| 星空の目印 | 春の空 |
北・春・ 夏秋・冬・ ▲天文一般ヘ■ホームヘ |
春の空は暗い星が多く、また春の霞(かすみ)であまり見えないので星を探すのは少し難しいです。 今度は北斗七星の柄杓(ひしゃく)の持つところを使います。北斗七星の持つところ(柄:え)を、そのカーブにそって伸(のば)ばしていくと明るい星に ぶつかります。これがうしかい座の一等星アルクトゥ〜ルスです。 これをもっと伸ばすとおとめ座のスピカにぶつかります。これを春の大曲線と言います。
これでアルクトゥ〜ルスとスピカが見つかりました。この2つの星を結んで、 春の大曲線の内側に三角が出来るような明るい星があります。これがしし座のデネボラです。 アルクトゥ〜ルスとスピカとデネボラでできる三角形を春の大三角と言います。
以上で見つけた春の大三角の一辺を延(の)ばすと、どこどこの星座にぶつかるという風に 星座を覚えていったり見つけたりします。