと、帰国できた。ヘルメットをしていても万全ではないということのようだ。

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February 8, 2009

Rev. March 10, 2009


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